発達障害の前に。
2019/06/22
本日のblogの難易度【★★★★★】
さて、今朝もおよそ、2.8キロ歩き、ダイエット継続中ですが、
今朝の体重は81.2キロ。なんと昨日とまるで一緒。
もう少し負荷を掛けないとこれ以上は下がらないのかしら?
んでももう少し様子を見よう。でも健康年齢みたいので
見ると48歳の時からずっと52才の体質ですとうちの体重計に罵られていたのですが、
ここ数日50歳の僕は49歳とかお褒めの言葉をTANITAの体重計様から頂いております。
褒められると木に登るタイプなんで、今後も罵るのではなく、褒める。
この方向でお願いしたいと思います。
昨日は、発達障害と診断された15歳の高校生の眼を見させていただく機会がございました。
以前のblogでは散々書いたネタですが、発達障害、学習障害といわれている子供達の眼を見させて頂くと
単に遠視の潜伏だったり、斜位が隠れていたり。それらを眼鏡で矯正し、多少のビジョントレーニングを
して頂くと、あら不思議、大きく改善するというケースが頻発していました。
一方、何をしても改善の糸口すら見えないお子様もいらしていて、
眼鏡で全てが解決出来ると豪語出来るはずもはずもない心境なのが、正直な思いです。
ただし、昨日いらした15歳の高校生、A君(仮称)はちょっとばかし違っていました。
見させて頂くと斜視だったのです。
A君の主訴は
①なにしろ疲れる。
②集中出来ない。
③遠くの黒板をノートに写すのが苦手。
④文字をマスや行に合わせて字を書くのも苦手。
古くからの僕のblogを読んでいる方ならピンとくると思いますが、
この①~④の多くは眼鏡で矯正すると改善出来るケースが多いのです。
つまり斜位や斜視が悪戯して、眼の機能を阻害していて、
その眼が上手く機能していない現状が、酷く疲れさせたり、
物を書き写すことが苦手になったりすることが本当に多くあるのです。
でも今日言いたいことの本質はそこではありません。
怖いなと感じたのは、このA君の眼は当然何人もの眼科医に受診されています。
そのうえで、発達障害だとお墨付きをもらったのです。
僕はこのお医者様のだした発達障害だという見解を否定も肯定も出来ません。
でも少なくとも、この斜視に対して何かしらのアプローチをした上で、
発達障害だと診断をくだすべきなのでは?と感じています。
別にお医者様を責めている訳でもないのですが、
ただの眼鏡屋が本当に簡易な検査をするだけで、
斜視の有無を判断するのなんて、別に僕でなくとも
ちょっとこだわって眼鏡屋をやっていれば、誰でもできます。
にもかかわらずどなたもこのA君の眼が斜視だと言えなかった現実があるのです。
僕の眼鏡屋人生が後どれくらい残されているのか不明ですが、
でも僕のライフワークとして、斜視や斜位に対して対策を講じる必要性で
あったり、斜視や斜位を放置する危険性に警鐘を鳴らしたりして、
皆さまの生活の質向上に向けて、微力ながらもお手伝いしていと思っています。
少なくとも日本は国民の眼の健康を管理するビジョンケアの体制としては
世界に比して遅れているというのは、台湾や韓国、そしてシンガポールの事例を挙げて
ご紹介済みです。これからグローバルに人材を調達し、それだけでなくAIとの競争という
今後の展開も見えています。AIやロボットでも出来ることは、
それにとって代わられるという時代が目と鼻の先に迫っているのです。
日本という国の国際競争力を上げるという意味でも国が国民に投資する。
もっと言えば、国民の眼に投資するという時代を
作らねばとふんどしの紐を締め直したのです。
僕の体重は80キロを切るところで、立ち止まっていますが、
この業界改革は、是非とんとん拍子で行って欲しいなと切に願います。
それではまたこのblogでお会いしましょう。
opteria Glassias
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