肛門と虹彩の共通点

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眼石祝応のBLOG

肛門と虹彩の共通点

2021/08/03

本日のblogの難易度【★★★★★】

今朝の体重は76.3キロ。

実に着々と減量しています。

少し前の乱高下は何だったのでしょう?

今朝のYouTubeチャンネル登録者数650人。

 

さてここ数日サッカー日本代表の話題ばかりで恐縮です。

でも、ベスト4に残ったチームは日本以外はほぼ金メダル候補です。

そしてグループリーグの戦いぶりから、我が日本も

優勝候補の一角を占めるようになりました。

 

臆する事はないし、スペインとも互角にやれると

僕は信じています。ただし、勝負のあやは当然あります。

バーやポストに嫌われる事だって当然あるでしょう。

 

それでも最後に笑顔で日本代表が残っていてくれたら?

こんなに嬉しい事はありません。

 

最後まで足が止まるな、ニッポン!

 

っという訳で無理やり眼の持久力の話に持っていきます。(苦笑)

目が疲れた。いわゆる眼精疲労は現代病とも言えますが

病気とも言えない眼の不具合だと言えます。

 

フルマラソン走って疲れない人なんていないし、

疲れたから病気だって診断されるわけじゃないでしょ?

目も同様です。ただし他の人がまだ全然問題無く

PC作業出来ているのに自分だけ疲労困憊では

仕事も捗らないだけでなく、社内の評価もがた落ちです。

 

僕もそうですがPCやデジタルデバイスは僕らの暮らしに

切っても切れない関係になり生活に深く浸透しています。

そしてそれは今後も拍車がかかると予想されているのです。

 

先日のblogでお話した自動運転技術は移動中も

モニターでの作業や映画鑑賞を可能にします。

その分PCと関わる時間は更に長時間化し、身近になるのです。

 

ではその近くの光る視物を注視する時に

人の眼は何をしているのでしょう?

 

①ピントの調節(水晶体と毛様体の作用による。)

②寄り眼(近づけば近づく程に寄り眼は強くなる。外眼の作用による。)

③光刺激のコントロール(虹彩の作用により虹彩は括約。)

 

因みに小ネタを挟むと

人体において括約筋が存在するのは、

 

肛門と虹彩で、

 

括約筋は自律神経の支配を受けて無意識にその機能をはたします。

ではそれらを考慮して僕はどんなメガネでPC作業をしているのでしょう?

 

いわば眼鏡屋さんが、PC作業を長時間する時にどうしているの?

 

ってお話です。

 

僕は以下の様にしています。

①ピントの調節(水晶体と毛様体の作用による。)

A:僕は近視ですが、それに凸レンズを加えた遠近両用レンズを作っています。

この効果によりピントの調節運動の量が減少します。

②寄り眼(近づけば近づく程に寄り眼は強くなる。外眼の作用による。)

A:寄り眼も長時間になると疲労するので、ベースインプリズムを入れて

寄り眼の運動量を調節しています。

③光刺激のコントロール(虹彩の作用により虹彩は括約。)

A:カラーレンズにミラー式のブルーライトカットレンズ、

更に練りこみ式のUV420レンズをハイブリッドで組み込み、

光刺激量を調節しています。

 

さて、上記の①~③には全て赤字で筋の字が入っています。

つまり人は筋肉を働かせて視物を捉え、それを脳内で処理している事になります。

その筋肉の運動量をトータルでコントロールするべきだと考えるからです。

 

先ほどマラソンの例を出し誰だって長時間筋肉に負荷を掛ければ

疲労するし、それは病気ではないと説明しました。

でも現代社会は病的な勢いでデジタルデバイスが暮らしに浸透してきています。

 

その環境に順応も適応でも出来ない状態でパニックを起こし、

更に眼科や眼鏡屋が適切な提案を見つけられずに、

ただただ視力をだして満足しているのが令和の今です。

 

僕の仕立てるデジタルデバイス用メガネは皆様にとっては

空港等で見かける動く歩道に近いと理解してください。

同じ歩数でも遠くに移動できますし、

半数の歩数でも他の人より遠くに移動できます。

 

それでも動くの歩道の上で停止している訳ではありません。

つまり眼の運動量をゼロにしている訳ではないという事です。

ただし、運動の量そのものの減少が疲労度の軽減になると理解してください。

 

眼鏡屋は今日本では他国に例が無い程に量販激安店が主流になっているというお話は

既に本blogでは耳タコ話なので割愛しますが、その今の日本の眼鏡屋が

雑貨化した眼鏡を提供して国民の生活の質を下げているのは僕は理解します。

 

大手の限界もあるしチェーンオペレーションの限界もあるから、

ファーストフードの様な業態には

国民のビジョンケアは任せられない、

そういうもんだと思うからです。

 

では眼科医はどうなのでしょう?

眼科医は目の専門家として高度な教育を受けています。

ですが残念ながらメガネの専門家とは眼科医はなり得ないという

構造的な問題があると僕は指摘しています。

 

つまり今の日本では眼鏡に関するお困りごとを

相談出来る受け皿が機能していないと僕は指摘しています。

受け皿は実はあります。ですが、その存在は忘れ去られ、

皆様の意識の外にございます。

 

それが僕ら中小零細の眼鏡店なのです。

 

僕は中小零細の眼鏡店がもっと活躍し、

国民の暮らしを下支えすれば

もっともっと国が発展すると思っています。

 

現状はそれと逆行し、

中小零細の眼鏡店は年々廃業し、

先細りの一途だと言えます。

 

少なくとも僕はそれをどこかで

ある意味レジームチェンジするべきだと主張しています。

その為には国民の皆様が先ずメガネは雑貨ではなく、

医療器具であるという当たり前に気づいてもらう必要があります。

 

ちょと研修すれば誰でも作れる眼鏡は

有っても良いですが、それはあくまでも急場しのぎのメガネであり、

ビジネスです。それが主流になり、国民の過半数が常用している現状を

僕はおかしいと言っているのです。

 

どうか皆様もこのメガネ業界の問題に一人でも多く気づいて頂き、

ご自身の暮らしを見直して頂けたらなと思います。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

 

 

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