コラボレーション。
2017/03/08
以前お使いの眼鏡、輪郭の段差が強く出ていますし、
左目が少し外に開いています。疲れると更に顕著に開いて見えるのです。
これが裸眼の状態、左目の開きが悪いですね。
これが斜視矯正してプリズムを入れて遠方を見ている状態、目線が定まっている事が分かりますね。
これで左目の開きも変わる事が多いのですが、それは経過観察が必用な様です。
また、強度の近視の場合には気になる、輪郭の段差がなく、非常に自然に見えていますね。
このblogの読者様ならご存知かと思いますが、斜視矯正の場合に、
実際にはこんな形で眼鏡が仕上がります。鼻側が厚くなっていますね。
この状態を外斜視を矯正するベースインというプリズム度数が加味されて
仕立てられている状態です。
ひっくり返すとこんな感じ、画面に左目に6プリズム、
右目には14ディオプターというプリズムが入っています。
今までの眼鏡、重たいとは思えませんが、この状態で
プリズムを入れると更にぐっと重たくなります。
ですがconceptYというフレームを使うとあら不思議、こんなに軽くなります。
今日は珍しく写真のご紹介から始めてみました。僕は斜視を矯正する為に、
新しい手法としてフレネル膜というプリズムではなく、通常のレンズに
プリズムを入れて強度の斜視でも矯正する方法を提案しています。
これは僕が凄い訳では決してなくて、実際にはレンズとフレーム、そして
レンズを削る加工屋さん。それに僕が加わって初めて眼鏡として仕上がるのです。
決して眼鏡屋さん単体では出来なかったことが、長年積み上げてきたノウハウの
蓄積と業者さんとの共同作業により、実現できるようになったことで
消費者のQOLの改善につながるのですから、こんなに嬉しい事はありません。
僕は眼鏡業界に拾ってもらいました。だから僕は少しでもその業界に恩返ししたい。
そんな思いで日々取り組んでいますが、微力ながらもこの新しい試みが
この業界の新たな需要の創出につながる事を願って日々このblogでキーをタイプしています。
今回写真の掲載にご理解とご協力頂けましたY様本当に有難うございます。
少しでも気に入ってくれると良いのですが…。
またメーカーさん、加工場の職人さん。本当に有難うございます。
Y様に成り代わり御礼申し上げます。きっと喜んでくれていると思います。
そして僕は今回のご縁に感謝申し上げます。
ではまた明日。
opteria Glassias
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