え!?老眼④~老眼と体調、心の関係~
2016/11/03
え!?老眼シリーズも4回目、皆さんついてこれていますか?
今日のタイトルはまた大仰ですね。たかが老眼が、体調に影響を与え、更に心でさえも
蝕んでしまう可能性が果たしてあるのか無いのか?
実はここは結論に至っていないと結ぶのが自然で、この分野を研究している眼科医の先生は
少数派と言ってよいでしょう。また体のパーツパーツに分けて人の体を見ていく西洋医学の
限界も僕は感じています。そして西洋医学の先生でも、先進的な先生方は既に東洋医学の
考え方とミックスして患者さんの体を診ていらっしゃる先生も実はいるのです。
そして僕は今まで眼鏡屋をやってきて常に思うのは、人の眼は、眼だけ見ていても
何も真理には辿り着かず、どんな現象も対症療法に見えてしまいます。
近視になる。
⇒近視を矯正した眼鏡を作る。これも対症療法で、何故近視になったか、ここは誰も
分からずに殆どの眼鏡屋さんや、僕も含めて近視の眼鏡を作る事があります。
原因が不明なのに、対策を講じているこの現状の矛盾は勿論あるのですが、
僕自身、その答えを見つけられず右往左往しています。
ただ一つ言える事は、僕は近視は環境に適応して体の形を変えていると考えています。
ですから近視は害悪ではなく、むしろ近業作業の多い方が、その生活習慣に合わせて
眼を近視化しているとも言えます。ではこの場合にはどうしたらよいのでしょう?
それは近くを見る時は近視の眼鏡をはずし、裸眼で見る事です。そして学生さんなら
運転や映画鑑賞、そして授業中には眼鏡を掛けて、家でPCに向かう、予習復習をする
こんな時は裸眼で過ごすのです。これも実は諸条件あって上手くいくケースとそうではない
ケースがあるのですが、そこまで言及してしまうとまた一日分の記事になりますので
今回はそこは掘り下げず先に進みます。
今日の本題は以下の通りです。
④まさか今生じている不定愁訴が眼に起因しているとは思いもしない。
例えば、肩こり、例えば慢性的な頭痛。これが老眼によるものだとは露知らず
ただひたすら対症療法を繰り返す、例えば、マッサージ、痛み止めの薬に頼る。
これは原因に辿り着いていませんから、その効果も限定的ですね。
でも肩こりや頭痛に限らず体調不良が単なる老眼の副作用だったら?
僕は老眼鏡は薬に頼るくらいなら余程眼鏡の方が健全だと思います。
だって薬は便利なものですが、お世話にならないですむのなら、それに越した事はないと
僕は思いますし、きっとお医者様だって思うでしょう。
では原因不明の体調不良が、どんな形で体に現れるか、列挙しておきますね。
またこれ以外にもあるかもしれませんし、別に肩こりの原因は老眼だけでもないので、
原因が他にある場合には老眼鏡を掛けたってなにも変わらない事もあるかもしれません。
どうかそこだけは限界がある事もご理解くださいませ。
ではどんと書きます!
肩こり/慢性的な頭痛/眼精疲労/耳鳴り/めまい/自律神経の不具合/胃腸の不具合
睡眠の質の低下/腰痛/異常な更年期障害
こんな具合に眼と一見関係無さそうな場所にも体調不良が及ぶ事もございます。
ですから、真っ先に相談に行くのはお医者様、でもそこでも痛み止め等で
症状を抑えるに過ぎない、つまり原因不明だと診断されたケースでは
場合によっては、眼鏡で何とかなるかもしれないと二段構えで考えるべきで
真っ先に眼鏡屋に行ったとしても、それはまずしっかりお医者様に診てもらって
からご来店くださいと僕は案内します。
では意外と怖い、老眼と体調のお話しでした。明日でTHE老眼シリーズが終わる予定です。
また明日お会いしましょう!!!
opteria Glassias
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