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眼石祝応のBLOG

和服とメガネの可能性。

2019/07/08

本日のblogの難易度【★★】

 

バタバタしております。色々なことが山積みで、仕事に追われております。

んでもって今日は梅雨の谷間の曇り空、残念ながら五月晴れとはいきませんが、

今日も2.8キロ程(およそバス停9個分)を歩いて朝から汗だくになった次郎さんです。

 

体重は80.2キロ、横ばい状態ですね~。切れそうで切れない。

僕のゴルフで言えば100というスコアを切れそうで切れない感じと似ています。

 

さてさて、先日ですが、久々のイベントをお店で開催しました。

おおよそこんな感じでお迎えする我々スタッフが和服をお召しになっている

主婦のゆず子さんに対してどんな眼鏡が似合うかを提案バトルします。

 

IMG_2083

 

この提案バトルという試みは非常に興味深く。

 

ラビリンスという唯一無二のブランドと

 

これまた世界初の利き顔に合わせて提案出来るメガネ。

 

レチルド。

 

メガネ愛に満ちた山田×メガネさん。

 

更に美大出の鬼才主婦のゆず子さん。

 

この独特な世界観とコラボレーションで

まるっきり新しいハーモニーでお客様をお迎えし魅了します。

 

ご来場者数はカウントする余裕もありませんが、

グラシアス史上最高の人口密度だった事は保障します。

 

皆さん、和服とメガネの新しい可能性を感じてご来場頂いているという事です。

 

では、何故和服とメガネに僕らは着目したのでしょう?

 

今、日本では景気のせいなのかは不明ですが、

黒と鼈甲色の眼鏡が主流で

実際に売れている眼鏡の大半がこの二色で占められています。

 

当然うちのお店の品ぞろえもこの二色を一番在庫している事は

間違いありません。ところが、先ほどのあでやかなお着物に、

黒を載せるとどうなるのでしょうか?

 

そこにはコーディネートという概念さえ存在しないかのように、

眼鏡と着物はまるで別の主張をし始めます。トータルコーディネートとは

まるで別物だという事です。もしも黒や鼈甲を合わせるならば、

 

それは冠婚葬祭の時でしょうか?「え!?喪服ですか?」

 

っというお話です。洋服では違和感なく合わせられる黒/鼈甲が

和服になった瞬間にそのセオリーが活かせなくなります。

 

和服という世界では冠婚葬祭以外ではたいがい様々な色を纏うでしょう。

その中で、どの色にピントを合わせて提案するのか?

 

そこに僕らの提案力が試されます。

 

そもそものお話ですが、メガネを和服や洋服に合わせてコーディネートするのであれば、

本来は、その着物の数だけ眼鏡が必要になる事を意味しています。

 

100円や200円のお買い物であれば、それはホイホイお買い求め頂けます。

ですが、メガネはどんなに安くとも数千円、グラシアスで眼鏡を仕立てようと思えば、

安くとも数万円はします。そう考えると僕らは洋服に合わせてと言われる事が

無ければ、原則その人のお顔のパーツの大小、配置、輪郭の形状、肌の色、そして髪の色。

 

これらを考慮して首から上を見て判断する事が多いのです。

若しも着物に合わせてしまえば、洋服を変えたらコーディネートが

一からやり直しになるからです。

 

ですが、その一般論をマトワセメガネ@吉祥寺で当てはめようとすると

大変な事になります。元々色の競演がされている中で、一色でも外した

色を合わせると途端に不協和音を奏でるからです。

 

そこで今回の主婦のゆず子さんのお召し物を見てみてください。

 

IMG_2090

ベースカラーがピンクに帯や首元にターコイズを

併せています。さてそこにレチルドのデザイナーである。

うちの奥様は何を合わせたのでしょう?

 

faceu_1562295482024[2]

フロントにネイビーブルー、そして裏生地にターコイズの

柄記事を合わせたフレームで提案しました。

 

今回のイベントで一番驚いたのは、このコーディネートでした。

 

その合わせを寄って撮影した写真が無いのが惜しいのですが、

どなたかお持ちでしたら、お分け下さいね。

 

また、もう一つの衝撃はベースボールキャップとメガネの組み合わせでした。

 

僕は眼鏡選びにはセオリーはあります。でもタブーはありません。

といつも口が酸っぱくなるくらいお店でお話しています。

ですから自由にメガネ選びを楽しんでくださいと伝えています。

 

ところが、その僕もこの組み合わせをタブー視していたのでしょう。

そんな新境地を見出せる僕にとっても収穫の多いイベントになりました。

 

つくづくイベントは参加者全員で紡ぎ出す一枚の生地であり、

そしてハーモニーを奏で、一つの作品を作っているお祭りなのだな~と感じました。

 

皆様お忙しい中、本当にありがとうございました。

おもてなしがしっかり出来たとは到底思えないくらいバタバタでしたが、

それでも少しでも皆さんにとって新しい発見があるよう

精一杯提案させて頂きました。

 

第二弾があるかどうかは不明ですが、

 

スタッフ、参加者共々楽しめるイベントになりましたことを

ご報告させて頂きます。ご来場頂いた皆様、

そして変態スタッフの皆様、本当にありがとうございました。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

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