遠視か近視かさえも分からない

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眼石祝応のBLOG

遠視か近視かさえも分からない

2020/12/21

本日のblogの難易度【★★★★★】

今朝の体重は、74.5キロ。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数は386人。

げ、せっかく二人増えたのに二人減ったずら~。

 

こうして増えたり減ったりしながら一歩でも前進出来れば良いずらね。

ただし、今日ご紹介する事例は遠視の炙り出し、若しくは調節緊張を

減らすためのメガネ、近視が減って、遠視化するのであれば、それは行ったり来たりではなく、

一方向にベクトルが向いて欲しいな~と願います。

 

今日ご相談にいらした方も、初めていらした時から、

レフケラという簡易に測定する機会では常に近視と乱視。

ですが近視の眼鏡をしたりすると眼が痛くなったり

体調不良を起こしてしまい、結局仕事は休職中だそうです。

 

勿体無いですね、せっかく積み上げて技術をつけてきた方なのに、

その腕をふるう場所が無くなってしまったし、お客様もきっとついて

いただろうから、誰よりそのお客様方が困るでしょう?ってなお話です。

 

ですから僕はたかが眼鏡屋の分際でこのお客様の社会復帰を目標にして

眼鏡を仕立てようっという壮大な明確というか、夢というか、

そんな事出来っこないって思うのが普通の感覚。

 

でもおいら眼鏡屋は、

国民の生活の質改善の為に働き、

国民の労働生産性向上の為にも奉仕する。

それが眼鏡屋としての本懐だと言い続けてきました。

 

だとするのなら、例えメガネ一本でも、

その方の暮らしが楽になり、社会復帰出来るなんてストーリーは

僕にとって夢物語でも何でもないのです。

 

特に僕は創業当初に始めたblog(次論公論)でも

遠視+外斜位の組み合わせは気をつけて、

と言い続けてきました。

 

更に言うと、こんな事も言っていましたね。

 

遠視も近視も弱度で視力にそれ程問題ない方々が

例え眼に問題があったとしても、それを放置してしまって、

生活の質を著しく落としているから、気をつけて。

 

こんな様に警鐘を鳴らしていたつもりです。

今日業界する事例も裸眼の視力という意味では

何の問題もありませんでした。

それなのに、やたらめったら眼が疲れたり、

場合によっては眼が痛んだりするそうです。

 

ではレフケラの数値を見てみましょう。

屈折   SPH CYL AX ADD PD 片眼視力 両眼視力
他覚 R -0.75 0.00 0   28.50 1.00 0.90
L -0.75 -0.25 102   28.50 0.80
角膜乱視 R   -1.00 169 色覚特性 8  9  
L -1.00 10 5  2

上記の様に快適に運転出来る度数という訳ではありませんが、

運転なんかしなければ日常的に問題なさそうに見えます。

また御年齢が30代後半なのですが、老眼一歩手前で近視気味なのであれば、

まだしばらく老眼の自覚もなく、むしろ快適に暮らせそうなんて

僕は近視があれば良いと好意的に捉えました。

ところが既に述べた通り、生活に苦労されていたのです。

では僕はどんな眼鏡を提案したのでしょう?

【11/13に提案した度数】

旧度 R 1.25 -0.75 25     0.3 0.9
L 0.50 -0.75 160     0.4

ところが、これで室外は快適、でも室内で近くを見ると辛いと感じてしまったそうです。

そこで再検査。今度はこんな度数になりました。

R 1.25 -0.50 170       0.8
L 1.00 -0.75 180      

ただしこれでは近くの作業が賄えないと予想し、室内用メガネとして以下の度数を提案もしたのです。

R 2.25 -0.50 170       0.2
L 2.00 -0.75 180      

果たしてこれが正解なのかも分かりませんし、

これで度数が安定するか、なんてもっと分かりません。

 

それでも手探りで度数を決める必要があるのです。

そもそも、遠視が潜伏しているのか、

それともただの乱視なのか?

いやいや実は近視です。

それさえも不確定ななかで、

僕は推論を組み立て提案しました。

 

ただ今日の測定結果では

混合乱視と言って、

遠視と近視性乱視を併せ持った方だというのが

僕なりの暫定的な推論に基づく答えです。

 

これで少しでも良くなれば良いのですが…。

何しろ今までは眼科にも行き、相談していきましたが、

どうにもこうにも改善しなかった方ですから、

一介の眼鏡屋が本当に力になれるのでしょうか?

 

こんな時は自分自身の無力さを痛感しますが、

レンズ交換で現状に合わせて多少でも改善するのなら、

保証の範囲でレンズ交換するなんて全然お安い御用です。

 

そう、今回は11/13にご注文頂いたレンズの度数も

見直しを入れて再作成しました。

グラシアスでは見え心地にご納得頂かない場合には、

一カ月の範囲であれば、度数交換は無料で承れます。

 

また、メガネの試食と言わんばかりに

メガネのテストレンタル、「メガテス」という

サービスもご用意しておりますので、

是非一度試してみたい方は、

30日間無力で試せるメガテスも是非前向きにご検討くださいませ。

先日放送されたメガテスの紹介動画はこちら

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

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