現状にフィットさせる必要性

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眼石祝応のBLOG

現状にフィットさせる必要性

2021/05/04

本日のblogの難易度【★★★】

今朝の体重は75.7キロ。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数は568人。

 

さて今朝いらしたお客様は、

20歳の事務系のお仕事で8時間以上PC作業をするお客様。

 

今使っている眼鏡に対してどんな提案をしたのでしょう?

以下がいつものレフケラの数値です。

屈折   SPH CYL AX ADD PD 片眼視力 両眼視力
他覚 R -6.25 -1.00 164   31.00 0.04 0.05
L -6.50 -1.25 179   31.00 0.03
角膜乱視 R   -1.25 171 色覚特性 8  9  
L -1.50 7 5  2

S-6.00以上を強度の近視と定義しますから、

強度近視の入り口に立ったばかりですね。

では今お使いの眼鏡ではどんな度数を使っているのでしょう?

旧度 R -5.73 -0.56 172   30.50 0.50 1.00
L -6.21 -0.91 176   30.50 0.60

この様に近視と乱視、乱視が作成当時より進行したのか、

それとも弱めに調整されているのか、今となってはタイムマシンでも無い限り、

僕には乱視を弱めに調整したか、乱視が進行したかは一切ジャッジが出来ません。

ただし、少なくとも乱視が今の眼鏡よりも強いのですから、

 

違和感が出なければしっかり乱視は入れてあげたいと思いました。

実際の屈折異常量と作成した眼鏡の度数は以下の通りです。

両眼解放 R -6.25 -1.00 165   62.0 1.2 1.2
L -6.25 -1.50 180   1.2
処方値 R -6.00 -1.00 165       1.0
L -6.00 -1.50 180      

 今と視力を変えずに、更に言えば、乱視は強めましたが、

近視のバランスを左右変えて現状にフィットさせました。

更に弱度ですが、固視ずれも生じていたので、

非利き目にプリズムを若干入れさせて頂きました。

 

乱視と並び、害悪だと論じる方が多いプリズムですが、

今回は、敢えて今までの眼鏡と掛け変えて頂き、

クラクラしないかチェックしましたが、

それ程装用感には悪戯しなかったようです。

 

お客様が特に現行の眼鏡に不満が無いという状態で

度数を変えることはリスクですが、それでもその度数変更で

お客様の生活の質が上がれば、きっとそれは僕にとっても

勿論お客様にとっても本望な筈なので、

今回は度数変更のリスクを承知で提案させて頂きました。

 

今回の眼鏡でPC作業も含めて

暮らしが快適になりますようにと

お祈りさせて頂き、今日のblogの締めとさせて頂きます。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

 

 

 

 

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