カケル2022選考会場の様子

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眼石祝応のBLOG

カケル2022選考会場の様子

2022/06/07

僕が思い付きというか、思い付きって言ったら失礼ね。実は僕は長年産地とかかわってきた経緯があり、産地から悲鳴にも似た声をずっと聞き続けてきた事から、何とかしなくてはいかんと思い立ち、産地でシンポジウムを開催する事がこのカケルの源です。

産地と小売りの間に太いパイプが存在せず、産地はOEMとしてシャネルやグッチのオーダーを忠実に再現する技術には定評があるものの、良い物を作って、その存在を知らせる広報力、更に自社の商品の価値づけをするブランディング力。

これらが眼鏡に限らず日本のモノづくりの大きな欠陥だと僕は感じました。だからこそ、産地は小売からもっと情報を得るべきだと考えたのです。それが元で産地の人たちと一緒になりカケル実行委員会という会を起ち上げ、産地の組合組織に対して陳情をしたりしながら大きな取り組みになるよう動き出してみましたが、

産地の組合の理事長からご指導いただいたのは、「伊藤君、産地でやっていないで、東京の方がメディアの食いつきが良いから、東京でしてみたらどうだ?」とご提案を頂き、当初は鯖江で開催していたカケルは途中から東京開催に切り替わりました。

確かにメディアの反応は良いのかもしれませんが、産地との距離感を覚え、それはそれで寂しさもあったのです。

その僕の思いはともかく、産地を何とか応援したいという思いは形を変えながらも継続し今回が第六回を数えるまでになりました。

この眼鏡屋版本屋大賞とも言えるTheMostEmotionalEyewearは、皆様のご参加があって初めて成立します。


ですからお願いです。是非難しく考えずに、投票という形でご協力いただければ幸いです。皆様の貴重な一票が今年のグランプリを左右します。

投票基準は一点のみ、「最も皆様の心を揺り動かしたアイウェアは?」だけです。専門的な知識がれば良いのかもしれませんが、いっぽう知識のない方でも良品には反応します。実際にお店にいらっしゃると「わ~素敵。」と歓喜の声を挙げるのは素人である皆様なのです。

カケル2022では実際にプロである業界人の投票も反映されますが、東京に来なくても実際にWEB投票フォームをご用意しましたので、ご投票頂けます。

一般消費者は無料でご投票頂けます。

また業界関係者は恐縮ですが、一社一票が原則で、

一票1000円のご負担をお願いしております。

是非皆様の声を届け、業界の良品開発者の努力に報いて頂き、開発して良かったと努力が喜びに変わる事が最良のシナリオです。

どうぞお気軽に、でもご投票は真剣に投じて下さい。
長文失礼いたしました。

【プレスリリースはこちら】
https://www.dreamnews.jp/press/0000259488/

【ご投票はこちら】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScTjU3HSm5IPLKOGPE51bAK6j9qXfFN2Ndxr-vgl00WZweBbg/viewform?usp=sf_link
 

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