時代。
2018/09/09
大坂なおみさん!おめでとう~!!!
最後が満面の笑みでなかったのが、少し悲しいですが、
出る杭は打たれると言いますが、出きってしまえば、
後は尊敬の対象に空気はがらりと変わるでしょう。
それまでは、どうか腐らず、根気強くを繰り返して
頂けたらな~と思います。錦織君にしても大坂さんにしても
小学校の頃、宮村テニススクールに通っていた身としては
隔世の感は否めません。まさかこんな時代が来るとは。
時代と言えば、僕はいつか時代を作りたいと思って
このお店を13年続けて参りました。
それはどんな時代なのでしょう?
これは過去のblog
でも申し上げていたのですが、僕は日本にプリズム処方を根付かせたい。
これが夢であり、僕の創りたい時代だったのです。
グラシアスのお客様なら、不思議に思いますよね?
もしも親族一同グラシアスのお客様なら、その多くは、
控えめな言い方でいっても、過半数はプリズムを入れていて、
その効果を体感していらっしゃる方が殆どだと思うからです。
でも世間では違います。
僕が13年前にお店を創業した時の出荷ベースでの
プリズムが入っているレンズの比率は
2%
13年経った今でもその比率は
3%
普及には程遠いというのが、冷静な評価だと僕も思います。
グラシアスのお客様だと直近で言えば、9割のお客様にプリズムを
入れて眼鏡を作成しています。これは多分業界でも異例だと思います。
つまり僕は業界でもマイノリティー、異端だという事です。
その僕がいつか時代を作りたいと願い、様々な事を業界や消費者に向けて
発信してきましたが、その多くはblogやSNSというネットメディアでした。
良い時代になりましたね、まだ僕のやっていることを100%理解している人が
沢山いるという状態には程遠いものの、それでも一緒に勉強してくださる
仲間が僕にも出来ました。
ご存知かどうかは分かりませんが、僕は元々建設業で現場作業員でした、
その後外食業でファーストフードの店長さんを務め、その後眼鏡業界に
入り、最初に携わった業態はスリープライスショップという眼鏡でも
前職のように眼鏡業界のファーストフードのハウトゥーを勉強させて頂き、
その合間に
会社では経理、
そして
アパレル業界に対するOEMの営業、
こんなこともさせて頂きました。
そのお蔭で今があると言えますし、特に経理が自分で出来るようになった
ことは、未だ不出来でありながらも経営には本当に役立ちました。
その会社の社長さんとは年に一回でしょうか?
お会いできるかどうかですが、未だに僕の中では恩師として
心の支えになっています。
話を戻します。僕は時代を作りたいと願いました。
また僕たちは差別化だけが敗因か?
という記事でも説明しましたが、差別化が出来なかったことが
敗因ではなく、僕らは情報の発信力で差がつき負け組になったと次論を
展開しました。だから僕らは中小零細企業の大きな力をまとめる組織を
起ち上げ、力を合わせて自らの存在をアピールしましょうと僕は僕の
先輩や仲間に相談しました。
その結果がMORE~快適眼鏡研究会~という研究会の発足につながったのです。
夢の実現のためには業界を変えるだけでなく、消費者の消費行動すら変える
必要があると僕は感じているのです。
一方、眼鏡屋、保険屋、証券マン。
という以前のblogの記事で、眼鏡業界は、競争が存在しない時代に
好き勝手をし過ぎてしまい、消費者に呆れられいる。また呆れられているだけなら
まだましで、諦められていることすら実情としてはあり得ます。
僕らは、顧客を脅せば簡単に単価アップ出来ます。こちらのレンズの方が眼に優しいですよ。
何て、言えば多くの方は単価の高いレンズに興味も持ちます。簡単に単価を上げられるからこそ、
僕らはもしも高額商品を進める場合には機能を説明し、ご納得の上でお買い上げいただく必要があります。
以前の業界では業界総出でこの単価アップを社是として繰り返していたのですから、
呆れられても仕方がありませんね。そしてそのアンチテーゼがプライスショップであるという
反省を僕らはするべきだと思っています。自らがあの業態を生み出したのです。
そして以前の御用達の商売では私に任せて頂ければ、レンズの事は何も知らなくてよいですよ。
と促し、結果として無知な消費者が大量生産されたのです。
無知な消費者というのは大変失礼な言い方ですが、僕らがそうなるよう仕向けたのですから、
その責任は勿論僕らにあります。そして時代は変わり、ディスカウンターの参入が始まり、
今まで自分でレンズを選んでこなかった方々は、安いレンズと高いレンズの違いも分からず、
ただ、
価格
と
ファッション
だけで眼鏡を選ぶようになりました。それから20年を経て、今でもその
プライス&ファッションアイテム
が業界の主流になったのです。これが時代の流れであるとするならば
僕らはもう無用なのでしょうか?僕はそれは違うと言ってきました。
僕は安い雑貨感覚の眼鏡を掛けることで、
近視は更に進み、
眼精疲労の人口当たりの構成比は増加し、
PC作業時の効率も低下し、
更に言えば、その身体の小さいかもしれないストレスは
いずれ心の余裕まで奪うでしょう。
今、このバブル崩壊後、上昇の兆しすら見えず、高齢化社会の中で、
年金の財源すら創出できずに苦しんでいる日本。
誰もが感じる集団リンチやスケープゴート、
そんなニュースばかりを目にする日本だからこそ、
僕は眼鏡で微力ながらも心や体の潤滑油として皆さまにご提供したい、
そんな思いで僕は今日も時流に流されず情報発信するのです。
決して他人事ではないという僕の危機感はお伝えしたいなと思いますし、
僕らがもうひと頑張りすることで、もう一度日本という国が輝けるのだと
自らの尻を叩きたいと思います。
それではまたこのblogでお会いしましょう。
opteria Glassias
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