フィジカルサポートカラーについて分かってきたこと

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眼石祝応のBLOG

フィジカルサポートカラーについて分かってきたこと

2022/05/31

フィジカルサポートカラーって皆さんご存知ですか?僕はイノチグラスという時から

お付き合いしていて、全く新しい観点からの開発者からのご提案に正直最初は

半信半疑でした。でも最初から「そんなのあり得ないよ。」っという自分も嫌でした。

 

開発者はそもそも発達障害のお子様と深い関わりを持つ

灰谷さんという方で僕が卒業したキクチ眼鏡専門学校

の後輩(なんか偉そうに言っているね。すみません。)でした。

 

そんな彼が常日頃発達障害のお子様と接している時に

視覚が身体に与える影響に着目し、そこからカラーレンズで

何かしらの影響が身体に出ないかリサーチが始まったのです。

 

そもそもアーレン症候群と言いますが、特定の色に反応し、

字を読みやすくするという理論は存在していました。

ところが、カラーレンズの決定方法に灰谷さんは独自のノウハウを

開発し、パーソナルに合うカラーレンズの商品を開発したのです。

 

僕は半信半疑だと言いましたが、これまでに数百人のお客様の

サポートカラーのお見立てのお手伝いをしてきましたが、

正直言えば驚くべき結果でした。

 

発達障害のお子様に限定してパーソナルに快適と感じるカラーが

あるのかと思っていたのが当初の自分。ところが、僕にも、奥様にも

そして従業員の清水君にも、更にうちの常連さんにも誰に提案し、

チェックしてみても、その差が歴然でした。

 

皆が口を揃えて、「この色が快適だ。」というのです。

 

ですからフィジカルサポートカラーか万人向けのレンズだと言えます。

一方、僕自身はデジタルデバイス用メガネには昔から

カラーレンズを推奨してきました。そしてその好みは人によって違う。

だからひたすらしらみつぶしにかけ比べをさせて選んで貰っていますが、

 

何しろカラーレンズで仕事をしようと思うと

思わぬところに障害があったりします。

 

「君、仕事中にカラーレンズとは何事だ!?仕事は遊びじゃないんだから。」

 

こう言われてしまいますし、そもそもお役所や銀行の窓口業務の人は

カラーレンズなんてとんでもないと自ら否定されます。

 

つまりビジネスシーンでは使える場合とそうではない場合が、

レンズの良し悪しとは別の次元で存在するという事です。

 

また、発達障害のお子様にとっても、

グレイゾーンのお子様にとっても、

カラーレンズが有益だと実感して頂いても、

 

学校では何しろ人と違う事を指摘され、

そして揶揄されたり、時にいじめに発展することもあるでしょう。

 

本来は人と違ってよいし、それが当たり前です。

 

でも、戦後の日本の教育では右にならえを強いる教育が

令和の今でも主流でしょう。そんな環境下では

メガネレンズに色を入れることですら、

差別の対象になったりするのです。

 

このようにビジネスシーンだけでなく、学校教育の場でも

このカラーレンズに関する不見識がせっかくの便利なレンズの

普及を阻みます。僕はこのレンズに関して

あまりWEBに書かないようにしていました。

 

それは、まだエビデンスが構築出来ていないからです。

ただし、やっとそれが動き出しました。

そのエビデンスが出来次第このブログでご紹介します。

 

以前のイノチグラスで、唯一の不満要因だったのが、

遠近両用レンズに未対応でした。

 

ですが、僕は老眼世代でなかろうと

遠近両用レンズは10代の若者にすら提案する事がございます。

 

それが今回のフィジカルサポートカラーでは

遠近両用レンズにも対応してくださいました。

 

そういった意味でより僕としても

ご提案しがいのある商品に成長したと言えるでしょう。

 

そもそもがパソコン等にカラーレンズを推奨したのも

光刺激対策でしたが、光刺激にも質があり、

好き嫌いがある事がやっと僕にも分かり、

何で、あんなに色の好みって千差万別なんだろう?

ってずっと不思議に思っていましたが、

イノチグラスやフィジカルサポートカラーとの出会いによって

やっと腑に落ちた気がします。

 

皆様も是非デジタルデバイスを眩しく感じたり、

目が疲れるなんて感じる時には是非ご相談下さいね。

その前には必ず、会社であれば、会社の上司、

学校であれば担任の先生に根回しし、確認後に

作製されることをお勧めします。

 

それではまたこのブログでお会いしましょう。

 

 

 

 

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