フル代表とU-24の融合

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眼石祝応のBLOG

フル代表とU-24の融合

2021/08/05

本日のblogの難易度【★】

今朝の体重は77.2キロ。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数653人。

 

先日の対スペイン戦、僕は非常によくやったと思いますが、

本気で、スペイン等のトップクラスとやるのなら、

久保君、堂安君のレベルが後二、三人欲しい。

 

つまり総合力であり、層の厚さで負けたと僕は思いました。

現代サッカーは、前も後ろも走り通しで、

前(フォワード)も守備をするし、

後ろ(ディフェンダー)の一本のパスで決定機を演出したりします。

 

それはラインを上げてプレスを掛け続ける

ハイプレスが主流の戦略になったが故だと思います。

するとラインの上げ下げもそうですし、

裏を突くスルーパスが出てもそれに対応して全力疾走します。

 

つまり高いプレスを掛け続けるという事は

90分間高いクオリティーを維持する持久力が必須になってきます。

長友さんなんてサイドバックは無尽蔵に思えるスタミナを有し、

90分間高いクオリティーで上げ下げに対応します。

 

特にサイドバックは現代サッカーを象徴するポジションで、

高い運動能力が持久力だけでなく求められます。

 

今回も久保君も堂安君も、最前線に顔を出しながら

守備に入るときっちり下がって守備します。

 

つまり全員攻撃、全員守備になる事を示唆しています。

そうなると皆が長友さんの様に無尽蔵な訳では決してないわけで、

ある時点でスタミナ切れにより足が止まる人が

複数名出てくることを想定する必要があるのです。

 

特に今回は5名までの交代枠があるので、

代わった選手のクオリティーが

戦況に大きく影響を与えるのです。

 

奇しくも今回の決勝点を入れられたアセンシオさんも

交代選手でした。フレッシュな選手と疲弊したディフェンダーが

相対すれば、当然フレッシュな選手に軍配が上がる確率が上がるのです。

 

そして交代した選手は交代以前の選手に比して

差のないクオリティーを求められるのですが、

残念ながら、日本はその交代選手のクオリティーで

差をつけられたと僕には見えました。

 

日本には銀や金のメダルはまだ早い。

トップクラスのチームに跳ね返られたのですが、

ゴルフのメジャー大会を松山君が制覇したように、

積み重ねは無駄ではないだけでなく、

むしろ積み重ねしか僕には無いような気がします。

 

ですから次回はワールドカップ、その前の最終予選はありますが、

そこを通れば、本線では久保君や堂安君が控えに回る可能性もありますが、

そんな状況で日本はもっともっと輝けると僕は思います。

そんなこんなでまだ銅色のメダル獲得に可能性は残っているので、

そこは楽しみにします。

 

また、次回への反省として、

一年後のワールドカップでのポジショニングを

控えも含めて予想したいと思います。

このチームなら決勝に進める。

 

そんな夢のチームです。

 

テニスの錦織さんが出てきた時に僕は、

「あ~僕が生きている間にトップ10に入れる選手なんて見られると思ってもみなかった。」

と当時思いました。実際にはトップ10どころか瞬間最大風速は4位にまで昇り詰めました。

 

日本がワールドカップで優勝する。

ドーハの悲劇をリアルタイムで視聴し、ワールドカップに出る事でさえ、

ひ~ひ~言っていたことを覚えている僕としては、

僕が生きている間にどうか感激の瞬間を

見させて欲しいなと痛切に思うのです。

 

日本の個人個人のクオリティーは負けてないよ。

それを選手の頑張りにより証明してくれました。

 

今後は底上げであり層の厚さが課題です。

さ~一年後のメンバーを予想してみましょう。

っとその前にスペイン戦スタメン結果発表ですが、

結果は100点満点でした。

 

これは難易度低かったですね。

それではワールドカップ2022のスタメンを控えも含めて予想しましょう。

 

理想を言えば、今回のU-24のメンバーの多くがスタメン奪取し、

以前のフル代表メンバーを控えに回せるレベルになれば、

それは層の厚みを増すという目的を達成した事になりますが、

それ程フル代表のメンバーも甘くないでしょう。

 

では発表です。
 

ディフェンス最終ラインは怪我が無ければ大きな変動はないかな?

