本日のblogの難易度【★★★★★】

 

今朝の体重は76.6キロ

昨晩肉食って、炭水化物は一切食べずに

我慢して、それでも一キロ太ってるって

どういうことやねん！！

 

体重も近視の矯正も多すぎると良くなですね。

過体重って言葉は聞いたことないけど、

過矯正って言葉は実際に存在します。

 

今日ご紹介するケースは近視の過矯正ってケース。

んでもって不思議な事が起こったから、

ちょっと共有したいと思います。

 

僕自身なんでこんな事が起きたのか

理解出来ません。分かる人がいたら教えてくださいね。

 

いらした方は40代前半の男性で事務と外回りが半々の様な

仕事をしている方でした。

 

左目が中心性黄斑変性症で、今も通院中だそうです。

お医者様のお見立てではストレスが原因かな？

とクエスチョンマーク付きで診断されたそうです。

 

では実際に見てみましょう。

仕上日時	2020/1/30	引取日時		利き目	R	L	担　　当	店長
屈折		SPH	CYL	AX	ADD	PD	片眼視力	両眼視力
他覚	R	-1.50	-2.50	13		33.50	0.15	0.20
	L	-1.00	-2.25	5		33.50	0.05
角膜乱視	R		-2.50	10
	L		-2.25	7
旧度	R	-1.27	-1.75	10		33.50	0.90	0.80
	L	-0.75	-1.74	171		33.50	0.30

レフケラの数値と今お使いの眼鏡の数値、

近視も乱視も少し弱めでよくある処方ですね。

 

ただし、裸眼も矯正視力も左目が想定以上に視力が低下しています。

これに黄斑変性症が関係しているのでしょうか？

 

ここでのポイントは裸眼での視力は

片目よりも両目の方が視力が上がり、

 

装用視力では、

片目よりも両眼の方が視力が下がっています。

 

ここは不思議ではありません。

 

裸眼での視力差は軽微と捉え、

両眼視した時には視力が上がったのでしょう。

 

一方、

 

眼鏡を装用すると右目の矯正視力が普通に出るものだから、

左右の視力差に差が出てしまいました。

 

この左右の視力差により、視力が出にくい左目の像が足を引っ張り

両眼視力を下げてしまったと僕は考えますし、実際に良くあるパターンです。

 

ここで僕は、矯正視力でもう少し出せないかな？

と目標を設定します。その為には左目さん、もう少し頑張って

と心で念じながら視力測定を進めていきました。

 

ところが実際に測定してみると以下の通りの結果となりました。

両眼解放	R	-1.00	-2.50	13		67.0	1.2	1.5
	L	-0.25	-1.75	175			0.4

右目は想定通り視力は矯正出来ましたが、左目は思ったように

視力が矯正出来ませんでした。

 

これはダメかな？と諦めムードも漂いだしましたが、

その時点で両眼視力をとると1.5出ました。

左目が足を引っ張って、良くても1.0が精一杯かな？

という僕の予想をいい意味で裏切られたのです。

 

更に意外だったのは、

両目共にレフケラ値よりも

大幅に近視の量が少なく測定されました。

 

レフケラの値だけを見れば

弱めに調整されているのかな？

と思われた旧度の度数は

 

実は

 

過矯正だったのです。

 

これに正直僕は驚きました。

これくらいの過矯正であれば、

遠見視力にはそれ程悪影響を与えない。

 

御年齢を考慮しても、その予想だったのですが、

大外れでした。外れるのは良いのですが、

 

何故今までの眼鏡は両眼視した時に視力が下がり、

僕が検査した結果だと視力が上がったのか？

 

この謎は解けずじまいです。

 

何しろ視力を出したい人に

視力を出せて良かったと思います。

 

今回は東海光学のルティーナというレンズを

いれされて頂きました。

 

実際に今回のレンズで体幹をチェックしたり、

筋肉の可動域をチェックしたりしても

それらは改善していました。

 

ルティーナにはそんな効果無いのだと思いますが、

以前の眼鏡は

 

近視が過矯正、乱視が弱矯正

 

でした。

 

それを

 

近視も乱視も完全矯正値

 

更に毎度で恐縮ですが、

勿論プリズムという度数も入れてあります。

今回は左目の寄り眼が苦手だったので、

左目に強めにプリズムが入っています。

 

どうかこのメガネでお客様の生活の質が

上がってくれる事を願うばかりです。

 

何でも過ぎるのも良くないですね

っというお話でした。

 

それではまたこのｂｌｏｇでお会いしましょう。

 

このご報告がどこかのお店の

どなたかのお役に立ちますように。