コロナ近視

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眼石祝応のBLOG

コロナ近視

2022/01/07

本日のblogの難易度【★★★★★】

今朝の体重は78.4キロ。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数は860人。

 

さて今日朝一番のお客様は最近遠くが見え難くなったと

ご相談にいらした50代の常連さんでした。

 

50代と言えば、立派に第二次変動期、近視であれば、

近視量は減少すると予想しますし、実際にそういった測定結果が

分母を大きくすればする程に測定されていました。

 

所が、コロナ禍が始まってしばらくすると

今朝のお客様の様に、

 

「最近、遠くが見え難くなり、度が進んだ気がする。」

 

っというご相談が世代を問わず増えました。

これに関して有識者の正しい見解を僕は聞いた事がありません。

ただ、今、現場で起こっている事を報告するに今日は留めますが、

何しろ、近視が進行したように見える事例が頻発しているのです。

 

推論で言えば、コロナ禍になり、家の中に閉じこもる事が多くなり、

デジタルデバイスを見る時間が増え、遠くを見る時間が減ったというのは、

大きな傾向で、僕は必ずこうやって質問するようにしています。

 

「コロナ禍になって、家の中の時間が増えた、パソコンの作業時間が増えた、

外出が減った。などのように生活習慣の変化はありましたか?」

 

っと聞くようにしているのですが、するとほぼほぼすべての方が

 

YES

 

と答えられます。

 

生活習慣が目を作る。これを僕はある意味信じて眼鏡を作っていますし、

猫背が視物との距離を近づけて近視化を促すなんて話をお客様には

よくよくしています。

 

正しい姿勢が健全な目を育むのです。

 

このコロナ禍において、姿勢の変化はともかく、

 

何しろ近くを見る時間が増えて、

リセットとも言える外出時の遠方視の時間が激減した。

 

この二つの変化がドラスティックに生じたが故に

近視が進行したのだと僕は予想しているのです。

 

そもそも近視化のメカニズムは誰も解明していません。

ただし、推論ばかりで恐縮ですが、

推測だとお断りした上で述べれば、

 

近視化は近業作業の負担軽減の為に近視化する。

 

っと僕は予想しています。

つまり近くを長時間見続けていると

目は疲労します。

 

疲労を回避しようと思えば、作業を止めれば良いのですが、

締め切りの決まった仕事をしているのが多くの人ですから、

作業は止められずに近くを注視し続けます。

 

止められないのであれば、目の形を変えて近視化しよう。

っと体?脳?目?が判断し、近視の強度化をさせるのです。

 

では近視が進むと何が変わるのでしょう?

 

①遠方視力の低下

②近業作業時のピント合わせの調節量低下

 

と二つの変化が目に起こります。

この時に①の変化が起こった為に、

③強度化された近視に合わせて度を強めます。

 

すると眼?脳?無意識?はこう感じます。

 

(せっかく近視化して手元を楽にしたのに、台無しだ。では再度近視を強めよう。)

 

とこの①→②→③を延々と繰り返してしまうと、

近視の強度化には歯止めが掛からないと予想します。

 

ではどうすれば良いのでしょう?

 

僕は近視の強い眼鏡と弱い眼鏡の使い分けを推奨しています。

そして、コロナ禍以前から、年齢を問わずこの使い分けを推奨し、

近視進行に関しては一定の効果、手応えを感じています。

 

お客様には①のマイナスの効果だけでなく、

②はむしろプラスの効果で、喜ぶべきことなのかもしれない。

っとお伝えしますし、②を無視して③の段階に進めば

それは無限ループにはまりますよ。

 

とある意味警告するのです。

 

皆様も遠く用度数と近く用度数の使い分け、

コロナ禍においてより一層その重要性が増した気が致します。

 

長時間のパソコン作業と

夜間の運転、そのどちらも一本の眼鏡で快適にというのは、

正直僕はオススメはしないし、専門的な作業は

専門的な度数調整された眼鏡で使い分けする事を推奨するのです。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。
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