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眼石祝応のBLOG

一点に留まらないのは、人の世も、そして眼も。

2018/09/22

僕の嫌いな物を羅列すると

 

第一位 蚊

 

第二位 裏道の運転

 

第三位 残業。

 

では僕の好きなテレビ番組は、

 

第一位 金八先生

 

第二位 あいのり。

 

第三位 初めてのおつかい。

 

第四位 ライオンのグータッチ

 

そんな僕ですが、そんな僕も昔の嫌いな物と今の趣味嗜好はまるで違います。

子供の頃はカブトムシを取りに夜中の3時頃、近くの林に取りにいき、

蚊に百何十箇所さされたよ。と笑っていられましたが、今では一個刺される

度に僕にとっては痛恨の一撃。大きな精神的なダメージを僕に与えます。

 

時の移ろいと、人の思いや体調の変化なんて、本当に枚挙に暇がなく。

一点にとどまっている事の方が難しい。それが人であり、人の世だと思います。

 

実は人の眼も一点にとどまらずに常に変動していると思っています。

それを表す簡易な図表を作成しましたのでご紹介しますね。

これは眼鏡屋さんでは常識、でも消費者には殆ど知られていない

統計学的なアプローチによる知見ですね。

 

屈折異常の変動傾向

この図の横軸は人の一生、いわば年齢を表しています。

 

縦軸は遠視や近視の強弱を示しています。

上に行けば遠視にしても近視にしても強度を意味し、

下に向けば弱度化を意味しています。

 

赤線は富士山の形、青線はそれをひっくり返した逆さ富士。

 

これを先ず覚えてくださいね。自分が遠視か近視か不明だという方は、

即近くの眼科か眼鏡店へ駈け込んでくださいね。

自分を知らないのが一番怖い。(←これ本当。)

 

では近視系の方の一生をざっと書きなぐってみると

 

生まれた時には弱い遠視か近視気味、それが20歳くらいまでの成長期に

近視化します。この最初の変動期を第一次変動期と本blogでは定義します。

 

その出来上がった近視は40~46歳まで安定期。

 

この安定期から第二次変動期に入る時期は諸説ありますが、

大雑把に言えば、40代前半から第二次変動期になると言って

差支えないでしょう。

 

皆さんは何となく、第一次変動期に近視が進行し、その後安定する。

までは何となく経験則としての知識を有しているようですが、

その後の第二次変動期に入るという知識がまるごと欠落しています。

 

多くの方が近視になれば、

それは一生続くと明らかな勘違いを

しているのです。

 

ですから40代前半でグラシアスにいらしたお客様で

 

「ここ10年間は度が安定しているので、今回も同じ度数で良いです。」

 

こういうオーダーを頂く事がありますが、僕が言っていることが

正しければ、その第二次変動期に入る時期には、再検査が必要で、

多くのケースでは度を変える必要があるという事です。

 

つまり20代は大事に使えば10年同じレンズ、同じ度数で過ごすという

ことがあり得るのですが、40代ではもって4年、大概二年もすると

度が変わってしまい、多少度がずれた状態で残りの1~2年を過ごす

というケースが多いように思えます。

 

多少のずれなら、それ程視力や眼の疲労に悪影響を与えないから、

我慢できるのが近視系の特徴ともいえます。

 

一方遠視系の人も

 

第一次変動期→安定期→第二次変動期

 

という流れはまるで一緒ですが、

 

グラフにすると逆に動きます。

 

産まれた時は強い遠視、でも20歳くらいまでに正視方向に度が変化し、

遠視は減っていきますし、遠視の程度によっては正視を

通り越して近視化します。

 

ともかく、このケースでは強度近視化するケースは稀と言えますね。

そして老眼でもないお若い世代は、多少の遠視が残っていても

視力としては問題ありません。この若くても多少の遠視が残り、

かつ外斜位が強い状態は人の心や体にダメージを与えやすいという

話は先日のblogでお話した通りです。

 

そして安定期に入り、

 

遠視の度数によっては、

 

30代後半から40代前半で近業作業に難を訴え、

場合によっては手元用メガネが必要になります。

 

そして遠視系の方はこれからが大変です。

 

これから第二次変動期に入りますが、その場合には

同時に老眼も進行するのです。

 

ですから、当初作った手元用メガネはすぐにまた見え心地が落ちてしまい、

もっと強い矯正のされた眼鏡を欲しがります。

 

近視系の人に比べるとダイナミックに変化するという事です。

 

それを踏まえて対策を練る必要がありますし、

その為には自分が近視系なのか、遠視系なのかを把握していないと

正確な対策を施せないのですから、自分が遠視か近視かということを

 

知っているという事がとても大切だと僕は思います。

 

もしもグラシアスで検査をしてください。

何て方は必ずご予約くださいね。

 

弊店ご予約ページ

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

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