スタッフ清水のblog「Y2の加工」
2021/05/07
こんにちは。
最近また太ったんじゃない?と言われて焦っているスタッフの清水です。
正直体重も徐々に増えてきているので、店長を見習って自分も体重を晒していきたいと思います。
目標は4ヶ月後に60キロを切る!
ちなみに現在は64.6キロでございます。
1ヶ月に1キロペースなのでそんなに無理のないダイエットですが、健康第一で頑張りたいと思います。
さて、今日ご紹介するのは「Y2」の加工です。
「Y2」とは、「コンセプトY」と言うシリーズの後継にあたるシリーズで、チタンのシートを折り曲げて行く事で眼鏡のフレームを形作っていきます。
お店のblogや買いたい新書でも何度も登場している素晴らしいフレームです。
そして、自分が特に素晴らしいと思う点は自由度の高さです。
このフレームは下の写真の3点を通ればどんな形のレンズでも付ける事が出来ます。
また、金属の曲げ方、レンズのサイズを変える事で全ての人にジャストなサイズに仕上げる事が出来ます。
ちなみ今日ご紹介の加工は元のレンズサイズよりも2mm小さくしたレンズをつける加工です。
今回は、玉型(たまがた)発注と言ってメーカーの方で加工され、後ははめ込むだけの状態になったレンズを使います。
通常ならここで微調整をして終わりです。
しかし、このフレームはここで一手間加える必要がります。
①レンズサイズ変更に合わせてフレームの形状を変える。
②レンズが回ってしまわない為に固定する。
です。
まず①ですが、レンズが小さくなった分、浮いてしまう部分が出てきます。
なのでナイロンの糸を短くし、金属を湾曲させて、レンズに沿った形にします。
②、このY2と言うフレームはレンズをナイロンの糸で囲うことで固定しています。なのでレンズに力を加えるとぐるっと回ってしまいます。
そこで、このY2ではナイロンで凸、レンズに凹を作り回ってしまわないようにしていきます。
ナイロン糸はライターの日で炙って玉をつくります。
レンズの方は先が丸くなったドリルやヤスリを使って小さな穴を作ります。
最後にレンズをはめ込んだら完成です。
ちなみにレンズに貼ってあるシールは眼鏡をお渡しする時に、かける位置の最終チェックや、使い方を説明するため貼るシールです。
この様な感じで日々の加工もご紹介出来たらと思います。
それではまた、スタッフの清水でしたm(_ _)m