夜用メガネが必要?かも?

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眼石祝応のBLOG

夜用メガネが必要?かも?

2022/01/09

本日のblogの難易度【★★★★★】

今朝の体重は78.0キロ。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数は860人。

 

さて皆様三連休はいかがお過ごしでしょうか。

せっかくの連休もコロナの第六波により気分も台無しです。

 

今日はそんな気分がフレッシュになる記事をなんて

考えていましたが、僕のそんな浅はかな考えは誰かに甘いよ。

と見透かされているようで…。

 

こういう時の下心ではインスピレーションが湧いて来なかったりします。

 

今うちのお店ではRTM式眼鏡調整法というメガネを仕立てる基準を

標榜し、一定のクオリティーの品をうちのお店であれば誰もが仕立てられる基準を

設けようと苦心しています。この眼鏡調整法は未だ完成には至らず、

日々奮闘しています。何をしたら、お客様にご満足を頂けるのか、

どうやったらお客様のご不満を一つでも減らせるのか、

それを常に考えて改善につぐ改善を積み重ねているのです。

 

最近、また動きがありました。

 

それは瞳孔径と夜間近視と夜間視力を測定し、

それらの因果関係を調べているのです。

 

昼間と夜間では近視や遠視の量が変化するのです。

そしてそれは遠視であろうと近視であろうと

常に近視が強まる方向にシフトして観測されています。

 

まだ分母の少ないデーターなので、

まったくあてには出来ないのですが、

ここ最近の数十人の測定値を見るとある一定の範囲に収まり変化しています。

 

では遠視でも近視でも近視が強まる方向にシフトって

何を言っているのでしょう?

 

例えば、昼間に

 

S-2.00の完全矯正値の人を測定したときに

 

今までの事例を元にすれば夜間近視は

以下の四つのパターンに変化すると類別されます。

 

①S-2.25

②S-2.50

③S-2.75

④S-3.00

 

では遠視の場合は?

 

S+1.00の完全矯正値が昼間に測定されたとします。

すると夜間は近視方向にシフトしますから、

Sマイナスを加えた方向に変化することを僕は示唆しているのです。

 

⑤S+0.75

⑥S+0.50

⑦S+0.25

⑧S+0.00

 

この様に一段階が0.25という単位ですから

一から四段階まで変化しています。

 

視力に関してはもっとドラスティックに変化します。

今僕は夜間と昼間で遠視近視の屈折異常量が変化すると指摘しました。

 

でも夜間視力と昼間視力も変化するので、

 

夜間近視の変動量+夜間視力の変動量が加えられて

視力が変動します。

 

例えば先ほどの近視の例で言えば、

 

S-2.00の完全矯正値下で昼間視力は1.5出たと仮定します。

 

すると近視量は①~④まで変化しますが、それぞれの夜間視力を見てみると

 

①S-2.25の場合:1.0

②S-2.50の場合:0.9

③S-2.75の場合:0.8

④S-3.00の場合:0.7

 

と視力の変動を予想します。

ただしこれは夜間近視の変化「しか」考慮していないので、

この想定値に更に夜間視力の変動値も加える必要があります。

 

夜間視力については、まだデーターが少ないので傾向が正直見えて来ないのですが、

あえて言えば以下のように変化します。

①S-2.25の場合:1.0→夜間視力低下を考慮すると0.9

②S-2.50の場合:0.9→夜間視力低下を考慮すると0.8

③S-2.75の場合:0.8→夜間視力低下を考慮すると0.7

④S-3.00の場合:0.7→夜間視力低下を考慮すると0.6

 

ですから昼間の視力がいくら1.5で測定されても、

その度数のままで夜間の運転が快適だとは決して言えないと

ご理解ください。ちょっとだけ想像してください。

 

昼間は良く見えるメガネで1.5出ていてご満足頂けたとしても、

夜間は最悪で0.6(これ以上大きな変動値も観測されるかもしれませんが、現状での最悪)

まで夜間視力が低下することになるのです。

 

これは決して放置してはいけないと思いましたし、

職業ドライバーで夜間の運転がメイン業務という人は、

いくら昼間の視力で測定し、メガネを作っても

 

「何か遠くが見えないな。」

 

っとモヤモヤしますし、多くの人は夜だから仕方がない。

っと妥協しているでしょう。僕のお店は他のお店よりも

単価を上げて商売をさせて頂いております。

 

そのお店で仕立てたメガネが妥協の産物だなんて

想像するだけで僕がぞっとします。

 

僕は創業以来、目的距離に合わせて焦点距離を調整したメガネで

作業をしようと提案してきました。

 

若くともパソコン作業がメインなのであれば、

パソコンに合わせるべきだと言ってきたのですが、

 

今後はもう一つ考える必要がある様です。

 

それはいつどこを見ますか?

 

という問いで、その答え次第で度数が

大幅に変わる人もいます。

 

ただし、夜間近視が生じない事例を少数ですが測定されていました。

ただし大多数(こんなアバウトな言い方で申し訳ない。)の方は、

昼間と夜間で遠視や近視の量が変わる。

 

ここまでは言い切ってもよい気がします。

 

僕は極力お客様のうちのお店に落とす金額を下げようと

腐心してきました。単価は高いのだからせめて

余計な出費はおさえる提案をしようと思っていたのです。

 

僕は今までこういってきました。

 

室内用(パソコンやスマホメイン)

 

 

室外用(外出時、運転時)

 

で使い分けしてくださいと。

 

これに

 

夜間外出時作業用(夜間の外出、夜間運転等)

 

も場合によっては必要になっていると言えます。

ただし、夜間運転なんてしないよなんて方は必要ありませんし、

夜間に遠くを見たいというニーズは今のところ職業ドライバー以外には

パッと思い浮かばないのですが、

 

何しろ夜間の視力が必要な仕事?

趣味?がある人は弊店での夜間近視と夜間視力の測定を受けた上で

夜用メガネの度数を検討する余地は

多いにありそうだというのが今の僕の見解です。

 

もう少しデーターが集まったら更に詳細なご報告をさせて頂きます。

瞳孔径と夜間視力、夜間近視の関係も引き続き調査してみます。

 

少なくとも夜用メガネのご提案は

下心では無いことはお約束させていただきます。(苦笑)

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

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