自分の目を知る
2021/06/29
本日のblogの難易度【★★★】
今朝の体重は74.1キロ。
ん?何か最近体重が乱高下、
ほっと安心すると翌日76キロ台。
読めんな~。夜のウォーキングとか、
ゴルフの練習場とか結構頑張ってるんだけどな~。
今朝のYouTubeチャンネル登録者数615人。
これから700人までも長い旅になりそうだぜ。
さて、今日は皆さんご自身の目を知るという
タイトルでお話したいと思います。
皆さんが普通に眼鏡を新調しようとか、
度数の見直しを入れるとか、
だいたい、視力が変化、特に視力が低下したから、
おおかたそんな理由でメガネやコンタクトの度数変更を検討するでしょう?
でも昨日の記事で書いた様に、寄り眼の力や、
ピントの調節を入れた時の寄り眼の量、
これには個人差があると僕は伝えましたが、
あれって、実は、視力とは一切関係なく、
視力の状態が良好でも目に異常が
生じてしまう事を僕は示唆しています。
若しも視力の良し悪しが眼鏡を作るか作らないかの
一因に過ぎず、本来はもっと複雑な目のメカニズムを考慮して、
メガネを作るかどうかを判断するべきなのだとしたら、
では実際にどんな目のパラメーターを把握していれば、
正確なジャッジが出来るのでしょう?
ちょっと思いつくままに列挙してみますね。
①片目の視力に左右差はないか、勿論両眼視力も。
②自分が近視か、遠視か?それとも正視か?
③乱視の有無
④ピントの調節能力が正常かどうか。
⑤寄り眼が両目共にバランス良く基準値程度までしっかりスムーズに出来るか。
⑥八方向にしっかり眼がスムーズに動かせるか。
⑦遠近感やスピード感、対物、対人の距離が把握出来るか。
⑧物が立体的に捉えられているか。
⑨老眼の進行度合い
⑩目の疲労度、パソコンを毎日10hしている様に酷使していないか。
⑪本や字がちゃんと読めるか。また内容を把握出来るか。
⑫他の人と比べて集中力が維持出来ているかどうか。
⑬運動神経は悪くない筈なのに、球技が苦手ではないか。
⑭片目が遊んでいないか。
⑮左右の眼で捉えた画像のサイズは同一か。
⑯自らの斜位の方向、及びその目線のずれの量は。
そして昨日お伝えしたように
⑰ピントの調節を入れた時に自分の目はどれほど寄り眼をするか。
僕らの基準からすれば、この様にメガネを作る必要があるかどうかの
基準は複数存在し、複合的に僕らは考え眼鏡を作るか、
更に言えばどんな度数でメガネを作るかを考えます。
でも多くの方は、①の片目で視力差があったって、
両目で遠くが見えていればいいや、くらいに気軽に考えています。
例えば片目だけ近視化して、片目は遠くが良く見えている状態は
うちのお店でもよくよく見受けられます。
そんな方は、別に遠くが見えているからいいやで
放置しているケースも散見されます。
実際には両目をバランス良く使える事で
両眼視は機能しますし、その状態では片眼よりも
パフォーマンスはアップします。当然片目に課すより、
両目で仕事をした方が疲労度は軽減するでしょう。
片目の視力低下を放置する事はわざわざ自らの能力を最大限発揮出来ぬよう
おもりや足かせをつけて仕事しているように僕には見えます。
そして、今日本では量販店で8割のマーケットシェアを有していますから、
国民の8割は、この①すら基準を満たさず、眼の本来の力を発揮出来ていないと
僕は感じています。だから僕はそんな世の中間違ってる。
改革しなきゃと日々発信しています。ところがこんな矮小なblogの
記事は大手の広報にかき消されます。
それを承知で、
自らの力の無さを嘆き、途方に暮れていながらも、
僕は諦めたくないと思っています。
僕はメガネの医療器具としての可能性を信じています。
皆さんは、メガネを掛けたらこんなプラスの効果があるよって事も、
下手な眼鏡を掛けたらこんなマイナスの効果もあるよ。
そのプラスマイナスどちらの効果も過小評価しています。
いや、若しかしたら評価すら出来ていなくて、
ただただ無知なだけかもしれません。
若しも知らない事が、今の日本の眼を取り巻く環境を
生み出しているのなら、それはやはり知らせなくてはいけませんね。
やっぱり諦める訳にはいかないのです。
皆さん、①~⑰の検査を受けた事がありますか?
僕はこれらを網羅したRTM式眼鏡調整法という方法論を
構築し、多少のオリジナルも加えてうちのお店では
全てのお客様に提供しています。
こんな世界があるんと、きっと多くの方が驚く事でしょう。
うちのメガネを味わえば、あ、他のお店と違う。
誰もが理解出来ると思っています。
問題は、うちの存在をアピールする事が難しいのです。
また存在を知っても、たかが眼鏡に
そんな高い値段は払えないなと諦めています。
お蔭様で、ここ数カ月はメディアの方からお話を頂いて露出が
増えてきましたが、まだまだこんなもんじゃ駄目なのです。
メガネの本来のプラスの効果を知って頂き、
同時にマイナスの効果も知って頂ければ、
多少高くとも、眼鏡を作ろうと思って頂けるでしょう。
褌を締めなおして、おいらはこだわりの眼鏡屋さんの
底力を世間に知らしめる。それが僕に課せられた大きなミッションで
ライフワークだと改めて感じる次第なのでござる。
それではまたこのblogでお会いしましょう。