近未来の眼鏡屋さん
2022/09/18
本日のblogの難易度【★★】
今朝の体重は79.5キロ。
今朝のYouTubeチャンネル登録者数は1163人。
今朝は少しだけ面白い事をtweetしました。
それは電子カルテについてです。
先ずは以下のtweetを是非ご覧になってください。
(以下弊社Twitterより転載開始)
僕のお店のカルテはExcelを使っています。当初のカルテと比べると項目数は一目瞭然、別物に仕上がっています。仕上がったと思うとまた項目数が際限なく増え僕は眼鏡の可能性を追求しようと思うと終わりが無い事に気づかされます。そう考えると既存のシステムだと僕の進化の度にコストが掛かります。
これが初期のカルテです。今と比べると大分シンプルなのですが、
では今のカルテも見てみましょう。
かなりの計算式を組み込み、僕は視力測定の最中に
極力電卓を使わずに済むようにしました。
そう僕らは常に頭の中で電卓を弾いて
皆さんの眼鏡をどのように仕上げるか、
どうやって皆さんのご要望にお応えしようかと
思案しているのです。
ではもう一度Twitterに戻ります。
(以下Twitterより転載開始)
Excel等の汎用ソフトだと、こうして創業後17年経過しても何の問題もなく閲覧編集、追記も可能です。更に言うと誤字脱字も減りますし数値化されたデーターをデーターベース化する事も比較的容易です。 データーベース化の先にはクラウド上でビッグデータ化し解析が始まります。その先にAIの出番です。
眼鏡屋ってDX化が非常に遅れています。大手の量販店はコスト削減効果も狙い電子カルテ化は、ある意味必須かもしれません。所が中小零細眼鏡店が電子カルテ化しても、コストカット効果は大きくは見込めません。 少なくとも僕はコストカットを目的として創業当初から電子カルテ化した訳ではないのです。
当初の僕は勿論AI何て言葉も知りませんでしたし自店だけでなく他店のデーターもクラウド上に一か所に集積しビッグデータ化する知識もありませんでした。 何故僕はそれなのにExcelでのカルテにこだわったのでしょう?それは非常にシンプルでした。 先ずは他店での店舗作業にヒントがありました。
それは小さなお店であればある程にカルテ置き場に多くのスペースを割く必要があり、それを小さなお店で開業しようとしていた僕は恐れただけなのです。 更に一人でお店を運営しようとした時に、お客様との会話等も逐一メモに残したかったのですが、手書きとキーボードのどっちが早いか考慮しました。
単純に空間効率と記録を残すスピードの比較で電子化を選択したのですが今は違います。膨大なカルテを統計データーとして使える宝の山が自分には出来たのです。 所が大手がいくら電子化したとしても、それは宝の山には見えません。それはあくまでも僕に言わせれば簡易な検査データーに見えるからです。
ですから僕は中小零細眼鏡店こそ本来は電子カルテ化し、そのデーターをクラウド上で共有しビッグデータを構築すべきと考えています。 そしてその先には何が待っているのでしょう?Ai、クラウド、ビッグデータとくれば次はロボティクスです。 単純作業は今後必ずロボットにとって代わられるからです。
では中小零細眼鏡店は無くなってしまうのでしょうか?いえ違います。逆にロボットでも出来てしまう視力測定をして作業のマニュアル化単純作業化している大手から無人店舗化していくでしょう。そして僕の様なオタクな眼鏡屋は生き残りお困り事を解決していくのです。 今日はそんな僕の夢のお話でした。
(以上Twitterより転載終わり)
いけない、Twitterで言い忘れた事、
それは電子カルテに計算式を組み込む事で
僕らの脳内を極力シンプルにしようって
意図も実はあったんです。
この結果僕が視力測定の最中に
電卓を触る事はほぼ無くなりました。
空いた脳内の余力を全力で目の前のお客様に
注ぐことが出来るのです。
これこそ、ITの恩恵の最たる物だと言えるでしょう。
今日はそんな眼鏡屋さんの近未来を夢見る乙女な
僕が頭の中を少しだけさらけ出してみました。
それではまたこのblogでお会いしましょう。