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眼石祝応のBLOG

自分好みの眼鏡屋さん。

2018/04/03

うちの夫婦は、神様(うちの奥様=かみさん)は石橋を叩いても渡らずに、そのうちその橋が壊れちゃうタイプ、

一方僕は、「あっちに橋があるから行くぞ~!」って号令をかけて、突っ走ります。すると有る筈の橋がなくて、

向こう岸にあるご馳走にばっかり目をとられ、そのまま走って渡ろうとしてズドンと川にそのまま落ちて、

溺れちゃう。そんな猪突猛進タイプ。この二人が一緒になると、ま~いい塩梅。

 

うちの奥様が目標の場所にたどり着く橋があるかをリサーチし、その橋を渡るにしり込みしている神様を僕は手を引き無理やり

渡る。当然橋はあるのだから、多少の難はあっても無事橋を渡りきる。創業してからこんな13年間を過ごしてきました。

中にはこれ橋?と心細くなるような綱渡りみたいな状態も当然ありましたが、それでも運があったのでしょう。

 

その心もとないロープを無事渡ってきたのです。と今日の僕は夫婦の歴史を振り返りながら

朝のバスで妄想していました。そんな次郎さんなのですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

人によって物の見方が違うなんて当たり前、僕はそう思いますし、それで良いのだとも思います。

一例を挙げれば眼鏡もそう、検査なんて、誰がやったって一緒、多くの消費者の方々はきっとそう思っているでしょう。

でも違うんですよ~、僕は検査の勉強会を主催しているのですが、そこには色々な業態の方がいらっしゃいます。

教わった師匠が変わるし、使っている参考書も違います。何より検査する本人のキャラクターの差異だってあるでしょう。

 

こんな変化があれば、まるで答えも変わるのが実情です。

 

僕らは升の容積や寸法を測定しているのではなく、あくまでも生き物である人間さまを見ているのです。

人間の眼は脳や体の各部とリンクしているようです。そこに精神的な緊張や過去のトラブルとも言えるような

トラウマ、若しくは先入観、思い込み、こんなところで自分の眼を、そして出来上がった眼鏡の出来栄えを

判断したりします。ですから僕たちは、目を見るだけでなく、その方々の過去の眼鏡史も知る必要があったりします。

 

あくまでも人の眼は今まで掛けていた眼鏡を基準に判断します。ですから例え正しい乱視の度数で新たに眼鏡を

作っても当初は違和感を感じる方が多いのです。この違和感の度合いなんて個人差ありますし、

それを前もって読み取ってさじ加減を調節したりするのですが、その加減が難易度が高いのもそうですし、

 

そもそも検査する側の眼鏡士の練度であったり、自分自身の歴史、そこにも先入観や思い込みが存在し、

正確な検査の邪魔をすることがあります。僕らが思っている以上に検査する側も、そしてされる側にも

心や意識、そんな物が密接に絡み合って、答えを導くようでその最適解に導く道はなかなか見えないのが実情です。

 

この様に、検査する人によって答えが変わってしまうと、自分が正しいのかもわからなくなります。

ですから僕は人の検査した結果を否定はしませんし、出来ない心境が今の僕です。

 

では皆様はどうやって眼鏡を、そして眼鏡屋さんを選べばよいのでしょう?

 

デパ地下の様に試食出来ればよいのかもしれませんが、眼鏡の場合はかじってみても何も

分からないだけでなく、歯が欠けちゃうかもしれません。(苦笑)

 

あえて言えば、お店に入って店員さんと話してみれば、ある程度の情報は得られるかもしれませんし、

実際に質問してみてください。すると店員さんのお人柄が見えてくるかもしれませんし、

お客様のことを真剣に考えている店員さんは、質問に真剣に答えようとするでしょう。

正しい理解が、お客様の正しい選択につながることを知っているからです。

 

僕は、丁寧な接客もできない半端物ですが、それでもお客様を思う気持ちだけは

誰にも負けない思いでいますので、ご興味ある方は、是非一度お店にいらしてくださいね。

因みに眼鏡屋さんの個性ってこうした接客や専門的な知識だけでなく、

眼鏡つくりに対してのこだわりももろに反映されています。

 

例えば、検査にこだわるお店、フィッティングにこだわるお店、いやいやレンズの削り方に自分の

オリジナリティーがあるよ。なんて言う方もいらっしゃいます。

 

僕は全ての項目をバランスよく点を取りたいと願って日々研鑽していますが、

敢えていうのなら、ここ数年はプリズム処方とか、斜位や斜視の矯正のご相談の方が多い様です。

元々は日本ではほとんど普及していないプリズム処方の効果を見直してほしいと

思ってネットの通り名としてプリズム次郎なんて名前を付けた程です。

 

ね、夫婦それぞれを比較してみても個性がありますし、

眼鏡屋さんもどこも一緒ではなくて

色々なこだわりでお店を経営してらっしゃるのですよ~。

 

ではまたこのブログでお会いしましょう。

 

$RW3SYVS

 

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