プリズムレンズという概念

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眼石祝応のBLOG

プリズムレンズという概念

2022/08/15

本日のblogの難易度【★★★★★】

今朝の体重は78.8キロ。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数は1141人。

 

さて今朝のtweetではプリズムレンズという

度数要素について解説していますが、

既に本blogの読者様からすれば耳タコ話で

恐縮です。でも広く知って欲しいなという知識です。

 

そして読者様が他のメガネユーザー様に

プリズムって何?って聞かれたら

是非、こっそり教えてあげて下さい。

 

ご自分で説明出来なくとも、このblogや

Twitterのアカウントを教えてくだされば、

僕のアカウントで勉強も出来る事でしょう。

 

僕は世直しをしたいと思っています。

民間の企業経営者ですが、

それでも僕は僕を公僕だと思っています。

 

世の為人の為、そして誰かが

僕のメガネや僕の伝えた情報で

喜んでくれたら?それは100%僕の喜びなのです。

 

(以下Twitterより転載開始)

プリズムレンズという概念-1:皆さんが眼鏡屋さんで矯正するレンズは、①近視②遠視③乱視④老眼と大別すると三つの屈折異常と一つのピント調節力の低下。それぞれを凹凸/円柱レンズ等、時にそれらを混合して見えやすい環境を構築する。所がうちのお店はそこに⑤プリズムという度数を加えて作成する。

 

プリズムレンズという概念-2:世間でプリズムを入れる相場はレンズの出荷ベースで2~3%、100人お店に来ると2~3人の方にプリズム度数を組み合わせて眼鏡を仕立てているのが現状です。ではどんな時にプリズムを入れているのでしょう?日本眼科学会のHPによれば日本の斜視人口は凡そ3%だそうです。

 

プリズムレンズという概念-3:この3%という一致から見える事は世間での常識は斜視の人にプリズムレンズという考え方が一般的だ。何でもない人にプリズムレンズなんてとんでもないと僕は創業当初相当数の人にお叱りを頂戴した。僕のお店は100人お客様がいらしたら8割弱にプリズムを入れているのです。

 

プリズムレンズという概念-4:斜視でもない人にプリズムレンズを入れて、僕は何をしたいのでしょう?その目的を専門用語で言うのなら、両眼中心窩固視で、それが出来ていない状態を固視ずれと言います。そう僕は固視ずれ矯正目的の為に、プリズムレンズを入れて眼鏡を仕立てているのです。

 

プリズムレンズという概念-5:固視ずれという言葉から連想されるように何かがずれているですから、それを正規の場所に戻すのは自然に思います。実際に固視ずれ矯正をすると、見えやすくなった。解像度上がった。物が立体的に見えるようになった。色が鮮やかになった、の様に効果は多岐に渡ります。

 

プリズムレンズという概念-6:プリズムレンズが見え心地全般に好影響を与えるだけでも実は凄い事ですが、この固視ずれ矯正以外にも実はプラスの効果がプリズムレンズにはあります。僕が仕立てるプリズムレンズの殆どは外斜位と言って両目がリラックスさせると外、つまり耳側に開くタイプが多いのです。

 

プリズムレンズという概念-7:日本人のおおよそ9割は外斜位。絶対的安静位という考え方では99%の人が外に開き斜視手術をした人が内側に入る事は稀にありますが、多くは外斜位だと言い切ってもそれ程大きな齟齬はないでしょう。誰にでもあるずれなのに、そのずれを考慮した眼鏡を掛けていないのです。

 

プリズムレンズという概念-8:外斜位の人が矯正する為に、プリズムレンズを掛けると眼が少し外に開きます。そしてその状態では外眼筋という筋肉が緩みます。この緩ませる効果が、更に表情筋や、首肩周りの筋肉の緩みにもつながります。つまり肩こり緩和や、緊張性の慢性的な頭痛を軽減したりもします。

 

プリズムレンズという概念-9:これ以外にも影響は多岐にわたり、ある意味プリズムレンズは下手な薬より良く効くなんて僕は思っています。ご参考までに目からくる不定愁訴の三種の神器を挙げておきます。①肩こり②慢性的な頭痛③眼精疲労 これらでお悩みの方には是非知っておいて欲しいな思うのです。

(以上Twitterより転載終わり)

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

 

 

 

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