斜視の手術、それでも駄目なケースでは?
2019/04/27
本日のblogの難易度【★★★★★】
今日ご紹介する方は、以前に斜視の手術を受けて、
それでも駄目でやはり内斜視になってしまった方。
僕ごときでお力になれるのかな?とも思いながら、
ご紹介頂いたのですから懸命に検査して、
僕なりの答えを出し、そして、今まで右目を使っていなかった方が
「これなら右目を使っている気がする。」
と仰るレベルにまで持っていけました。
ただし、今までに無いチャレンジも一つしています。
それは通常のレンズと更にプリズムだけのレンズと二枚重ねで
作るという荒業なのか、新たな技なのか不明ですが、
ともかく新しいチャレンジです。
今までのレンズに加えてスイッチマグという構造で
後ろのレンズと前のレンズをくっつけるのです。
そこまでやるのなら、フレネル膜という膜で対策も考えましたが、
生活の質という意味では、フレネル膜の曇った見え方と
明らかに外から違和感のあるフレネル膜を使って日々過ごして頂くのは、
生活の質を落とすと判断しました。フレネル膜は手術前などに
一時的に使う用途にした方が、上手く行くケースが多かったからです。
この眼鏡、コンセプトYの存在無しには、
その発想すらあり得ませんでした。
コンセプトY
東海光学の1.76内面非球面レンズ
そして
スイッチマグ
この三つの合わせ技一本で一つの眼鏡に仕上げました。
メーカーの方の日々の努力の賜物ですね。
昨日発注の手配をしましたが、
仕上がったらまたご報告させて頂きますね。
このご報告がどこかのお店の
どなたかのお役に立ちますように。
それではまたこのblogでお会いしましょう。
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