あけぼの大豆収穫体験

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眼石祝応のBLOG

あけぼの大豆収穫体験

2021/10/22

本日のblogの難易度【★★★★★】

今朝の体重は…。知らんです。測りたくないかな?

絶対太ってるもの…。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数は774人。

こちらはじわじわと来ています。

800人越えも夢ではなくなりました。

 

さて三連休では緊急事態宣言も明けて堂々と山梨へ行ってまいりました。

そこでは、一年越しの夢がかないます。

 

ぐぐっと時は遡り一年前の10月、僕らは山梨は身延という山梨県南部に位置し、

暴れ川と言われる富士川を挟んだ山間の地形からなるこじんまりとして土地にいました。

そこには身延山という山に日蓮さんが開いたといわれる久遠寺という大きな大きなお寺があり、

そのご縁で精進料理が広まったのでしょうか?湯葉が名産として知られていました。

 

勿論湯葉があるくらいですから、大豆が採れるのでしょう。

実はこの身延には「あけぼの大豆」という幻の大豆と言われる

非常に希少価値の高い大豆が人気で、ネットの通販でも売り出しを

掛ければ即完売のような状態でした。

 

知名度から言っても、本来はあけぼの大豆が先で

湯葉が後であるべきですが、僕らは何しろ湯葉から入り、

後にあけぼの大豆を知ることになります。

通常とは逆ですね。

 

そして昨年の10月にゆばの里に僕らは湯葉を求めていました。

後に五大のゆばという名産にも出会えるのですが、

それは今回は割愛します。

 

そしてゆばの里に初めて来た僕らは、

入口でまずは何があるのかな?

なんて妙な高揚感を覚えながらお店に入ります。

 

すると後ろから来た、おばさんが、

目の前にある枝豆をごそっと全部かごに入れて、

あっという間に、その大豆は完売になりました。

 

これが僕ら夫婦とあけぼの大豆との出会いです。

まだこの時点ではあけぼの大豆の美味しさも

希少性も何も予備知識がない状態で、

ただただのちに僕らは悔やんでしまいます。

 

(あ~、あの時あけぼの大豆の価値に気づいていれば、

その場で迷わず即買いしたのに…。)

 

後悔は先に立たないのを身をもって知る瞬間です。

 

そして一年に1回、10月の数週間しか収穫されず、

枝豆としては出回らないあけぼの大豆の枝豆を食べるまでの

僕らは一年待たされたのです。

 

そして、先日僕らはついにあけぼの大豆と面会します。

僕らは収穫体験に申し込み、自ら枝豆を摘んでとる体験をさせて頂いたのです。

ここからは写真を交えてご紹介いたします。

 

宮木地区というところに入り、

こんな場所でお姉さんが受付をしてくれました。

 

望月造林さんに今回はお世話になりました。

 

 

もっとこじんまりした畑をイメージしていましたが、

山間部のわりに広大な畑が広がっていました。

畑に入って実際に収穫しますが、

畑に入ると畝の脇に雑草がたくさん生えていることが分かります。

皆さんには分かりにくくてごめんなさい。

 

この無農薬栽培であるからの苦労を僕らは身をもって味わいます。

手に取る枝豆の控えめに言って半数は虫に食われています。

大袈裟に言えば2/3程度は虫に食われている株もありました。

 

その中から選りすぐりの枝豆ちゃんを僕らは

時間を掛けてピックしていきます。

 

途中カエルがたくさんいて、害虫を食べてくれているようです。

でもカエルさんがきっと足りないのでしょう。

それでも虫食いの枝豆は絶賛増殖中でした。

 

雑草も生えていて、虫もカエルもいて、

そして虫が喜んで食べる枝豆を僕らも頂きます。

虫も食わんものは人間も本来は良くないのは自明の理です。

 

そして僕はその環境を「豊か」だと感じました。

虫も枝豆も人も、循環しているように思えたのです。

 

こんな手間暇掛けた栽培法だからこそ、

一袋600円以上もする枝豆が即日完売で

皆、血眼になって必死に手に入れるのです。

 

 

 

 

こんな風に鈴なりになっています。

葉は至るところが虫食い状態です。

何でも、陽にあたるとか糖度がますとかなんだとか、

地元のお姉さんは仰っていました。

たっぷりの陽を浴びてうれしそう。

一つ一つの粒感が半端なく、

パンパンに張った枝豆、美味しいに決まっています。

僕の収穫高

奥様の収穫高

うちの奥様の方が上手に詰めて、1800グラム、

一袋に入ればどれだけ入れても1000円の

破格!!!僕は1400グラムでしたが、

それでもそこらで売っている物に比べれば激安です。

 

身延地区を僕は知りませんでした。

実は富士五湖の本栖湖も身延町です。

 

でも余程のマニアや温泉好きでないと

知られていない土地にもこんなに素晴らしい食材があると知ると、

まだまだ地方には僕らが知らない珠玉の一品がきっと数多くあるのでしょう。

 

え?そんな話はいいから味はどうだったのですか?って?

 

僕は食レポは苦手で、世の中の食べ物は大概美味しいで終わってしまう男ですが、

そんな味覚に鈍感な僕でも違いが分かりました。

素晴らしいとしか言いようがありませんし、

少なくとも僕は枝豆をたかが枝豆として

なめていました。でもこれは枝豆のダイヤモンドや~。

(すみません、パクリです。)

が正直な感想です。それくらいに輝いて見えたのです。

 

お土産にも大量に持って帰ってきましたが、

これからそれらは頂きます。

 

そしてご馳走様でした。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

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