常に変化するのが人の眼

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眼石祝応のBLOG

常に変化するのが人の眼

2021/03/18

本日のblogの難易度【★★★★★】

今朝の体重は76.5キロ。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数は530人。

体重が異常値、何が起こっているのでしょう?

ここ最近筋肉痛が起こるような負荷を掛けているから、

筋肉が増えてきたという事かしら。

実際に体脂肪率も減っていました。

 

これからは体重を落とすよりも

筋肉を増やしなさいと奥様に言われていましたが、

その方向に向かっているのかもしれませんね。

 

増えたり減ったり、人の筋肉量は体重は常に変化していますが、

人の眼も加齢に伴う変化や、生活習慣の変化、

更に言えば職場の労働環境の変化等。

 

常に目に変化をもたらす刺激は多数存在します。

僕は専門外ですが、食生活と目の関係を調べて

改善提案をしている眼鏡屋さんもあるくらいです。

 

こうしてみると眼の状態について言えば、

変化は必然だと言えるのです。

 

その要因については外的要因と内的要因と

ありますが、内的要因であれば自分自身でコントロール出来ますが、

外的要因、例えば季節的に仕事の量が劇的に変わる仕事では、

忙しい時は忙しく、暇な時には、

忙しくなった時の為の準備の期間として

あてて、多少の余裕も出来るでしょう。

 

この忙しい時にいくら休めと言われても

それでは仕事が回らなくなります。

 

そんな時にせめて眼のストレスぐらいは

マックスにならないように、調整する意識を

皆様にはもって頂きたいなと思います。

 

ここでいつも使う図表をご覧になって下さい。

 

何度も繰り返し使っている図表なので、

本blogのコアな読者様には

耳タコ話なのでスルーしてください。

 

この表でみれば、人の近視の量は増えて、安定して

そして減少するという大きな流れがあります。

 

でも40歳を過ぎても50歳になっても、

近視が増えるケースがここ最近頻発しています。

それは何故か?

 

先ほどの述べた外的要因としてコロナにより

労働環境が劇的に変化した為だと推察されます。

コロナによりテレワーク化し、リセットとも言うべき、

外出する機会が減った事により、

一日PCを見っ放しになってしまい、

その環境に適応する為に、

近視化させた可能性を

僕は指摘しています。

 

ではグラシアス開業以来16年程お付き合いしている

50代の女性の眼を時系列をおって見ていきましょう。

この15~16年で人の眼はどんな風に変化するのでしょう?

【2005/5/29】

他覚 R -10.75 -0.75 31   60
旧度 L -8.5 -1 143  

【2009/2/14】 

他覚 R -10.5 -1.5 4   61
旧度 L -9 -1.5 165  

【2009/8/16】

他覚 R -10.75 -1.75 3   61
旧度 L -10.25 -1.25 164  

【2010/1/16】

他覚 R -9.75 -2.25 178   61
旧度 L -8.75 -1.25 163  

 【2013/1/28】

他覚 R -10 -1 7   60
旧度 L -8.25 -1.25 172  

 【2018/7/12】

他覚 R -10.25 -1.00 7   30.5
L -9.00 -1.00 169   30.5

【2021/3/14】

他覚 R -10.75 -1.00 2   30.50 0.02 0.04
L -9.00 -0.75 174   30.50 0.03

 

親切丁寧がモットーな本blogですから、

僕の苦手なグラフでも作っても更に比較してみましょう。

 

2009年に上がって、そしてストンと下がって、

そしてコロナ禍の中でまた上昇する。

 

これが最初に挙げた一般的な屈折異常量の変動傾向とは

まるで一致しません。ただし、近視の進行は環境に適応しているとすれば、

今回のコロナ禍では、外出の機会が著しく減少し、

手元を注視する時間が劇的に増えました。

 

つまり、外的要因として、労働環境が変わったが故に、

このような折れ線グラフで50歳を超えてから屈折異常が増えるという

結果が出たのです。そして今回はこのお方が特異な事例ではなく、

 

コロナ禍でテレワークをしたら、遠くが良く見えなくなった。

 

というご相談が増えたという事実も現場で起きている事を

報告する必要があります。皆様も生活習慣を見直したり、

労働環境が変わる、例PCをノートパソコンからデスクトップパソコンに

変えた。なんてのも眼鏡を見直す良い機会だと思います。

 

​どうか皆さんもレギュラーケース、とイレギュラーケースとありますが、

全体的な傾向を頭に入れて頂いた上で、ご自分の目がどんな状態なのか、

少しでも意識をして頂ければ、より良い暮らしが維持出来ると思います。

 

今日はメガネ屋のおやじのぼやきとご理解下さい。

それではまたこのblogでお会いしましょう。

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