眼鏡選びって、自分に合う眼鏡、更に言えば自分に似合う眼鏡。

 

って二つの要素があります。

 

合うと似合うって

 

すんごく近しい言葉に見えるけど、実際にはまるで

違うことを指しています。

 

自分に合う眼鏡とは、

 

「ご自分の骨格、度数に合う眼鏡。」

 

ここには、自分の雰囲気に合わせるであったり

ファッション的な要素は含まれていないですよね？

 

では自分に似合う眼鏡とは？

 

「ご自分の雰囲気、肌の色、若しくは眼の色、髪の色、トレンド、服装。

それらを考慮し、更にご自分のなりたい、醸し出したいキャラクター。更に言えば

度付きの眼鏡の場合には度が強いとか弱いによって、似合う眼鏡ってかわってきます。」

 

そして様々な要素が複合的に絡み合い

ご自分のイメージされている全体像が実現が出来る眼鏡を

 

消費者の方々は「似合う眼鏡」

 

だと仰っているように思います。

 

ここで難しいのは上で述べた要素は

 

不変な物と常に変化するものとございます。

 

例えば髪の色、色を染めてしまえば当然好きな色に変えられますし、

白髪が気になるお年頃なんて日々変化しますよね？

 

同様に肌の色は、夏になればこんがり日に焼けて黒くなる方も

当然いるかもしれませんし、そもそも女性ならファンデーションを

変えたら少しでも色が変わるかもしれません。

 

ただし瞳孔の色は殆ど変化しませんよね？っと書いて、でもカラコンが

あるな~とも思いました。

 

ご自分の持っている雰囲気って、これも年を重ねていけば

当然貫禄や落ち付きが出てきますよね？

 

更に言えば、服装は今年の流行色なんて要素も入ってきます。

とすると不変な物って今や殆どないのかもしれません。

 

眼の度数だって僕は常に変化していると言っていますが、

近視の進行過程、老眼の進行過程では常に度数は変化します。

 

また度が強い人が眼鏡を選ぶ時に、コンタクトの上から掛けた

状態で気に入っているのに、度を入れると眼が小さくなるとか

輪郭の段差が気になるとか、ですから度を入れた状態の仕上がりも

僕らは予想し提案する必要があるのです。

 

そして度や自分の各種要素は常に変化しているからこそ、

その時代と自らの体の変化に合わせて似合う眼鏡を探す、

これが難しいのだと僕は思います。

 

更に言えば、多くの人は他人を見た時に、その雰囲気を

第一印象で判断します。ところが、ご自分の第一印象を

自ら把握されている方はどの程度いらっしゃるのでしょうか？

 

多分殆どの方は他人からファーストコンタクトでどのように

受け止められているかなんて誰も分からないと思います。

 

だからこそ、僕ら眼鏡屋の店員がいるのだと僕は思います。

 

僕らが

 

「その眼鏡を掛けると〇〇な雰囲気ですね。」

 

と感想を述べることが眼鏡選びの一助となるのです。

因みにうちのお店は今月新人さんが入って

三人態勢になったんですが、それぞれ接客の仕方は違います。

 

僕は原則眼鏡選びにセオリーはあってもタブーはない。

というスタンスでお客様に提案する時に似合っていなくとも

確信犯的にそれをチョイスすることに意義があると思っていますから、

その似合っていないという事を伝えた上で、でもいいんじゃないですか？

 

と促します。

 

うちの奥様はズバッと言い切ります。あなたにはこちらの方が良いね。

と言い切るので、お客様はあまり考えずとも答えにたどり着くことが多いのです。

 

また第三の刺客、清水さんというのですが、

 

清水さんはうちで働くようになってまだ二週間程なのですが、

お客様のパーソナルスペースにずばっと入る接客ではなく、

どちらかと言えば、丁寧にお客様のご要望をお聞きし、

その上で提案するという優しい優しい接客です。

 

僕が乱暴な口の利き方をするときもあるので、

丁寧な接客が御好みの方は清水さんをお薦めしますね。

 

色々と能書きを書いてきましたが、

眼鏡って、眼鏡選びって実は楽しむもんだ。

それが昨日の記事で書いた４つのFだったりします。

 

それではまたこのｂｌｏｇでお会いしましょう。

 

 

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