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眼石祝応のBLOG

眼鏡一式単価って使わないかな?

2018/09/21

昨日のblog 

で僕は眼鏡一式単価は〇〇円と弊店のお買い上げ実績を元に、

購入単価を公開しました。

別に量販店やプライスショップなら、当たり前の様に

価格はいくらと店頭にもネットページにも掲載されているから、

それは別に消費者からすれば別に目新しいことではありませんよね?

 

でも僕らは中小零細企業の眼鏡屋さんは、ずっとこの価格を公開するという

ことに僕も含めて臆病でした。いや怯えていたとさえ言えると思います。

 

それは僕らは、

 

大手にあるスケールメリットを活かした仕入れ価格のコントロールが

出来ないという厳然たる事実がそこにあるからです。

 

僕らは大手に価格ではかなわない。それが僕らのある意味負い目に

なっているとも言い換えられます。

 

でも僕は、大手には大手に出来ることをして頂き、

僕ら中小零細企業の眼鏡屋さんは、大手に出来ない事をして

お互い共存共栄し、住み分け出来ると思っています。

 

僕らは一本の眼鏡を仕立てる為に多くの手間を掛けます。

また、一本の眼鏡を仕立てられるようになるために、

膨大な時間を掛けて、一人前の眼鏡士になれると僕は思います。

 

僕はこの業界に入って16年、まだ道半ばで、もっともっと

勉強し、勉強するだけでなく、もっともっと腕を磨かなくては

と思っています。自分に足りない物(技術/知識)を知り、

 

不足した知識は詰め込みます。

 

そして足りない技量は日々研鑽するしかありません。

このようにこの眼鏡屋という仕事は何十年やったから完成するとか、

一人前だとは言い切れない仕事なんですね。

 

ではつまり言い換えれば、一年前のグラシアスの眼鏡よりも

今の僕の眼鏡の方が、もしも僕が成長しているのなら、それは割安になります。

道具としての精度が一年前より上がっているからです。

 

僕は13年前から原則レンズの価格は大幅にはいじっていませんし、

中にはレンズメーカーの価格戦略で価格が安くなるものもありますが、

例えば、1.60という屈折率のレンズで球面設計、かつ撥水コートで

UV400という仕様のレンズは

 

10.800円(1組)

 

これは昔から一切変わっていません。

とすれば13年前より僕は腕が上がっている筈なので、

13年前より今の方がお買い得だとも言えます。

 

この技量の進化が中小零細企業の全てのお店で起こっているとイメージしてください。

 

一方、大手になると定着率の問題と非正規雇用のパートタイマーに

検査から何から全て任せているとしましょう。

 

すると、多くのパートタイマーは原則その会社に一生骨をうずめようとは

思っていませんから、早期戦力化して、早く教育費を回収する必要があります。

つまり、誰でも簡単に習得できる作業のマニュアル化が必須になります。

 

そして誰がやっても同じ程度の物が仕上がることを社是として

全ての教育プログラムだけでなく、会社の経営方針も決められていきます。

 

この誰でも出来る眼鏡が大手量販店の眼鏡だとすれば、

 

僕は誰にも真似できない眼鏡をいつか作りたいと思っています。

ここに価値があると思えば昨日の記事で書いた弊店の平均単価に

価値があり、10倍以上の購入金額に意義を見出せると僕は思っているのです。

 

皆様はどう感じますか?

 

作ってみないと価格の分からない眼鏡屋さんは、

日々フレームやレンズという素材を

どう料理するか、その腕前を競っているのです。

 

料理に例えると本当に分かりますよね。

 

素材は一緒でも三ツ星レストランのシェフの作る料理と

アルバイトさんが作る料理で同じものが仕上がる筈がありませんね。

眼鏡もまるっきり一緒で、素材はHOYAでもNIKONでも

それを仕立てる(検査/加工/フィッティング)腕前で別物に仕上がるのです。

 

あ、それと眼鏡一式単価という言葉を昨日のblogで使いましたが、

今では、眼鏡一式単価という言葉は耳慣れないなと自分でも思いました。

 

レンズとフレームを別々に選ぶという習慣が今のお店では少ないのでは?

と感じたからです。弊店での眼鏡一式単価には以下のものが含まれます。

 

①フレーム代金

②レンズ代金

③視力測定代金

④レンズ枠入れ加工代金

⑤フィッティング代金

⑥見え心地にご不満があった場合のレンズ再作成保証料

⑦日々使っていて汚れが目立った場合のクリーニング代

⑧何かの衝撃で、形が歪んだ場合の型直し代金

⑨ねじ抜け、ゆるみ等のメインテナンス料。

 

これらすべて含めて「一式」なのです。

 

特に弊店では

 

誕生日の月にご来店頂くだけで、ポイントをわずかながらでも

差し上げるサービスをしておりますので、誕生日月に、

フィッティングでご来店頂く事を推奨しております。

 

プライスリスト/ポイント制度概要

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

g-07-01

 

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