水、水、水。
2019/10/13
本日のblogの難易度【★★★】
過去最強クラスの台風19号は列島を縦断し、特に関東甲信越、更に東北地方を巻き込み、
駆け抜けていきました。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げると共に、
改めて、治水の難しさと、今の建築基準では対応出来なくなっている可能性を
視野にいれて、建築基準法の改正すら早急に対策を打つべきだとも感じています。
人が住めそうなところに人は浸食するかの様に、居住範囲を広げています。
里山が無くなる事の弊害により、獣が市外に出てきてゴミをあさるなんて事も
起こっています。
里、里山、山。
これらの明確な線引きを僕らも考える必要があるようですし、過去を見本にするべきでしょう。
どんなに高い堤防を築いても、自然の猛威の前には成す術がない事も
今年の台風15号と19号は教えてくれています。
沖縄では木造建築では頻発する台風に対応出来ないので、
原則コンクリ作りの家がベースになります。
また。千葉の被災地の方々のご意見を聞いても風をもろに受ける
電柱かつ電線というインフラが、今の時代にはそぐわないとも言えそうです。
多少コストはかかろうとも、
対策として、
①電線の地中埋設
②沖縄にならい木造建築を新規の戸建てから禁止し、
コンクリをベースにするよう建築基準法の改正をする。
③そもそも遠くで発電した電気を電線を使って運ぶインフラが
ロスが大きいだけでなく、今回の様に災害に弱いインフラになっている事を
考慮し、スマートタウン化していく。
④そもそもゼロメートル地帯のマンションは一階は駐車場にして、
浸水する事を前提に建築するべき。増してや地下や半地下の建築物は
原則認めないという基準法の改正も必要。
この①~④の対策を行政府は早急にお願いしたいと僕は思っています。
来年も再来年も、過去最強クラスの台風が来る事を想定し、
今から備えるべきだと思うからです。
さて今回の台風により、更に深刻に感じるのは、
地下鉄、地下街はどうするの?という想定です。
これには僕は対策のしようがありません。
シャッターの強度を上げても水位がある程度になった時に
シャッターそのものが損壊しないかどうか、
それは素人の僕には分かりません。
ただ一つ言えるのは、河川の氾濫、堤防の決壊が可能性として見込まれる際には、
極力地下には近づかない(シャレではないですよ。)のが良いのかもしれません。
皆様の暮らしが少しでも安らかでありますようにと
お祈りさせて頂きます。お蔭様で僕は全国の眼鏡屋さんのお友達が沢山出来ました。
友達は増えることは心強く、頼もしいのですが、一方、心配も増えるのですね。
それではまたこのblogでお会いしましょう。
写真はなんとなくです。山形よりお釜です。
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