一気に爽やか、から少し朝は肌寒い陽気になり、秋めいてきましたね。
秋と言えば台風ですが、今年は当たり年、毎週の様にどこかに上陸と
報じられています。原則夏はＫ（蚊）が出ますし、暑い時は
すっぽんぽんになったって暑い物は暑いのですから僕は夏が苦手、

そんな苦手が夏の終わりが見えてきてホッとしている
次郎さんですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか？

こうして暑い夏もいやならば、急転直下、突然寒くなるのも嫌って
つくづく人間って我儘だな~と思います。

今日は朝から天気図を見ていたら、台風二つが斜めに並んでいるのをみて
何か眼みたいだな~とぼんやり思いました。

そうですね、人はこの台風のように、二つの眼で捉えた画像を一つに重ね合わせて
一つの対象物は一つと認識し、それは角度をずらしてみることにより、
対象物が立体構造をしていれば、その奥行き等が正確にとらえられるのです。

今回ご紹介したうちのお店のプロモーションビデオでは

1：20秒　当たりかからかな？十字の像が動く様が描写されています。
あの十字視標は右目で縦、左目で横の線を、それぞれ分離して見せています。
右目では縦棒しか見えず、左目では横棒しか見えない状態を特殊な器具で
人為的に作り出していると理解してくださいね。

あのフラフラと揺れている状態が、眼が動いている状態です。
その動いている状態を一部融像除去した状態と言います。

その説明の前に融像とは？

と解説しなくてはいけませんが、右目と左目とは実は違った形の物を
捉えています。それは目線の角度の違いから生ずるずれですが、
そのずれのお蔭で物を立体的にとらえられていると理解してくださいね。

そしてその右目で捉えた像と左目で捉えた像、それを重ね合わせて
物を見ることを融像と言います。よく使う言葉では融合なんて言葉は
使いますよね、左右の眼で捉えた画像を融合するので融像なのです。

ではあの十字視標では一部融像除去眼位であり、そのずれを斜位と言いますが、
その融像したいと無意識に思う、その刺激を器具を使って一部排除することで
本来の眼のずれ（斜位）が出てきますし、そのずれを矯正することで様々な効果があります。

ここで皆様に分かりやすくその効果を言えば、緩めるのです。緩めるとは？
僕は筋肉の緊張を緩めると答えます。ではその緩める効果は？
僕は余力の創出と答えます。余力があれば何が良いの？
それは情報処理能力の向上と僕は答えますし、勿論、余力があるので
疲労感も軽減するでしょう。疲労感が軽減すれば？

その効果が多岐にわたるし、人によって反応の出方が違うのです。
ですから、僕は、一例を挙げれば肩こりが改善した、とか、慢性的な頭痛の
頻度が下がった、なかには、めまいで苦しむ方々の体調まで改善したという事も
あります。他にも挙げればきりがないのですが、人の体は全身つながっているのだな、
と日々思います。皆さんもどうかご自愛頂きたいのですが、

そもそもとして、斜位というものの存在を知らない事で、
余計な苦労をされているのが、今の日本の大多数だと僕は思っています。
だから、今うちのお店で起こっていることを
知らせることが大切だと思うのです。

女心と秋の空、と言いますが、人の眼も僕に言わせれば移り行く季節のように、
常に変動して揺らいでいるのです。その揺らぎを考慮して
眼鏡を作ることの大変さを、少しでも知って頂きたいなと願い、
プロモーションビデオは作りましたし、ご案内も差し上げました。

え！？斜位って何？と思った方、お近くの両眼視機能検査を実施している
眼鏡店にご相談に行ってみてくださいね。
弊店のお近くでしたら、ご予約の上で、ご来店くださいませ。

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それではまたこのｂｌｏｇでお会いしましょう。