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眼石祝応のBLOG

遠視が減ると正視、正視の次は?

2020/04/03

本日のblogの難易度【★★★★】

 

今朝の体重は76.6キロ。

ふ~、安定してるぜ。

 

この調子この調子。

 

さて、5月のセミナーがこんなご時勢なものですから

開催中止だそうです。せっかく関西の皆様と同窓会の様に

再会できると思ったのに~っと一人涙しています。

 

今日ご紹介する事例は

 

遠視の進行過程のお話です。

 

16才の男の子ですが、

子供の頃はS+5.00程度の遠視の眼鏡を掛けていて、

今の眼鏡はこんな感じ。

旧度 R 1.47 -0.03 0 31.00 0.50 0.30
L 0.69 -0.49 3 32.00 0.20

 

強制視力が出ていないのが少し気になりますね。

ではレフケラといって簡易に測定出来る機械の測定値を見てみましょう。

屈折 SPH CYL AX ADD PD 片眼視力 両眼視力
他覚 R 0.75 -0.25 174 33.00 1.20 1.00
L -0.25 -1.00 10 33.00 0.80
角膜乱視 R -0.75 175 色覚特性 8  9
L -1.00 10 5  2

 

あら?

 

右目の遠視は弱くなり、

 

左目にいたっては近視気味です。

 

早速検査してみます。その結果は以下の通りです。

 

処方値 R 1.25 -0.50 175 1.5
L 0.00 -1.00 10

 

この様に遠視が減っている事が分かりますね。

そして視力も問題なくでました。

 

この様に第一次変動期は

遠視量は減少し、

近視量は増えていく。

 

その端境期には、

遠視は減少し、正視へ。

正視の方は近視化へ。

 

この様に弱い遠視は遠視から正視、

そして近視化する事が見てとれます。

 

正しい知識を得て、正しいご選択を頂けます。

 

今日の事例から学ぶべきことは、

遠視であろうと近視であろうと

第一次変動期(0歳から20歳)の間は

度数が常に変動している事を理解し、

 

最低でも1年に1回程度は、眼科医、眼鏡店で

度数の経過を観察する意識を持つべきだという事が

事実で今日の僕の言いたい事なのです。

 

勿論、子供はそこまで意識が保てませんから、

ご両親の皆様がケアすべきことだという事です。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

屈折異常の変動傾向

 

コロナ20200403

 

 

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