メガネの試食~メガテス~

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眼石祝応のBLOG

メガネの試食~メガテス~

2021/05/01

本日のblogの難易度【★★】

今朝の体重は測定し忘れた~。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数は565人。

 

さて、昨日は「メガテス」というサービスご指定で

ご予約頂いたお客様がご来店頂きました。

 

メガテスって?

 

って思った方に簡易に説明しますね。

メガテスはメガネのテストレンタルの略なのですが、

預り金を頂いて、決まったあるフレームの中からフレームをお選び頂き、

レンズも品揃えは限定していますが、複数種からお選び頂き、

それを①お客様の眼に合わせて視力測定し、

②眼の位置とフレーズのサイズ形状に合わせて度付きレンズを枠入れし、

更に③お顔に合わせてフィッティングし、

最長30日間弊店のサービスを体感できるサービスになります。

 

つまり眼鏡を買わずに、専門店のサービス、

技術レベルをお試し頂ける

全く新しいサービスです。

 

何故こんなサービスを作ったのかって?

それは中小零細の眼鏡店で眼鏡を作るって

皆さんも感じているとは思いますが、

敷居が高くありませんか?

 

いくらで作れるか分からない。

そのいくらで作ったものって、

安い眼鏡と何が違うの?

 

それらの答えは、

僕らの作った眼鏡をお試し頂ければ

そこに答えがあります。

仕上がった眼鏡が答えだとも言えます。

 

そしてご納得の上で、皆様に専門店の眼鏡をご購入頂き、

生活の質高め、労働生産性を高くする。

それが僕の仕立てる眼鏡の大いなる目標です。

 

それを国家レベルでするべきだと僕は思っているのです。

 

僕の言っている事が本当だとするのなら、

この国民が眼に投資するという施策が、

日本の国力と密接に関わっています。

 

今、日本は新興国との競争に敗れ、

一例を挙げれば日本製のスマフォは世界のシェアでは

中国や韓国、更に米国の後塵を拝しています。

 

スマフォに限らず、家電でも日立や東芝、

日本の名だたる有名企業が、

世界の中での存在感を失っています。

 

唯一、自動車産業だけは、世界でも存在感を保持してはいますが、

テスラの成功、更に今後も自動車の電動化は、

自動車業界のゲームチェンジの大きなタイミングであると言えます。

 

話が少しばかり大きくなりましたから、無理やり戻します。

僕はなんだかんだ言って日本人って好きです。

 

ここ10年位は海外を飛び回る事が多かったのですが、

海外に行けば行くほどに、日本や日本の文化が好きになりました。

世界に誇るべき日本文化だと思います。

 

ほっ、ここでつながった。

 

僕は眼鏡を文化にしようと提言してきました。

眼鏡は決して価格が安いから、「だけ」だったり、

似合うとか似合わないとか、「だけ」

で選んではいけないと僕は言ってきました。

 

何故なら眼鏡は医療器具だからです。

 

メガネが医療器具ではなく、コモデティ化し、

ファッションアクセサリー化したから

それ程機能性にこだわらなくたっていいよと

主張※する人がいます。

(※それは大手の立場に立った主張ですね。)

 

ですが眼鏡から機能性という要素を省いたら、

それは伊達メガネといいます。

 

僕は伊達メガネに関しては本当に自由にやってと思います。

皆さんがファッションアクセサリーとして

楽しむ自由を奪うつもりは毛頭ありません。

 

ですが一方眼鏡が眼鏡である以上、

眼鏡は機能性という側面からは

逃れられないのです。

 

更にもう一つの要素が、

それは眼鏡はフレームもレンズも、

メーカーから仕入れた状態では

 

半製品であるという事です。

 

お店に置いてあるメガネを掛けたって、

遠くが良く見える様にはなりませんよね?

 

それを見えるように、快適にお使い頂けるように、

僕らは④視力測定し、⑤レンズの枠入れ加工をし、

更に⑥お顔に合わせてフィッティングするのです。

 

この④~⑥の過程を経て眼鏡は

 

半製品から製品化するのです。

 

これを本blogでは

回転寿司と職人の握る寿司は

別物でしょ?

 

っという形で例えています。

ネタやシャリは、

握る人の知識と技術で別物になりますね。

 

メガネもまるっきり一緒です。

フレームもレンズも仕立てる眼鏡士の

知識や技術やこだわりにより

まるで別物に仕上がるのが真相で、

 

その別物に仕上げる為に、今の環境では

手間暇が掛かります。原材料費が高いというよりも、

今の安い眼鏡屋さんと高い眼鏡屋さんの

売価の違いの多くは手間賃だと言えるのです。

 

一日に何十本も作れる眼鏡屋さんは

薄利多売でも勿論OKですが、

 

僕のお店は時短の影響もあり、

一人のお客様に2時間の枠でご予約を承りますから、

一日4本が限界になります。

 

一日4本ご販売して、利益が1万円なら、

それでは事業は継続出来ません。

吉祥寺では家賃も支払えない状態です。

 

ですから、売価は一日の販売本数である程度試算出来るでしょう。

どれだけ手間暇かけているかが、簡単に計算出来るからです。

 

さて、この売価を高く設定せざるを得ないお店が、

その手間暇や技術に価値を見出して

頂く為に何が出来るのでしょう?

 

僕はずっと思っていました。

 

「メガネも試食出来ればいいのに…。」

 

そう、お試しをして頂き、ご納得の上でお買い上げいただきたい。

それがメガテスの発想の根本なのです。百貨店で高い食材でも

試食サービスがあり、その価格に見合った価値があると思えば、

安い物と高い物を比較し、高い方を買う事もあり得るでしょ?

 

メガネはその試食させる事が非常に難しいのです。

 

でも僕は自店のサービスを正しく知って頂き、

その上で安い眼鏡屋さんとの違いを明確に理解して頂き、

その上でお買い上げいただきたいのです。

 

あ、余談ですが先日メガテスの登録店に

このサービスは数日間無料でレンタルする

サービスなのですか?っというご質問を頂きましたが、

レンタルが先に来てしまうと僕らの本来の主旨とは外れてしまいますし、

それが成立するのなら、無償ではなく、有償のサービスになるでしょう。

 

ただし本当にそんなニーズがあるのなら、それもビジネスとして成立するかどうか、

検討する意義もありますが、少なくとも無償は有りえないとご理解下さい。

 

そうしなくては、一組のレンズが無駄になってしまうからです。

どうかその点はご理解下さい。あくまでも、高いお店や小さな個人店で

買ってみたいけど、怖くて買う勇気が無い、

そんな人の背中を押してあげたいと思ったサービスなのです。

 

このblogをご覧になった読者様でも

一度グラシアスでメガネを作ってみたい。

若しもそう感じた時にはメガテスを

一度ご利用してみてはいかがでしょうか?

 

メガテスホームページ

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

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