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眼石祝応のBLOG

差別化だけが敗因か!?

2018/08/14

こんにちは、昨日は今朝から痛風の病院に行って僕の大嫌いな採血をされて
チクっと痛い思い。思い返せば僕は、何かに刺されるのが大嫌い。
この世で一番嫌いな生き物は蚊!!蚊って漢字で書くのもいや、Kとします。

そんなK嫌いの僕が、病院で血を吸われてKと注射がオーバーラップするのも
当然至極!僕は年々Kが嫌いから、Kに怯えるレベルになってきたのです。

そんなKと格闘している僕ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

僕は僕で、最近blogの更新が出来ない程に忙しい毎日で、
それは今、皆さんに公約している眼鏡屋さんのポータルサイトを
作る話を現実化させているからです。

将来的には全国の眼鏡屋さんの8割を網羅するなんて理想ですが、
現状は数十社からのスタートになりそうです。

皆さんご興味ないかもしれませんが、今日本のメガネ屋さんの
店舗数は13.000店舗を割り込む程度と言われています。

そのうちの5.000店舗が大手量販店、

8.000店舗が中小零細企業だと言われています。

すると業界のシェアの話をすれば、

5.000店舗の大手が7~8割

8.000店舗の中小零細企業が2~3割のシェアだと言われています。

業界の市場規模はここ数年4.000億で推移していますから、

大手は5.000店舗で400×7(仮に7割とします。)=2.800億

中小零細企業が8.000店舗で残りの1.200億。

一店舗あたりの売り上げをそこから計算すれば、

2.800億÷5000店舗で年商が5.600万円

一方(この数値だすの嫌だな~。)

1.200億÷8.000店舗では各店当たりの年商が1.500万

月商に直すと100万強が中小零細企業の売り上げ高の平均値とも言えます。

赤裸々に僕らの業界の数値を出したのには訳があります。

それは僕たち中小零細企業の眼鏡屋さんは、この業界の中で負け組だという
純然たる事実ですし、それを知ってほしかったのです。
そして過去の歴史を振り返れば、この業界は、価格競争をせず、
左団扇(うちわ)で暮らせていた時代があったのも事実で、

その状態で多くの眼鏡店は自身の腕を磨くという当たり前を忘れてしまいました。
良質な眼鏡を、メガネの本質極めようとすれば、一生涯掛けても
登り切れない高い山がそこにあるように僕には見えます。

決してアルバイトの方がささっとやって完璧な品が出来上がる訳ではないという事です。

にもかかわらず現実は、ファーストフードのように、30分で仕上げる数千円の眼鏡が
この業界の主流になりました。僕ら中小零細はその量販や価格破壊の波にどうやって抗おうかと
必死に差別化の答えを探していましたし、僕も創業してからの13年間、
その差別化という奴の答えを探し、僕なりの答えとして
プリズム処方であり、両眼視機能検査、

そしてオリジナルブランドの開発と他所に出来ないサムシングを探して
試行錯誤を重ねてきました。逆説的な言い方をすれば、差別化すれば生き残れる、
差別化さえすれば、僕らはこの業界でまた主流に戻れると信じて取り組んできました。

ですが、そもそも冒頭のポータルサイトの話に戻りますが、
何故僕はポータルサイトを作ろうと仲間を募ったのでしょう?
それは、僕は差別化という対策では主流に戻れない、
そう感じてしまったからです。

若しくは戻せるとしても、それには途方もない時間が掛かるという事です。

何故か?それは僕らは差別化でニッチなニーズには対応出来ても
主流に戻る訳ではないと思うからです。

主流とは?今量販店で買ってらっしゃる方々です。
その方々に弊店や僕の仲間の中小零細企業を選んでもらおうとすれば、
それは最低でも僕のお店の存在とサービスをその方々に知って頂く
必要があります。日本での眼鏡の装用人口は引っ張ってくる統計データーの
時期やそもそも統計をとっているシンクタンクによっても差異がありますが、

おおよそ7.000~7.500万人とい言われています。
ですから7.000万人をこえる方々に向けて何かしらの仕掛けをして、
僕らの存在を知らせる必要があります。

僕らはそこで僕らにも手に届く、雑誌等に広告をうったり、
新聞の折り込み広告をうったりします。

売れている雑誌で10万部

新聞の折り込みは地域を限定してするので、
折り込む数も10万部いれればうった方でしょう。

これでは地域の方に存在を知られたとしても
決して全国区にはなりませんし、そもそも各地域にちらばっている
僕の仲間の眼鏡屋さんに対しては、上記の雑誌や弊社の新聞折り込み広告では、
波及効果はゼロパーセントでしょう。

つまり僕らは単独で日本の数千万人のマスマーケットの世界を
動かす力は持ちえないと言えるのです。

では僕らはその大きなうねりは作れないのでしょうか?

僕はそんなことはないと思います。
僕ら中小零細企業が集まれば数億円のコマーシャルキャンペーンだって
うてるのです。問題は海千山千の中小零細企業の社長さんたちを
どうやってまとめるか、そこが一番の問題だとは思いますが、
僕は今回起ち上げるポータルサイトを端緒として、

業界を上げて消費者にしっかり奉仕している
業態があるのだよと報せることで、反撃ののろしを上げてみたいと思います。

少なくとも僕らは血を吸い取り、痒みを残すKではなく、
痒い所に手が届く、そんな皆様の利便性や生活の質に
微力ながらもお役立て頂ける業界であり、
業態を目指したいと思います。

今日は檄文でございますが、是非、そんなとんでもないこと
考えている変態がこんなところにもいるんだよと
知って頂きたいなと願い、キーをタイプしてみました。

それではまたこのblogで会いましょう。

$RW3SYVS

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