両眼視機能検査の現在地

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眼石祝応のBLOG

両眼視機能検査の現在地

2021/04/01

本日のblogの難易度【★★★】

今朝の体重は76.0キロ。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数は547人。

 

体重、チャンネル登録者数共にさざ波の様な変動値。

でも一歩一歩進むべきと承知しておりますので、

焦らず行こうと思います。

 

焦らず行くと言えば、僕は師匠から受け継いだ

両眼視機能検査であり、プリズムレンズや

プリズムを用いたメガネの効果を宣伝し

普及に尽力したいし、それがライフワークだと公言してきました。

 

創業してから16年、先日恐ろしい数字をネットで目にしました。

 

そこでも投げかけていましたが、

 

6.3%

 

という数字、この数字の意味はご存知でしょうか?

僕は知りませんでした。またこんな数字もそのネット動画では

解説していらっしゃいました。

 

0.4%

 

あまり焦らすのも何ですから、

お伝えしますね。

 

6.4%:今ある会社が10年後も生き残っている確率。

0.4%:今ある会社が20年後も生き残っている確率。

 

だそうです。グラシアスも、若しも後4年継続出来たら

この空恐ろしい数字の会社に名前を連ねる事になります。

 

昨日は人形町の辺りを散策しタイ焼きを買ったりして

日本の昔ながらのファーストフードを満喫しました。

 

するとその人形町のお店は

大正に創業、明治に創業なんて謡い文句が並んでいます。

優に100年を超える会社がそんじょそこらに居並ぶのです。

 

僕は先日6.3と0.4の数字を目にしたばかりなので、

その会社達の凄みをまざまざと感じた次第です。

 

さて、僕が普及させようとしている両眼視機能検査や

プリズムを眼鏡に組み込むプラスの効果について。

 

今ネットで検索すると本当に16年前よりも

多くのお店がヒットする様になりました。

 

これは喜ばしいと素直に思います。

ただしマクロで見ていくと中小零細の眼鏡店は

明らかに縮小撤退傾向だと言って良さそうです。

 

大手が一生懸命やってくれるのなら、

それはそれで良いのですが、大手には大手の都合や

チェーンオペレーションであるが故の限界もあるでしょう。

 

にもかかわらず、本来は眼に関する困った事に関する

相談先である筈の中小零細の眼鏡店の数は先ほど述べた通り

先細りで今にも消えそうなロウソクの火の様です。

 

こんな状況を僕は想定もしていませんし、

一切望んでもいません。

 

むしろ僕のような素人に毛の生えたような

眼鏡屋が日本一の激戦区で16年生き残れたのだから、

もっと歴史のある眼鏡屋さんが本気を出せばもっともっと繁盛して

地域になくてはならない眼鏡屋さんとして生き残れるとさえ思っていました。

 

眼鏡屋さんでは、二代目は当たり前として、

人形町のお店の様に、老舗のお店では三代目、四代目だって

決して珍しくありません。眼鏡は商材としてコモディティ化したから、

眼鏡は大手にシェアが一気に移ったと解説する方もいます。

 

では海外では何故、日本の様に大手の激安店がシェアの大勢を占めるような

事態になっていないのでしょう?日本だけが特殊なマーケットであるのには

何かしら別のファクターXがある筈なのです。

 

それを言い始めると戦後の愚民化政策等、

もっともっと大きな話が背景にあると僕は思っています。

それはそれで話すと長くなるので、ここでは割愛しますが、

 

先ほど愚民化政策という言葉を僕は使いましたが、

僕は日本国国民を愚民だと思っているのでしょうか?

勿論違います。僕は日本人であることに誇りを持っています。

また、ほんの少し前まで飛ぶ鳥を落とす勢いだった

日本人の底力を僕は信じています。

 

ただし、眼鏡に関しては消費者の方々の無知が

現状を招いているとも思っています。

 

正しい知識を得ると、あんなに安い眼鏡なんて

あり得ない、仮にも医療器具である眼鏡を雑貨感覚で

買うなんて怖いよね、と思えるはずです。

 

僕に言わせれば、ただ単に(怖さを)知らないだけです。

 

そして僕ら業界人もその情報をオープンにして

来なかったからこんな事態を招いたに過ぎないのです。

 

だから僕はこうして誰が読んでいるかも分からないblogで

極力情報発信します。日本はユニクロの成功以降魔法を掛けられました。

 

それは

 

「安くたって、良い品が作れる。安い品を買ったって

満足は得られる。」という魔法です。

 

