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眼石祝応のBLOG

斜位と固視ずれ。

2016/09/09

数日前に斜位について解説しましたが、斜位を検査し、考慮して眼鏡を作らないと

固視ずれという状態を作り出してしまいます。現状僕の検査ベースで日本国民の7~8割に

この固視ずれは存在し、殆どの方のその眼のずれは放置されていると言えます。

 

では、固視ずれとは何でしょう?

 

その為には網膜とは何か?というところから説明しなくてはいけません。

 

網膜は膜と書くくらいですから、面状の眼の奥に存在する眼球の組織の一部です。

 

その網膜に像を映して人は、視神経から脳にその信号を伝え、外から入ってきた

映像をとらえます。皆さんもご存じの様に、眼は二つあるので、二つの画像が

脳内に入ってくるのです。でも二つの画像そのままでは物がダブって見えますよね?

 

それでは困るので脳はその二つの像を重ね合わせて一つにするのです。

 

ではその網膜には、均一にその光をとらえるセンサーは分布しているのでしょうか?

実は違います。網膜には中心窩という部分があり、そこが一番感度の良い場所で

そこから遠くに行けばいく程に像の質は低下し、視力は落ちていきます。

 

その感度の良い中心窩に左右の眼や、時には片方の眼だけ、当たっていないでずれている状態。

 

これを固視ずれというのです。繰り返しになりますが、感度は中心窩からの距離によって

低下するのですから、眼のパフォーマンスをしっかり活かして物を捉えているとは

言えませんね。

 

この固視ずれを両眼視機能検査という検査で

僕はプリズムという度数で調整し、矯正します。

 

では斜位の矯正する意義とは固視ずれの改善だけでしょうか?

 

言い換えれば、斜位の矯正は視力の改善だけがその意義なのでしょうか?

という事です。そんな事はありません。

 

それを少しずつかみ砕いてご紹介していきますね。

 

今日覚えていて欲しい事は、通常の眼鏡屋さんでは1.0しか最高視力が出ない人でも

この固視ずれを改善すれば、もっと視力が出る可能性があるという事です。

 

もしも、もっと遠くを見たいのに、今の眼鏡に不満がある。何て方は

遠慮なくご相談くださいね。

 

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