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眼石祝応のBLOG

内斜視をある意味放置した結末

2020/03/23

本日のblogの難易度【★★★★★】

 

以下は先日お伝えしたキャンペーンのお知らせ。

しばらくは冒頭にこの告知をさせてください。

 

第一弾 春休み特別企画 親子で目のストレスチェック

 

第二弾 斜視矯正体験キャンペーン

 

第三弾 コロナに負けるな!プレミアム商品券発売開始

 

第四弾   グラシアス レビューコンテスト

 

今朝の体重は76.7キロ。

そこで昨日の体重を振り返ると79.9キロと報告していました。

これは明らかに自分の入力ミスで、77.9キロが正解でした。

 

それなので、今日の体重が嘘ちゃうんか?

という突っ込みは御勘弁ください。

 

ふ~。昨日の記事をたまたま見た時にその数字を見て、

眼ん玉飛び出ました。

 

さて昨日いらしたお客様は育ち盛り、

16才の高校生でした。

 

目を見ると右目が内側に入っている

内斜視でした。

 

今お使いの眼鏡は、内斜視の矯正は一切入れず、

遠視と乱視の矯正に留まっていました。

 

別に、プリズムが入っていない事に

とやかく言うつもりはありません。

 

プリズムを入れると判断を下すのは、

少なくとも内斜視に関しては、

かなりの時間経過観察が必要だと僕は思います。

 

「あ、眼が内側に入っている。

だからすぐにプリズムを入れよう。」

 

とは、少なくとも内斜視で、

特に年齢もお若いのであれば、

より、慎重になります。

 

ただし、この方は、

斜視の自覚は1歳半くらいから、

もう15年程斜視で居続けたのです。

 

どこかのタイミングで斜視に対する何らかの

アプローチが必要だったのでは?

と問題提起したかったのです。

 

若しも僕が眼科医さんの立場で、先ずはお子様の目をみて、

遠視が悪戯して調節性の内斜視だと診断したのであれば、

当初はアイパッチ、その後に遠視の完全矯正値の

測定を時間を掛けてするでしょう。

 

若しも遠視が斜視の原因ならば、

その遠視の炙り出しが終われば斜視ではなくなると予想します。

 

そして経過をみながら、遠視の炙り出しを真っ先に対策を施し、

プリズムはすぐには僕も入れないでしょう。

 

でも遠視の炙り出しは長くとも数年で終わる筈です。

 

その後にも内斜視が残るのであれば、

何らか別のアプローチが必要になると思います。

 

実は遠視の炙り出しが終わった後の対策としての

選択肢はそれ程多くはありません。

 

手術かプリズムか?

 

という選択肢になるのです。

 

そして今回のケースは、

遠視の炙り出しが終わり、

遠視が通常の傾向通り減少していきます。

 

実際に記憶をたどれば、

 

S+5.00程度の遠視が最初の屈折異常量だったそうです。

 

それから遠視が減る度に、

レンズの度を入れ変えるを繰り返していたそうです。

 

つまり、

 

内斜視の発露

 

遠視の炙り出しの時期、

 

その後アイパッチ

 

遠視の完全矯正値の確定

 

遠視の変動期で遠視量の減少

 

…度数交換

 

…度数交換

 

…度数交換

 

っと時間が経過し今に至るのです。

 

この何処かで、先ほど述べた手術かプリズムか

という判断が必要だったと僕は思います。

 

何故でしょう?

 

それは16才の今、彼の目を見させて頂くと

右目は抑制といって片目が遊んでいる状態でした。

片目が遊ぶ状態を長く続けてしまうと眼の機能が

正常に発達する育成を阻みます。

 

実際に彼の目は抑制していました。

結果的には両眼同時視、そして融像し、

モノが両目を使って一つに見えるレベルに改善しました。

 

ただし、立体視というレベルには検査の間中

一切獲得出来ませんでした。

 

これが対策が早ければ早いほど、

この立体視の獲得は早まります。

 

昔は3才までにこの立体視を獲得しなければ、

一生涯立体視は獲得できないと言われていましたが、

今は違います。僕の経験でも40才を過ぎた方でも

斜視をプリズムで矯正しただけで、

立体視までその場で行けた方が実例としてあります。

 

ですから今回の16才の高校生の目が

今後どうなるのか、それは僕には分からないのですが、

もしかしたら、立体視を獲得出来るのかもしれません。

 

そうなったら良いのにな~。

っと思いながら始終検査しました。

今回は右目を使いだすレベルにとどまりますが、

少なくとも眼の位置は両目共に正面を向きました。

 

今日のタイトルは結末で結んでいますが、

僕の中ではまだ終わっていません。

今後彼が当たり前に物が立体的に見えるようになれるよう、

日々勉強し、改善し、次の機会でもっと良い提案が出来るよう、精進致します。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

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屈折異常の変動傾向

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