これを全ての業界でやったのが、

ここ数十年の日本の経済状況だったと思っています。

ユニクロ栄えて国滅ぶという格言の様な言葉がありますが、

まさにそれを地で言ったのでしょう。

 

実際に安くて良い物が本当に増えました。

そしてそれらの多くは何も問題なく、

快適にお使い頂けます。

衣料品はその最たる物です。

ユニクロやGUで洋服買って健康被害があるなんて

僕は聞いた事がありません。

 

その方程式を眼鏡に当てはめるなと僕は言っています。

何故なら下手な眼鏡を買えば、それは皆さんの生活の質を下げる

要因だと僕は力説しているからです。

 

そして皆さんの暮らしを支える為に

僕も創業当初は皆様と同様に、その眼鏡の効果に驚きました。

 

一方驚くべき事に、16年前も、そして今も、

その眼鏡に関して正しい知識を消費者に啓発する行為を

否定する意見があるのも事実です。

 

それは消費者が愚かな方が適当なセールストークで

単価アップ等がしやすいからだと主張している人がいます

 

僕に言わせれば、それをやればやる程に無知な消費者は量産され、

結果的に違いの分からない消費者は敢えて高いところ(お店)​で作らずに

安い眼鏡で充分と結論づけます。

 

そしてその結果が今の日本の眼鏡業界なのです。

 

さて、前よりも両眼視機能検査を標榜する眼鏡店は

一部の眼鏡屋さんで確かに増えました。

両眼視機能検査を取り入れていると宣伝したオグラ眼鏡店や、

視力測定の有料化を謳っているメガネスーパーさん等。

 

各社必死に生き残りに取り組んでいます。

では個人経営のお店は存在する意義は無いのでしょうか?

 

この答えとして僕はプリズムレンズを推奨しているのです。

プリズムレンズを眼鏡に組み込む度数を決定するのには

多少のノウハウが必要です。視力測定や斜位量を測定するのには、

それ程の難しさはありません。

 

問題はプリズムレンズをどの程度入れるか?

 

ここに独自のノウハウがあるのです。

そして僕は創業以来10年以上そのノウハウを全て曝け出して

普及活動をしました。

 

ところが、既存の検査理論に囚われれば

囚われる程に、僕の言っている事に対して

拒絶反応が出てくる事も分かってきました。

 

うちで修行して学びたい、と腹をくくっている人達は

本当に素直に僕の言っている事を聞いてくれました。

今うちの社員で働いている清水さんも本当に真面目に素直に

学ぶ姿勢があります。ところが過去に積み上げた経験値が

膨大になればなるほどにその経験値ともいえる記憶が邪魔をするようです。

 

そこで今の両眼視機能検査の現在地という話になりますが、

両眼視機能検査をやっている吉祥寺のお店が多少繁盛しているそうだ。

ならうちもやってみるか、っというお店が沢山出来たかもしれません。

 

ただし、プリズムレンズを組み込むそのさじ加減の段で

皆さん苦しんでいらっしゃいます。

 

そして大手と差別化出来ずに撤退、そしてまた撤退と

僕の望んでいる未来とは真逆にマーケットは進んでいます。

 

これは僕の力不足としか言いようがないのですが、

それでも、何とか現状を打破したいと願ってここ数年僕は

自分がもっともっとビッグになって僕の言葉に重みをつけようと

考えて大手のメディアに露出をしたりもしています。

 

日本一の激戦区、吉祥寺で16年生き残り

そこそこ繁盛しているお店の店主程度では

言葉にまだまだ重みが無いのです。

 

これが例え20年継続出来て、

0.4%に入ったとしても、

まだ足らないでしょう。

 

だからここ数年の僕はプロモーションに

時間とお金を使っているのです。

 

今日も長くなりましたが、

僕はまるで僕のやって来た事に満足していないという

事を言いたいが為にこうしてキーボードをタイプしています。

 

両眼視機能検査、その視力測定はかなり普及したかもしれないのですが、

実際にプリズムレンズを組み込んだレンズメーカーからの出荷ベースの

数値は大きく変動していません。少なくともマスのマーケットでは

何も変わっていないと言うのが冷静な分析でしょう。

 

さて、僕に残された時間があとどの程度あるのか、

取り敢えずライフワークと謳った以上体と頭がうごく限り、

僕はこの取り組みを継続したいと思っています。

 

その僕のドタバタ珍道中を是非皆様も一緒にお楽しみください。

それではまたこのblogでお会いしましょう。

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