っと予想しましたが、U-24から控えとして中山さんと橋岡さんを

メンバーに組み込みました。

 

中山さん、橋岡さん、そのどちらも

安定的な守備が出来ていました。後は攻撃力を磨けば、

長友酒井の不動のサイドバックからスタメンを奪えると思います。

 

ボランチは、守備的に遠藤さんは不動ですが、控えの守田さんも

かなりしっかりやってくれると思いますし、センターバックの控えとして

板倉さんを入れておいたので、守備的に行った時に遠藤さんが何らかの

事情で出場できないのであれば、代替案として

板倉さんをボランチに据える案もあり得ると予想します。

 

柴﨑さんは今だけ見ればピークから落ちた状態ですが、

戻ってくれば田中碧さんより、的確なパサーとして機能してくれるし、

守備に絶対的な自信のある遠藤さんとのバランスも良いと思います。

 

ワールドカップで優勝する為には、

柴崎さん帰って来て~っと切に願うのです。

トップ下は鎌田さんが今のコンディションが素晴らしいな~。

 

流石の久保君も厳しいかも、逆に久保君が後半控えから

出てくれば相手は脅威だな~。っと思いました。

 

左サイドハーフの南野さんも鉄板、ただし控えの原口さんは

下からの底上げが激しければメンバーから漏れる可能性もありますね。

 

右サイドハーフの堂安さんは、伊東さんと

相手を見ながら相性とコンディション次第で

コロコロ変わると思います。

 

ワントップは大迫さんはトップフォームであれば

相変わらずはんぱねぇっす。でも今回のオリンピックでの

大きな収穫だと思いますけど、

 

ワントップでの上田さんのクオリティーは

出色(でいろ)で、ボールを収める能力もそこから反転して前を向く能力、

更にシュートを枠に飛ばす能力も本当に素晴らしいと思いました。

 

やっと大迫さんが不出場の時の保険が担保された気分です。

 

今回の様に日本より格上のチームばかりとやるという

想定であれば林さんの出番も充分にありましたが、

 

来年のワールドカップは前回のワールドカップで

ベルギーと堂々と渡り合ったように、

どこが来たって臆する事なく、

堂々と渡り合えると思いますから、

林さんの様に守備が上手い(が特色の)フォワードの

出番はないかな?と思います。同様に岡崎さんのような

スタイルも今の日本代表には求められていない様に思えます。

 

後はキーパーですが、

今回の一番の収穫は谷さんのセービング能力じゃないかな?

キャッチング、パンチングの判断も見事。特に

掴め無さそうな威力のあるシュートを

パンチに逃げずに収める能力は素晴らしかったです。

これから最低10年は谷さんの時代ってくらい、

僕の中では評価が高いです。後は川口/楢崎時代の様に

同レベルのキーパーがもう一人いらっしゃると最高ですね。

 

さて9/2からはワールドカップ最終予選が始まります。

以前に比べればハードルは下がったとはいえ、

アジアの全体もレベルは上がっています。

最終予選は今回も予断を許さない戦いになる事でしょう。

これからU-24とフル代表の高度な融合が始まります。

そしてそれを見越した森保監督がフル代表とU-24を兼務した

協会の采配もお見事だと思います。

 

それと森保監督は賛否両論ありますが、

オーヴァーエイジのメンバーを守備的メンバーで

固めたり、主力を温存する交代枠の使い方、

それらを僕は評価しています。

 

実際にメンバーの融合と底上げが進めば

より攻撃的な交代枠の使い方も見られると思います。

U-24は先発メンバーと控えに差が有った事を僕は指摘しました。

 

その差がミニマムになれば、より攻撃的な采配が見られると予想します。

相手の足が止まる時に、鎌田さんに変えて久保君が出てくるところを

想像するだけで、相手は嫌だろうな~っと夢想します。

 

デュエルで負けずに90分足が止まらないスタミナ。

 

その完成形が垣間見えた本大会ですが、

逆に層の薄さが露呈した大会でもあったのです。

 

頑張れニッポン!!

それではまたこのblogでお会いしましょう。
 

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