フレームとレンズを別々のお店で注文は？
2024/04/26
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【眼積祝応の今朝のtweet Vol-54】
今朝のtweetです。
お客様からのご質問コーナー-1：安い眼鏡屋さんの眼鏡を持ち込みした時にどう思いますか？
逆に高いフレームを他店で買って持ち込んでレンズだけ
そちらのお店でお願いしても良いのですか？
はい、眼鏡評論家の眼積祝応がお答えします。
以下回答になります。
お手頃な眼鏡屋さんが増えて便利になりましたね。
最近はお手頃な眼鏡屋さんの眼鏡の品質も年々上がってきています。
とはいえ、これはいかがなものか？フィッティング出来ないのでは？
と首を傾げたくなるフレームもございます。
ですから、実際に個別にフレームを見てみないとお答えしかねるのです。
お高いフレームの場合でも品質に問題が無い訳ではなく、
特にブティックブランド等では本当にこんな値段で販売しているの？
というクオリティーの品もございます。
更にお高いフレームは特殊な工具が無いと加工出来ないフレームもございます。
そういった事情もあるので、お高いフレームも見させて下さい。
またビンテージフレームは、コンディションに難があり、
レンズ交換に耐えられず破損する事が多々あります。
これも状況を見てみないと正確に回答出来ないのです。
まとめると
①品質②構造③コンディション
これに難が無く
当店の場合には持ち込み加工料で1.100円～11.000円加工料を頂戴しています。
持ち込み加工料までを含めてコストにご理解頂けた方に持ち込みフレームでも
レンズのご注文を頂き、加工まで承る事がございます。
僕の理想はうちのお店が何でも揃う品揃えが理想ですが、
そんなに膨大な在庫を抱えるのは難しいので、
実際に当店のお客様でも他店でご購入されたフレームで加工をします。
メガネ選びはもっと自由で良いですよね。
ただし眼鏡という商材の性質上、
多少の制限がある事をどうかご理解頂ければ嬉しく思います。
以上眼積祝応からのレポートでした。
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（以上Xより転載終わり）
本来の知識としては、フレームもレンズも一緒にお買い上げされたほうが、
フレームを調整するにしても経験値が必要なので、
同じお店でフレームもレンズもお買い上げいただく事が大切だと思います。
メガネフレームもレンズも、半製品、それらを視力測定して
度数を決めてフレーム選びの段階から、
度数や骨格を意識してチョイスし、見え心地の最適化と
骨格を考慮してフィッティング。
更にレンズとフレームの形状とサイズを近似値にして加工します。
こういったステップを経て眼鏡は初めて製品化するのです。
この手順に眼鏡屋さん、それぞれの独自のノウハウがある事を多くの人は知るべきです。
高い眼鏡屋さん、お手頃な眼鏡屋さん、一体何が違うの？
って聞かれれば、僕は寿司を例に出して説明します。
先ずはお寿司をシャリとネタに分けます。
シャリ＝レンズ
ネタ＝フレーム
と考えて下さい。
すると①シャリを上手に炊いて、②ネタをさばいて、③手際よく最低限の力で握る。
これらが職人の域に達したお寿司を僕らは美味しいと感じます。
回転寿司とすし職人が握る寿司って何が違いますか？
って皆さんは聞きますか？
多分、比較されたら寿司職人の方は、きっと嫌な思いをします。
あれと比較されているのか？機械が握って店内を回る寿司と。
っと不快に思う事でしょう。
このすし職人の手技と眼鏡屋さんを比較すると以下の様になると僕は考えます。
①シャリを上手に炊く＝視力測定し度数決定
②ネタをさばく＝フレームをフィッティングする。
③手際よく最低限の力で握る。＝レンズを加工してはめ込む。
これらに独自の技術が駆使されていると理解してください。
僕は安いお店と比較されても怒りませんよ。
だってそんなの誰だって知らない事だから。
でも、だからこそしっかり正確な知識を伝える必要があります。
皆さんが価格や似合う似合わないだけで眼鏡を選んでいる今は、
皆さんの暮らしが棄損されているだけでなく、
国力低下の一因だとすら僕は考えるのですから、
僕からしても他人事では無いのです。
皆さんの周りに眼鏡屋さんっていらっしゃいますか？
若しもいらっしゃるのだったら色々聞いてみて下さい。
きっと僕みたいな人なら嬉々として説明してくれると思いますよ。
それではまたこちらでお会いしましょう。