斜視矯正の今。
2019/09/14
本日のblogの難易度【★★】
今朝の体重は78.5キロ。
一進一退の攻防が続きます。
さてさて、今朝お渡ししたお客様は9歳の女の子、A様(仮称)
寄り目もご年齢の平均よりは弱め、そして斜視になったり
ならなかったりを繰り返すと身内の方の見解でした。
実際に検査してみるとやはり斜視でした。
そして
東海光学のレンズ(1.67AS)でプリズムを
右目に6△(プリズム)
左目に8△
と斜視矯正の度合いとしては初心者コースの設定ですみました。
後は彼女がこの眼鏡に一日でも早く慣れて頂ければと切に願います。
その斜視矯正眼鏡のお渡しの際にご質問頂きました。
A様のお母さま「この眼鏡は極力掛け続けた方が良いのですか?」
僕の回答「はい、習慣が眼を作るのです。慣らしの段階は仕方がありませんが、
極力掛け外しは避けて、慣らしが終わったら極力掛け続けてください。
掛けたり外したりは、斜視の状態と斜視では無い状態を繰り返す事で、
これでは慣らしが上手くいかないだけでなく、斜視矯正が上手く行かない事すら
想定されます。ですから極力掛け続けをお願いします。」
と回答しました。
話は変わりますが、この間いらしたお客様は、やはり斜視でご相談に
いらっしゃいましたが、その際に勿論真っ先に眼科に相談に
行ったそうですが、そこで言われたのは遠近両用レンズでは
斜視矯正のプリズムという度数を入れたレンズが作れないと
お医者様はおっしゃられたそうです。
残念ながら、何十年も前から遠近両用レンズとプリズムの組み合わせは
多少のずれであれば、作れるのです。更に言えば、大きなずれの斜視矯正でも
近年はフレームやレンズの進化で対応出来るように技術革新出来ているの
ですからお医者様も最新の知識にアップデートする必要があるようようです。
ご参考までにその記事のリンクも貼っておきますね。
https://www.asahi.com/and_M/pressrelease/pre_4805173/
このお店で検査する側の進化とフレーム/レンズ、そして加工技術の
進化のコラボレーションで今、斜視矯正は未知の領域に進んでいると
言えますね。そしてお医者様は勿論、一生活者の皆様にその進歩を
知って頂きたいと願っています。
昨晩見たテレビでは栄養学に関する常識は日々アップデートされている。
だから、常に最新の本で学んでくださいと視聴者を促していました。
眼鏡も一緒なのです。日々進化している情報を皆様にお届けしたいのですが、
余程お困りか、余程眼鏡好きな方でないと弊店のblogには辿り着きませんね。
それは僕からすると歯がゆいのですが、致し方ありません。
僕は僕に出来る、blogを書き続けるという事を続けるのみなのです。
少なくとも今グラシアスでは老若男女問わず、
斜視矯正眼鏡で喜んで頂いている現状をご報告させて頂きます。
それではまたこのblogでお会いしましょう。
opteria Glassias
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