外斜位と乗り物酔い。
2018/09/07
最近自然災害続きで、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
は自粛している次郎さんです。だって大変な思いしているに
決まっているやん!!ってお叱りを受けると承知しているからです。
なので、いつもの常套句は割愛し本編に入ります。
僕のプリズムメガネとの出会いを書いて、それで眼精疲労や慢性的な頭痛が
劇的に軽減したお話は以前に本blogでご紹介しました。
そしてもう一つ大幅に改善したというより、そんな不定愁訴は
皆無になった体調不良のことを僕自身すっかり忘れていました。
それは
乗り物酔い
なのです。以前の僕はバスの中で携帯電話を見れば瞬時にうえぇ~と
吐き気をもよおしていました。それが段階矯正を終えて本来の度数まで
プリズムを入れてみると、それからは一切乗り物酔いが無くなってしまいました。
因みに僕の眼の状態はどんな状態かと言えば、
裸眼視力=0.6
両目共に近視+近視性乱視の眼です。
斜位は外斜位で、どの位のずれがあるかと言うと
16△というずれです。
これは斜視になる訳でもないのですが、
ホッと一息ついて湯船に浸かれば、物がダブって見えますし、
意識的に力を抜いて物を二重に見せる何てこともお手の物です。
ですから僕は眼が疲れたな~、何て時は意識的に眼の力を抜いて
ピントが合っていない状態を作ります。
因みにうちのお店は斜視矯正でお店のサービスとしての独自性を
アピールしていますが、
斜視の方で過去最大のずれは
105△
最小の方で
4△
つまり目線のずれの量だけが斜位か斜視なのかの決定要因ではないということです。
僕は以前のblog
で習慣が眼を作ると説明しました。つまり目線が外れる癖を持っていて、
それが状態化していれば、少ないずれの量でも斜視になるという事です。
と思って、うちのblogで習慣が眼をつくるで検索すると過去同じタイトルで
三回も書いていました。(苦笑)それ程に僕は習慣と眼の関係を重視していると
ご理解下さいね。皆さまも良い習慣、悪い習慣、それぞれございますが、
心がけとして、良い習慣でありたいと意識する事が大切です。
これも既に、何度もこのblogで書いていますが、
正しい知識は、意識へ、意識から無意識へ。
この流れが人には生じます。
ですが、導入で間違って
間違った知識は、誤った見解を生み、その思い込みは、無意識にまで
すりこまれ、そして意識でさえも、その対象物を毛嫌いしてしまう事があります。
一例を挙げれば、
初めて、専門店に来た、今までは安いお店ばかりで作っていたし、今度はその10倍も
高い眼鏡を買ったから、それはそれは最初から快適だろう。
僕は↑上の文章は、うちのお店では当てはまらないと言っています。
僕は良くも悪くも環境を劇的に変えます。
そうすると、その環境の大きな変化を多くの人はストレスとして感じますし、
うちのお店では作る眼鏡によくプリズムという度数を入れて作成しますが、
これなんかは、掛け始めには多くのケースで違和感を伴いますし、
その違和感はプリズムの度数に比例して強くなります。
ですからこの場合の正しい知識の導入は、
今度は今まで経験したことの無い変化を目に生じさせる。だから最初は
違和感は有って当たり前、だからゆっくり慣らしていこう。
これがうちのお店での、正しい知識のインプットになります。
そうすれば、意識的に長時間一気に慣らすなんて無茶はしなくなるでしょうし、
そうやって段階をふんで慣れ戻しの期間を消化すれば、後は無意識が
(あ、この眼鏡かけていると筋肉が緩んで、楽に物が見えるし、情報処理の能力も
向上するぞ!うわ~い。)と環境の変化を受け入れるのです。
僕は僕で無意識状態で、気づけば、あ、そういえば乗り物酔いしなくなっていたや。
と無意識から意識に逆戻りしたのです。そして外斜位で輻輳(寄り眼)にストレスのある人
にはベースイン方向のプリズムが有効なことがあるという知識を身に着けたのです。
皆様も正しい知識を得ようとすれば、相応の努力が必要になりますが、
先ずは、このお兄ちゃん(僕のことです。)の言うことなら信用できるな、
そんな信頼のおける眼鏡士との出会いがあると良いですね。
ただし、下心丸出しで高いレンズを売りつける、必要無い機能を付けさせる。
そんな眼鏡屋さんには、しっかり理論武装した上で論破しちゃってくださいね。
僕らはポテトいかがですか?の感覚ではレンズオプションは勧めてはいけないと
少なくとも僕自身は思っているからです。
それではまたこのblogでお会いしましょう。
opteria Glassias
https://opteria-glassias.jp/
住所:〒180-0004 東京都武蔵野市
吉祥寺本町1-11-21せのおビル1F
TEL:0422-21-6755
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