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眼石祝応のBLOG

眼鏡レンズで斜視を矯正する近未来の地球。

2018/12/16

今日いらしたお客様は、40代中盤、事務系のお仕事をされている方でした。

ご本人の言葉を借りれば産まれた時から斜視と自覚があったそうです。

 

早速眼を見させて頂くと

 

30△(プリズム)という斜視としてはそれ程大きなずれではない

状態でしたが、確かに右目は外に開いている様に状態化していました。

 

ですがこちらのお客様を仮にA様としますが、A様は

 

右目は中度の近視、

 

左目は中度の遠視。

 

とこの様に左右の眼に持っている屈折異常の量がまるで逆、

マイナスの右目とプラス度数の左目と極端に分かれていました。

これではこの状態を放置すれば両目を使えなくなってしまうのは、

眼鏡屋ならだれでも思うところだと僕は感じます。

 

ですが、残念ながらその事実を指摘したり、指摘するだけでなく、

眼鏡を掛けなくてはいけないモチベーションをA様に与えられる

眼鏡士や眼科医が今までいらっしゃらなかったことが

A様にとっては不幸だったのだと思います。

 

僕はですから今日は検査の最初から、

 

「人の眼は習慣が作ります。今までは悪い習慣で片目ばかり

使うような状態を放置してきて、そのつけが今の斜視になっています。

ですから、これからは良い習慣を続けなくてはいけないですし、

その為には、眼鏡を掛けて両目を連動して使うという習慣を

眼に課していきまししょう。その行く末が快適な眼鏡ライフになりますし、

健康的な暮らしにも繋がるでしょう。」

 

とA様の尻を叩きました。

 

斜視の矯正という意味では、

 

昭和光学と東海光学さんが活躍していますが、

 

今回も遠近両用レンズはレゾナスXという新商品、

僕が絶賛したレンズ。

 

なのですが、素晴らしい設計、そして非常に幅広い製作範囲で

こういった斜視矯正にも対応してくれる

非常に稀なメーカーとも言えますね。

 

近くも東海光学の内面非球面レンズでPCユースに

対応するように配慮した度数設定をしました。

 

大きなずれの斜視を眼鏡で矯正するという手法は、

現状まだ新しい技術でせいぜい僕はお店を創業してから

13年、未だ手探りでその調整法のノウハウを構築している

のですが、現状まだまだ知られていない知識であり技術と言えます。

 

いつかこのやり方が、日本を飛び越えて

世界へ飛び立っていく未来を僕は夢想します。

実際に台中のお店様は今後も斜視矯正を一生懸命やってくださると

先ずは測定ツールから設備投資して斜視矯正を

始めていらっしゃいます。この流れを継続して

台湾以外でも一緒に研鑽してくれる

仲間が増えたら良いなと願います。

 

是非皆様の周りでも、斜視でお困りの方がいらっしゃれば、

ご紹介くださいませ。現状およそ来店者の8割の方に

改善の提案が出来ていますし、実績がございます。

 

ご参考までに過去のblogをご紹介させて頂きます。

ご興味ある方は、どうぞご一読くださいませ。

 

斜視矯正の可能性。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

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