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眼石祝応のBLOG

プリズム眼鏡の現状~その2~

2016/12/14

https://opteria-glassias.jp/news01/608

 

上のリンクは昨日の記事です。

 

つまり眼鏡フレームは単独では機能しません、度付きレンズが入っていなくて視力が上がるなんて事ないですよね?
更に言えば、レンズだってフレームの形に綺麗に削り取られて上手く収まって初めて視力改善にお役立て頂けます。
そしてそれを顔の骨格に合わせて丁寧にフィッティングして初めて眼鏡は眼鏡としての御役目を果たせるのです。

その機能性を持たせる要素を眼鏡の5大要素として僕は提言しています。列挙してみます。

 

フレーム/レンズ/検査/加工/フィッティング

 

これらが高度に機能して初めて眼鏡になるのです。

 

そして機能性の無い眼鏡を伊達眼鏡と呼ぶのです。

 

僕は伊達眼鏡でファッションを楽しむという事には口うるさくは言いませんよ、あくまでも視力矯正器具として
眼鏡を楽しむのなら、それなりの手間がかかるよという事です。

 

そしてプリズムを入れた眼鏡はその機能を持たせるために、それ以外の眼鏡より、最低でも2~3倍の手間暇を
掛けてやっていると思います。例えば、プライスショップさんなんかでは平均5分程度の検査だし、一部量販店でも
15分程度と聞いております。グラシアスでの検査は最低30分、最高2時間程度かかる事もあります。

 

一人二時間かかる事を考慮すると一日に作れる眼鏡は5本程、それでも利益が出るように僕は売価を設定しています。
逆に言えば、手間を省けば10本作れば、売り上げは瞬間的には上がりますが、顧客満足度は下がり、
リピート率も下がるでしょう。つまり新規顧客を常に取らなければ、うちのお店は衰退していきます。
ですから僕は手間を抜くという事は自分で自分の首を絞めていることのように感じます。

 

そんな僕からみれば、この業界は自らの武器を奪い、自らに鞭をふるっているドМの方々が多いように見受けられます。

ここ数年僕らの業界は差別化の答えを探して彷徨った経緯があります。でも既存のやり方を残して、新しい事をやる。
土台そこに無理があるように思えるのです。埼玉の僕の友達のお店は両眼視機能検査をやる為に、今までの安売り屋さんを
やっていた時のお客様をおことわりする事が最初の仕事だったと聞いています。そして今では売り上げを上げて
繁盛されています。時代が変われば、業態も変わる筈で、過去の栄光にしがみついているとすればそれこそが
僕にはリスクのように思えて仕様がありません。

 

このblogの読者様でも、安い眼鏡屋さんでご購入頂き、それでよしとされている方もいるでしょう。
でも僕は眼鏡を通して国民の健康に寄与したいと願っているもblogを書いています。
たかが眼鏡でそんなことを言うなとおりを受けるかもしれませんが、

少なくとも僕にとっては 「されど眼鏡なのです。」

 

ここからはお願いです。国民の皆様はどうか、目利きという物を放棄しないで頂きたいのです。
全ての事に精通しろとは言いません。ですが、価格だけで物を選ぶという行為が瞬間的には金銭的に
得をしたとしても、結果として病院の通院費や整体に見て頂く費用。これらを考慮すれば、決して馬鹿に
ならないと思うのです。

 

ですからどうか今はネットにいくらでも情報が出ていますので、検索してみてください。

そうすれば、あ、僕は(私は)安い眼鏡じゃいけないんだ、と思える事が多々あるかと思います。
全ての価格には理由があります。そして安い眼鏡は、僕に言わせれば機能性を付加する手間が
省かれている事をどうかご理解頂ければと思います。

 

そして究極的に手間がかかるのがプリズムを入れた眼鏡を仕立てるという業種だと僕はおもいます。

 

ここからは実践です。

 

では両眼視機能検査というワードで検索を掛けます。すると何店舗も引っかかります。
そこでは今度こんな質問を投げかけてみてください。

 

「プリズムは100人のお客様が来たらどの程度入れていらっしゃいますか?」

 

と質問してみるのです。100人中2人なら、それは世間の一般的な眼鏡屋さんと変わりません。

 

20人と答えられたら、それはたぶんアメリカ式の両眼視機能検査を実施しているお店でしょう。

 

50~80人と答えられたらドイツ式両眼視機能検査をしているお店の確率が高いのです。

 

もしも弊店の検査が気に入ったという方で近くにそんなお店無いかな?なんて方はこの

ドイツ式両眼視機能検査をやっているお店に行った方がご満足いただけると思うのです。

 

グラシアスはドイツ式ベースですが、今はアメリカ式の検査とトレーニングも取り入れ、
いつかジャパニーズスタンダードの検査理論を構築し世界に発信しようと考えております。

ドイツ式とアメリカ式の差異についてはまた別のページで解説致します。

 

ではまた明日。

 

 

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