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眼石祝応のBLOG

いくらで作れるか分からない眼鏡屋さん。

2018/09/20

今日本ではプライスショップと言いますが、原則、どんなレンズでも

同じ金額で作れますよ~。という業態が一世を風靡しております。

だって安心ですよね?いくらになるか分からないでお店に行って、

ではお会計の段になって、

 

うん十万円です!

 

って言われたらそれは驚きますよね?

 

その価格に対して驚愕することに恐怖を感じ、

自然と弊店の様なお店は一般の方は自然と足を遠ざける。

皆さんこう思っていらっしゃると思います。

 

ところが、実際には、一般の方という定義が誰をさしているのか

僕にも不明ですが、それでもいわゆるそれ程難しくない

眼のお方でも弊店の顧客になっています。

 

ここで弊店の顧客層を大雑把に類別してみましょう。

 

男女比は?

A:50対50 ほぼ均等です。

 

年齢層は?

A:30代から50代がボリュームゾーンですが、

60代以上の方にもいらして頂いておりますし、

実はちびっ子達も弊店のお客様だったりします。

一番少ない年齢層は10代後半から20代後半まで。

このくらいの年齢層だと、今までは親に買ってもらっていた。

でも、これからは自分で買わないと、でもそんなに高い眼鏡

自分じゃ買えないや~。なんて消費者心理があり、

経済的なふところ事情もあるのだと僕は思っています。

 

でも、会社でも中堅クラスになってきて、責任も仕事量も増えていくなかで

眼に課するストレスや負担は増える一方、こりゃたまらん、と取り合えず

安いお店でブルーライトカットレンズで眼鏡を作っても、多少楽になったのかな?

 

なんて程度、効果は実感しにくい。それならと高いの覚悟で弊店にいらっしゃると

いうパターンだと思っていますし、仕事量は増えるなかで

目のある機能は延々と減っていっています。

 

それがピントの調節という機能です。

 

ピントの調節を司る毛様体筋の量が減り、

そしてピントの調節をうけおう水晶体の柔軟性が損なわれることによって、

30代前半でも、老眼の様に霞目や眼精疲労を訴える方が

急増しています。また、ここ数年では10代や20代でさせ

スマフォ老眼なんて言葉に代表されるように、

 

以前では考えられなかった程に、眼精疲労は多くの人にとって

身近な存在になっています。ではそんな困っている方々の

拠り所に価格破壊という言葉に象徴される激安店はなれているのでしょうか?

 

僕は一部機能し、一方、そういった業態では対応出来ていないケースも

勿論あり、その量販店では満足できない方々の受け皿に弊店はなっていると感じています。

でも今まではいくらだと謡っていたお店でしか買っていなかった方々にとって、

グラシアスにくるご来店の心境を一言で言えば、

 

「戦々恐々」

 

そんな心中では?とお察しします。

だって高そうだもんね。扉は閉まってて外からは見えないし。

 

それなので、僕はここ直近の100件くらいの眼鏡一式の平均単価を

単焦点レンズと遠近両用とでデーターを取って公開したいと思います。

 

では今から過去のデーターを洗い出してみますね。

 

しばし待たれ~い。

 

 

 

…。

 

ぜ~ぜ~、と、取ってきたぜ。データーを、

なかなかにヘビーな経験なんだな、お客様の対応、電話の応対。

それらをしながらのデーターの集積/解析、おらやったぜ。

 

では僕の汗と涙の賜物。(←それ程のものかい?)

 

グラシアスでの直近100件の平均単価は以下の通りです。

 

単焦点レンズでの眼鏡一式単価

平均:49.620円

最高:97.200円

最低:20.520円

 

遠近両用レンズでの眼鏡一式単価

平均:76.896円

最高:138.888円

最低:38.880円

 

男女の比率は

男性:52%

女性:48%

 

平均年齢:45.12歳

最高:70歳

最低:5歳

 

という構成比でした。

つまりグラシアスで遠く用とか近く用とかだと、平均で5万円くらい、

遠近両用だと平均で8万弱で買っている方が多いよ。と言えるのです。

 

日本の眼鏡業界全体の平均単価が、多分2万円中程くらいかな?

中小零細企業の平均単価が38.800円だって誰かが言ってた。

それからすると随分高い値段を出してグラシアスで買っている事が

分かりますよね?世間の平均より高いお値段を出しても買いたい。

 

そう思ってくださる方が多いから、お蔭様で13年もお店が続いたのだと

改めて支えてくださるお客様の気持ちが本当に嬉しく有難いのですが、

どうして、この世間よりも高い金額のお店が少なくとも中小零細企業の

一般的な売り上げよりは多少高く好成績となりえるのでしょう?

不思議ですよね?

 

僕も不思議です。ただ敢えて言えば、

僕はメーカーに値引き交渉はしないと宣言しています。

いくらにしてくれたら買うよという条件提示をした事がありません。

 

例えば眼鏡ケースで大きな個数を買う時には値引き交渉はしたことがありますが、

それ以外では皆無です。そしてメーカーさんには儲かって頂いて

 

もっともっと良品を開発してくださいとお願いしています。

そんな僕の思いでやっていると、実はお店で値引き交渉されることが

年々減っていき、昨年と今年は僕の記憶にある限り、いやここ数年は

お店で値引き交渉をされなくなりました。

 

それは僕がこうしてメーカーに値引き交渉をせず、自身が考える

適性な利幅を乗せて販売額を決めていることに対する理解者が

増えていったのかもしれませんし、そもそも価格「だけ」で

眼鏡を選ぶ方々がご来店されることも年々減少していったため

なのかもしれません。いずれにしても結論には至らないのですが、

 

そんな感じでこれからうちのお店で眼鏡を作ろうとかな?

何て考えている方には直近100件のデーターであり、

不正確かもしれませんが、平均単価をご紹介させて頂きました。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

g-07-02

 

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