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眼石祝応のBLOG

78.4キロ(自爆!!!)

2019/10/04

本日のblogの難易度【★★★★】

 

今朝の体重は78.4キロ、久々に78キロを超えてきました。

僕の私生活の見直しが必要だと気を引き締めました。

 

今日は、設計を変えると?っというお話です。

皆さんは今使っているレンズの設計って分かっていますか?

そして、自分にとって適性なレンズの見直しって

逐一いれていますか?

 

そもそも

 

球面設計のレンズ

 

 

非球面設計のレンズ

 

の違いって分かっていますか?

 

先ずはレンズの設計の前に、

 

眼鏡の度ってどうやって加工してつけるか知っています?

よし、今日は機嫌が良いから、少し漫画を描いてこよう。

 

 

 

…(約10分経過)

 

よっしゃ~!!簡単に説明しますね。

 

度がつく説明図

上の図のように光はレンズを通るとレンズの中で屈折します。この原理を利用し、

人の眼の屈折異常を補正し、焦点が網膜にピッタリ合うようにレンズで矯正します。

 

遠視の矯正は図とは逆で真ん中厚く、周辺薄く。それを凸レンズと言います。

今日はその説明は省きます。

 

では上の図では赤いレンズと黒いレンズがありますが、

おもて面は赤も黒も一緒だとイメージしてくださいね。

 

球面設計のレンズでは、この図のように、

 

表面のカーブに対して、裏面のカーブの曲率を変えて

度を形成し、焦点の位置を網膜に眼球前面から近づけたり(凹レンズ)

眼球後面から近づけたり(凸レンズ)しています。

 

例えばおもて面のカーブは1カーブ

 

うら面のカーブは3カーブ

 

この場合にはどんな度数が形成されるのでしょう?

 

答えは

 

3-1=2 つまりS-2.00の補正効果のあるレンズが形成されるのです。

 

例えば、上の図で黒のレンズを仮にS-2.00の度数だとすれば、

 

赤いレンズは最低でもS-2.01以上の度数が作られていると理解してくださいね。

 

こうして知ってしまえば度が強いと周辺部が厚みが増す意味も分かりますね。

因みに度が強い方が少しでもレンズの厚みを目立たなくさせるのであれば、

レンズ径の小さいフレームを選べばよいのは、この図を見れば言うまでもありません。

 

では本題の球面設計と非球面設計の違いですが、

 

そも球面設計のレンズで近視矯正が強い、いわば強度のレンズは視界の周辺部分に収差という

簡易に説明すれば不要な乱視のような度数が発生すると思ってください。

 

ですから、形が歪んでみえたり、字が滲んで見えたりします。

その歪みが掛け心地に違和感を与えたり、視野を狭くしたり悪戯しているのです。

そこで周辺部分の歪みを減らす(無くすではない。)事は出来ないか?

と考え、レンズメーカーの偉い人が、表面のレンズの曲率を歪み始める辺りから、

変化させて、周辺の歪みを軽減出来ないかという理論で開発されたのが、

 

非球面設計のレンズです。

 

この場合にはおもて面の曲率を一律ではなく、適材適所で可変したレンズになりますから、

これのレンズを表す設計名称は

 

外面非球面設計のレンズと言います

 

因みに、内面非球面設計のレンズといってレンズの内側のカーブの曲率を可変させる事で、

更にスッキリ見える範囲を広げる事に成功したレンズもございます。

これはスッキリ見える範囲が広がるだけでなく、

おもて面を一律にした事で光学的にも更に歪みがコントロールできたというメーカーもあります。

 

更に更に、表も裏もカーブをコントロールしたレンズが

 

両面非球面設計のレンズとなりますし、

 

更に更に更に、

 

両面非球面設計のレンズに乱視の強い方向けに

 

軸補正の概念を加味したレンズもメーカーから開発されています。

いかがですか?少しはレンズにもご興味を持って頂けたでしょうか?

 

眼鏡はお店に置いてある状態では機能性は付加されていません。

そして眼鏡屋さんの店員さんが

 

視力測定して、加工して、フィッティングして初めて、

 

眼鏡は視力補正器具としての役目を担えるのです。

いわばレンズは縁の下の力持ちというのも相応しくなく、

 

堂々と眼鏡にとっては主役なのかもしれません。

皆様の眼鏡選びにとって重要なファクターとなりうるレンズの世界を

ご紹介させて頂きました。是非眼鏡選びの基準の見直しも

 

また、それは皆様の生活の質の見直しの為には必要なのかもしれませんね。

それではまたこのblogでお会いしましょう。

無題17

 

 

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