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眼石祝応のBLOG

北海道検査祭りが無事に開催出来ました。

2016/11/18

三日間でラーメン三杯食べるという痛風歴13年の僕としては、まさに自分の身を削りながらも

ラーメンを食し、そして僕は見事にラーメン屋さんの店内で輝くのでした。うっほ~。

 

こんなにラーメンを食べられるのも福島の新白河に行った時か、北海道に行った時しかありません。

そんな至福の時を命がけで過ごして…え?そんな食べ物の話はいいから検査の勉強会の話をしろ?

 

はい、わかりました。本当は三杯食べたラーメンのレビューを書こうと思っていたのですが、

止めておきます。では気をとりなおして。

 

ん、おほん、まずは第三回検査祭り~IN 北海道~(ちなみに名称は皆さんそれぞれ違うようです。)

要は眼鏡屋さんみんなで集まって検査について侃侃諤諤で議論する会の事です。

 

今回は美しい唄の町、美唄のメガネの三愛さんに北海道の志の高い皆さんが集まり検査しました。

今回の被験者はSさん、某量販店の社員さんです。僕はこの勉強会では量販店だとか専門店だとか

線を引いて区別しません。消費者に奉仕したい、そして技術レベルを高めたいという思いがあれば

それで充分だと思うからです。こうして皆に検査されまくる方を僕は生贄と呼びます。

今回の生贄君のSさんは総勢7名の眼鏡士によってたかって検査されまくるのでした。

 

では何故僕は、こんな方法を思いついたのでしょう?

 

それは検査理論や検査スキル、更に言えば、使う道具、そして用いる視標。これらの差異によって

答えにばらつきが出てしまう事に問題意識を感じているからです。一人の人を同じ日に検査しても

検査する側が変われば複数個の答えが出てしまう。これを僕は本来は極力無い方がいいんじゃない?

 

って思ったのです。皆さんは裸眼視力は0.1、それなら掛ける眼鏡の度数なんて決まっている。

誰がやったって大差なく一緒。こんな風に思っていませんか?

 

それが大違い。東京も含めて過去の実績を元にすれば、全ての度数で同じ答えになった事が一度もありません。

 

皆がそれぞれの育った環境で、自分なりに工夫して何十年も経過してみたら、まるで違う方向に

行っていた。こんな事が今の日本のメガネ業界に起こっていたのです。

 

でも眼鏡を僕は料理に例えてこのblogで解説してきました。眼鏡フレームやレンズは素材であり、それは

単品で捉えれば半製品で、それを僕らが活かして製品化していく。この様に解説しましたね。

もしも僕の言っている事が正しいのなら、その料理のさじ加減や腕前の差で出来上がった料理の質の差が

存在してもそれは当然じゃない?って思いません?

 

僕もそう思います。でもそこに明らかに体に悪い調味料を使っている人が居たとしたら皆さん

どう思います?僕は両眼視機能検査という検査法の普及とそして日本から世界に発信する

オリジナルの検査理論の構築を夢見ています。そうやって究極の調理法を見つけたいと

願っているのです。それは勿論僕一人ではできません。ですから僕には仲間が必用なのです。

 

ではその究極の調理法に向かって邁進している僕にとって、今のメガネ業界はどんな風に見えるのでしょう?

 

それはメガネ業界全体のファーストフード化です。

 

安い食べ物を食べったって健康被害が無ければよいですし、たまに食べるファーストフードは美味しいですよね~。

 

でも毎日そればかり食べていたら?考えるだけでも恐ろしくありませんか?

 

食べ物なら今日は安い物、明日は家で簡単に、でも記念日は高級レストラン、こんな風に組み立て

出来ますが、眼鏡は基本お買い上げになったら、それを身に着けて行動します。また安い眼鏡と

高い眼鏡。ここで設計を変えてしまったり、度数を変えてしまったり。こんな事をしても大丈夫な

人も居ますが、中には度を変えたり、度は一緒でもフレームを変えるだけで違和感を訴える方も

メガネの場合にはあるのですから、そうそう気安く掛け替え出来る商材でもない気もします。

 

では健康で美味しい物って高いですが、眼鏡で健康にプラスに働かせようとすると

どうなるのでしょう?それには物凄く手間がかかる事を誰より消費者の皆さまが理解すべきです。

 

高くても安くても眼鏡なんて一緒でしょ?と思うから安いのでいいやになっているのが

現状なのです。でも僕は眼鏡を上手に選ばないと生活の質は落ちますし、場合によっては

眼の不具合を放置していると病気になっちゃう事もあるとすら思えます。

 

ですから僕はもっと消費者が自分の眼に関心を持ち、そしてしっかり眼からも健康管理をして頂きたい。

その為に、あの検査の勉強会は僕自身のスキルアップも勿論、参加者皆さんの技術レベルも上げてあげる

事で、消費者の意識を変える。これが究極の目標だったりします。

 

何も僕は自分が絶対正しくて皆が間違っているから、僕のやり方を真似しなさい何て絶対に

言わないのですよ。僕は眼を、そして眼鏡を知れば知るほどわからなくなっているのが僕の現状です。

でも検査祭りに参加された皆さんに知って頂きたいのは、これだけばらつきが存在するのですよ。

というこの味付けの差があるという事を知って頂きたいと思っています。

 

人の検査を見るだけでなく自分の検査もさらけ出す。これには相当の勇気が必用なのですが、

今回参加された方々はその恐怖を乗り越え、しっかりと戦ってくれたと感じています。

 

北海道の皆さん、本当に有難うございました。また来年もよろしくお願い致します。

 

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新千歳空港 一幻 えびしお あじわい 太麺 チャーシュートッピング。

 

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