目は動かないのに斜位がある!?
2021/06/21
本日のblogの難易度【★★★★】
今朝の体重は77.2キロ。
昨日は悪さしなかったし、約6キロ歩いたのにな~。
今朝のYouTubeチャンネル登録者数は610人。
600人を超えるまでは時間が掛かったけど、やっと動きだしましたし、
やはり動画の更新頻度を上げる事がチャンネル登録者数獲得の為には
大切な様です。っとはいえ、一つ動画作るって企画構想、撮影、編集。
結構な手間が掛かります。それでもそれを見てくれた視聴者の方が
実際にお店に来て下さるともっと続けたいって素直に思えます。
ダイエットもYouTubeも継続が大事!!!
さて継続と言えば、視力が不安定で夕方になると急激に
視力が低下するお方、24歳で事務系のお仕事だそうです。
昨日もいつもの様におおよそ100項目の視力測定をみっちりしました。
すると最後の融像幅という検査後に視力を出すと
先ほどは
0.9
でていた視力が
0.6まで低下していました。
あれ?ピントがフリーズ気味かな?
と思って、フリッパーという器具で緊張を緩めようと
トライしましたが、一向に視力は回復しません。
そこで、プリズムという度数を入れると
今度はご本人もあっと驚く見えやすさ。
つまりこのお方は視力に難があるのではなく、
固視ずれと言って、網膜の感度の良いところから
疲れると外れる癖というか、個性というべきか、
そんな特性があるようなのです。
ただし、先ほど測定した眼位の検査では、
カバーテストではほぼほぼ動かず、僕のお見立てでは4△(プリズム)
これが完全融像除去眼位だと予想します。一部融像除去眼位としては、
十字のポラテスト、これをしてみると1△しかずれていません。
ただし、融像幅の開散限界値から予想される眼位は8△、
しかもマドックス視標では7△と立派に斜位が測定されました。
この様に斜位という目線のずれは緊張していたり、
凝り固まっていたりすると実際の斜位量よりも少ない数値で
測定される事が本当に多々あります。
また一つの測定法だけでジャッジするとミスリードしてしまうリスクもありますね。
今回も複数の方法で検査しているうちに
緊張がほぐれたのか、堪えきれなくなったのか、
いずれにしても本来の斜位量が炙り出された様です。
今回の眼鏡で今後どうなるのか、経過を見る必要がありますが、
これでも駄目なら、事務作業用の距離に合わせて遠くと近くで
使い分けしてくださいとお願いしました。
あ、因みにですけど、近年言われて始めているスマフォ斜視ですが、
あれなんて寄り眼を自分の意識以上にし過ぎてかたまって
内斜視になっていると予想します。この場合には斜視の手術なんて
絶対にダメで、先ずは手元の見ている距離の見直しと、
リハビリも兼ねて老眼鏡の様なメガネで緊張をほぐしてあげる事が大事だというのが、
僕の見解です。皆さんスマフォを何㎝でご覧になっていますか?
僕がバス通勤の際に、観察すると若い子はおおよそ20㎝~15㎝くらいで
注視しています。あれを最低でも30~40㎝くらいに離して欲しいなと
いつも思うのです。どうかこのblogをご覧になっている読者様から、
そのスマフォの距離を見直しを検討してみてはいかがでしょうか?
それではまたこのblogでお会いしましょう。