19周年記念イベントを終えて
2024/02/13
本日のblogの難易度【★★】
今朝の体重は80.8キロ。
今朝のYouTubeチャンネル登録者数は1908人。
【眼積祝応の今朝のtweet Vol-43】
今朝のtweetです。
19周年イベントを終えて:2005年2月8日、
思い返せば開店準備も整わず値札を付けながら
最初のお客様を待つ様な、まるで駄目な新店オープン、
ホームページも無い中で、折り込みチラシや
ポスティングで集客していました。
それでも最低限の目標を初年度の8月にクリアし
手応えを感じたのを良くよく覚えています。
お客様は当初身内の方が過半数、
それでもメンズEXの広告が効いて
お店の売り上げは上昇し始めます。
開業当初は眼鏡を仕立てる腕前も、
今になって思い返せば素人に毛が生えた程度。
でも僕も分からないのですが、その頃のお客様も
未だに常連さんとして名を連ねてくれている事に不思議を感じます。
ご縁と言えばそれまでですが、どうもご縁という言葉でも足りずに
言葉は軽く感じてしまう僕がいます。
当時の僕は風を感じていました。
次から次へと繋がる人のご縁に驚愕し
不完全な形で始めたこの商売をやり遂げなさいと、
誰かに背中を押してもらう感覚でした。
誰よりも自分自身が半信半疑だったのです。
そのうち僕は眼鏡の凄さに驚愕します。
誰かのお役に立てるツールであり武器を
僕は天から与えられた気すらしました。
僕は発明も開発もしていません。
ただ当時の僕は師匠に言われた事を
忠実になぞっただけでした。
それでも感謝や感激のお言葉を本当に沢山頂いたのです。
これには心底驚かされました。
そして積み重ねた19年、僕は当時と比べれば
多少は成長したかも知れませんが、
自分の感覚としては知れば知るほど、
知らない世界が広がり、
自分の無知を痛感する毎日で、日々暗中模索の心境です。
それでも積み重ねた毎日は決して無駄ではなく、
その積み重ねを目の当たり出来るのが本イベントなのです。
19年の中で出会い今も変わらずグラシアスに足を運んで下さる皆様と
お会い出来るこの四日間は僕にとって至福の時でした。
互いの近況報告も兼ねていたり、お互い年を積み重ねたね、なんてお話をしたり。
他愛の無い言葉の全てが喜びなのです。
次は20周年、一つの節目です。
また来年もお会いしましょう。（以上Xより転載終わり）
19年前、僕は僕を嫌いでした。何事も継続出来ず、
今となっては大した仕事も出来ないのに鼻っ柱だけは高くて、
感じが悪い事この上ないって奴です。
若気の至りと言えば、それまでだし、
年を重ねて角が取れたとも言えますし、
以前より物を知っているのかもしれません。
若い頃はそれ位で丁度良いのかもねって言いたいのです。
ともかく以前の自分が嫌いな僕から、
今僕はやっと自分で自分のやっている事を
好きだと思えるようになりました。
それは私利私欲ではなく、心底の世のため人のためを思って
日々取り組んでいて、そんな自分は悪くないと思えているからです。
次のステップは、これも何度も自分のblogでは公言していますが、
自分を信じる段です。自分の夢や目標は国の在り様を変えます。
そんな大それた事、本当は無理だと諦めた方が楽に思えます。
ここで私利私欲か公益か？という観点が大事になってきます。
僕が日々チョコレートを食べたいなんて願っている思いは100％私利私欲です。
（でもこれは本当だよ。特にブラックサンダーね。）
でも僕の夢は眼鏡業界の在り方を、根本から変える。が目標なのです。
そして、その改革に成功したら日本はもう一度羽ばたけます。
少なくとも僕はそう思っています。
これが僕の夢です。
眼鏡を変えたら国が変わる。
これがどこをどう見ても私利私欲とは言えないでしょ？
誰かの為に、そして日本の為に、
場合によっては世界中の目や眼鏡でお悩みの方の為に。
これは公益でしょ？だから僕が挫けたら、世界中の悲劇だ、
それ位に思っているから諦められないし、
挫けてもいられないというお話です。
日本一の眼鏡屋激戦区、吉祥寺で、
夫婦で始めた小さなお店から始まる流れが世界を変える。
そんな僕から見ても突拍子もない夢は、いつか叶うのでしょうか？
少なくとも今の僕の心境は、絶対大丈夫、誰がやっても実現可能だなんて、
夢にもなりません。ただの計画です。一見実現不可能に見える事、
だからこそ、「夢」となり得るのです。
後しばらく夢を食べて生きていきたいと思います。