次世代のメガネ屋さんに必要な四つのF(エフ)
2016/08/16
残念ながら今の日本のメガネ業界は消費者に支持されているとは思えないんですね。
正確に言うとメガネ屋なんてたいしたプライドも持たずに日々の売り上げを作るのに懸命で
顧客に奉仕し、そのサービスの質の結果が自らの給料に反映されるという仕組みすらこの業界は
構築出来ていないのです。どうやって顧客に口から出まかせを言って高いメガネを買わせられるか?
その洗脳に近い教育システムの構築ばかりに注力してしまい。結果として真面目な人ほど馬鹿を見るような
会社が増えてしまっています。志の高い方程この業界に絶望し去っていくのです。
経営者もそれを分かっているから、なおさら従業員の質を上げようと努力せず、
システムやマニュアルで売り上げを作れる、そんな優秀な人材は
この業界に集まってくるわけない。だから僕に言わせれば安直な方向に走りがちなのです。
そしてますます僕らの業界は消費者の信用を失っていくのです。
僕はそんなお先真っ暗な業界はまっぴらごめんと、業界を改革したいと願い11年前の若造は思い立ちました。
そしてその時に僕は誓いを立てました。
①僕が作るメガネはファッションアイテムとしてもお洒落な方々の要求を満たし、
②メガネが視力矯正用の道具であるならば、それは機能的であるべき。僕はこの両者を高度にバランスして
世界一のメガネ屋になってやろう!(現状は理想には程遠いですよ(苦笑))
更に、③一度失った信用を取り戻すのは困難であることは重々承知していながら、顧客と真摯に向き合える
お店になろう、決して顧客に嘘はつくまい。という三つの誓いを立てました。
これが11年前の僕の考え、そして今の僕はもう一つの誓いを立てたいと思います。
それは、④顧客を楽しませ、そして自らもこの商売を楽しもう。
これが無ければ長く続かない。そう思えたのです。そしてそれを横文字にしてみると、
①fashion ②function ③fairness ④ fun
このように頭に全て「F」が並びます。僕はこれからは以前の三つのFに一つ加えて
この「四つのF」を念頭に自身のポリシーに忠実にお店で振る舞いたいと思います。
それぞれの「F」についてはまたの機会で解説したいですね。
次世代のメガネ屋さんは誰より顧客とより深く繋がり、互いにこの人なら信頼できるし気軽に相談できる。
そんな人間関係の構築こそ、僕ら零細企業にしか出来ない大きな大きな武器なのだと再確認したのです。
opteria Glassias
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