レーシックに否定的な訳。
2018/09/30
で人の眼は変動期が二回あって、その間に安定期があるよ。
というお話をしました。
では今まさに第二次変動期の真っただ中だよ。という方はどうしたら良いのでしょう?
これの答えはありませんが、変動する事が前提だという知識を持つべきでしょう。
復習ですが、
近視の場合は(度数が)上がって→安定して→下がる。
遠視の場合は(度数が)下がって→安定して→上がる。
ね、これだけ覚えれば良いのですが、更に言えば、自分が近視だと分かっていらっしゃる方は、
近視のパターン、遠視のお方は遠視のパターンだけ知っていれば良いのです。
それに加えて老眼の始まるご年齢も覚えるともっと良いですが、
一応NIKONさんから頂いたデーターを元にすれば
多くの人は
40歳で老眼になり、
45歳で老眼を自覚し、
50歳で初めて老眼鏡を作る。
こんな購買行動の統計データーがあるそうです。
ややこしいので、老眼になり始める時から第二次変動期になるんだよ。
と覚えておけば良いのですが、
僕はレーシックという術式に否定的なのは、人は近視化する場合には
近視化することで環境に適応していると思っています。
それを
以前のblogで書いてありますので、ご興味ある方はご覧になって見てくださいね。
このblogで言っているように、近業作業が多い人が、近視化して
ピントの調節を助けている側面があるのです。それを害悪だと判断して
すぐに矯正してしまうから、更なる近視化を招いていると僕は思っています。
それなのに、レーシックはまた辛い状態に戻す=遠くが良く見える状態に
してしまうので、元々ピントの調節慣れしていな人に、過度なピントの調節を
強いる、この効果で、パニックを起こしている人もいるくらいです。
ですからどうしてもこれからレーシックしたい人は、遠くをばっちりなんて
せずに、近くが快適な度数に設定すれば良いのです。
例えば、
裸眼視力が0.01しか出ない人が
レーシック術後に0.8見えたらきっと感動する世界でしょう。
それで運転は快適ではないかもしれません。
そんな時は運転用に眼鏡で遠くにピントを合わせてあげればよいのです。
増してや第二次変動期に入れば近視を正視に手術で矯正すると
数年後には遠視になります。つまり自分は今後は近視が弱度化することを
見据えて遠用視力を設定すべきだと言えます。
更に言うと日常の暮らしの中に存在する揺らぎというものにも
本来は言及しないといけないのですが、それにまで説明しようとすると
どえらい長文になりそうなので、今回は割愛しますね。
それではまたこのblogでお会いしましょう。
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