本日のblogの難易度【★】

 

今朝の体重は80.0キロ、ほぼ山形に行く前の体重に戻りました。

これから大台越えに向かって日々精進致します。

 

さてさて、昨日は選挙、日本の行く末を占い、かつ確実に行く末が決められていくであろう、

貴重な貴重な民意を反映させられる僕にとっても大切なイベントでした。

 

その選挙にぶつけるかのように闇営業問題の記者会見が吉本興業を介さず実施されました。

 

この物事の本質は、僕は闇営業にある訳でもなく、反社会的勢力との繋がりがあるから

いけないのでもなく、法律的には申告すべき収入を申告せず脱税行為にあたるという点と

 

後は個人のモラルの問題で、

 

公人に近い立場の有名人が公の場で、収入を得ていないと嘘をついた点。

 

この二点にあると僕は思っています。

 

特に脱税行為は悪質だし猛省すべきと確かに思います。

 

ですが既に追加で申告をしているそうです。これが全ての免罪符ではありませんが、

少なくとも反省し、対応していることは認める必要があります。

 

もう一点、噓をついてしまった点、これだけで社会的に抹殺される必要がある程の事でしょうか？

 

この有名税と言うにはあまりにも過酷なこの二人の処分に行き過ぎだと感じていました。

それをこの僕が感想として意思表明したとして、何の効果があるのかも分かりません。

いや何も効果は無いでしょう。でもなんか書かずにいられない自分がいるのです。

 

こんなマスメディアの公開リンチというべき暴挙を許して良いのだろうか？

 

という感情と、吉本興業の芸人さんの立場を想像するに、

なんか居ても立っても居られない思いが心に満ちてきました。

 

北野武さんは、「こんな事させちゃ駄目だよ。」とテレビで仰ってました。

「親分が出て来なくちゃ。」と。

 

松本さんが「後輩の心情を察して動いた様です。」

 

加藤さんも「会社の体制が変わらないのなら、俺が辞める。」と仰っています。

 

そしてABEMA　TVでの３時間弱の会見が始まりました。

憔悴しきったお二人の様子を見ると僕はここでも不思議な感情に襲われます。

まるで自分のことの様に可哀そうだと思う感情が沸いてくるのです。

 

本日吉本興業の社長さんが記者会見するそうです。

 

今回の対応に関して、どう考えても吉本興業側にも反省すべき点があると思うので、

是非、状況をしっかり把握した上で、

反省すべき点、改革案を明確に示す必要があると思うのです。

 

今回は、雑誌社が社会正義の名のもとに公開リンチをするのであれば、

正義の名のもとに叩くべき相手の本丸は今回名の挙がった芸人さん達か？

と僕は疑問を感じるのです。

 

僕はマスゴミという言葉が嫌いです。

その言葉には相手に対する敬意が感じられないからです。

 

僕の好きな言葉は

 

「職業に貴賤はない。」

 

という言葉です。卑しいか尊いかの線引は職種にあるのではなく

一人一人の心の在り様だと信じているからです。

 

そんな僕でも今回の週刊誌の報道に関しては強く疑問を感じました。

すると下のような動画が見つかりました。流石ですね。

上手に分析していらっしゃいました。

 

 

 

 

北野武さんはこんな事も言っていました。

 

「今はすぐにおいら達芸人に品行方正を求めると、でもな、おいら達はそこから外れているから面白い芸が見せられるんだ。」

 

言葉は正確ではありませんが、こんな表現をされていました。

 

芸の肥やし。

 

多数の異性と交流関係を持つことが、芸を磨くことにつながる。

こんな言葉だと僕は解釈していますが、

 

いつからそれを禁ずる風潮に世間は変わったのでしょう？

いつから言葉狩りと公開リンチの相手探しがメディアの役割になったのでしょう？

 

僕はお笑いは詳しくありませんが、それでもたまにテレビをつけると

吉本の芸人さんや、ジャニーズ事務所の方々が巧みな話術で僕らお茶の間に

笑いを届けてくれます。そして僕はそれを有難く頂戴し、幸せな気分になります。

 

笑う門には福来る、なのです。

 

宮迫さんと亮さんの謝罪会見以降、メディアの空気がガラッと変わりました。

それ程に鬼気迫り、お二人のお詫びしたいという思いがしっかりとメディアに伝わったのでしょう。

 

僕は本意ではありませんが、過去に何回も嘘をついた事があります。

脱税行為は勿論していませんし税金はしっかり納めたいと思っていますが、

それでも誰だって意図せずミスをすることがあるでしょう。

 

でも失敗しても反省し、次に向けて再チャレンジ出来る社会が僕は好きだし、

そうあって欲しいなと思います。どうか今回の騒動に巻き込まれた芸人さん達が

また安心して、お茶の間にお笑いを届けて頂ける落としどころを見つけて欲しいなと

切に願うのです。たけしさんのお言葉を拝借し、

 

僕は芸人さんに品行方正は求めません。違法云々は勿論いけない事です。

ですが、僕は品行方正よりも

破天荒な芸人さん達の生き様に感銘を受け腹を抱えて笑えるのです。

 

それではまたこのｂｌｏｇでお会いしましょう。