遠くと近くで目線のずれが変わる

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眼石祝応のBLOG

遠くと近くで目線のずれが変わる

2024/03/11

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【眼積祝応の今朝のtweet Vol-48】

今朝のtweetです。

遠くと近くで目線のずれが変化する:普段人は両目を寄せて目線は無限遠に対して平行線を描く様調整しています。まるっきり脱力させた状態=死亡時/気絶時(これを絶対的安静位といいます。)この状態で人は99.9%目線は外に開きます。外に開くのがデフォルトなのです。これが大原則で、それを目を寄せて整しているのです。

調整というのは、目の周りの筋肉を使って目を内側(鼻側に寄せているとイメージしてください。)に寄せています。

寄せて何をしているのかと言えば、左右の目で捉えた像を重ね合わせて(融像といいます。)一つにしてみているのです。一つに合わせてみる事で多くの人は、視物を立体的に捉えます。

ですが特殊な測定器具を使って右目と左目の像を分離すると実は目線は平行線を描かず外に開いたり内側に入ったり上下にずれたりする人もいます。

この融像を除去した状態で目線のずれを測定する事を眼位検査と言いますが眼位がずれなく常に平行線を描ける人は皆無とは言いませんが皆無に等しいのです。

この目線のずれを斜位といいます。誰にでも存在する目の状態を表す言葉ですが、正直誰も知らないと言う言葉が正確にこの事柄を表現しています。

この斜位は、原則論としては圧倒的に外(耳側)にずれる外斜位が多数で、内(鼻側)にずれる人はマイノリティです。

昨日いらした人は遠くを見る時は内斜位でした。

実際に眼科の処方で遠くの斜位を矯正するベースアウトプリズムを組み込まれた眼鏡を使っておられました。所がそれで近くを見ると、とても疲れると仰います。

早速近くを見る時の眼位を見ると外斜位でした。

つまり遠くと近くで斜位の方向が変わっていたので、外斜位矯正の眼鏡を提案したのです。

すると明らかに近くの作業が快適だと感じた様で、今回の事例は高名な眼科さんでしたが、それでも遠用と近用のバランスの匙加減で多少検討の余地があった様です。

皆様も物がダブって見えた場合に一体どこを頼って眼鏡を作れば良いのか、きっと迷う事でしょう。

少なくとも僕は眼鏡屋直行はお勧めしません。

メガネで改善する前に何か他の病気が隠れていないかを炙り出しするべきだと思うからです。

その上で眼科処方で現状は複視矯正眼鏡を作る方が多数でしょう。ですが僕の様なプリズム馬鹿の様な眼鏡屋も少数派ですが、僕以外にもいらっしゃいます。

僕の仲間や先輩を集めたMOREという会をお勧めします。

MOREは、快適眼鏡研究会であり、皆様にご満足いただける眼鏡とは?と日々みなで情報共有し研鑽しています。

僕はプリズム馬鹿ですが、眼鏡と言っても、多くの専門分野がありますから、それに特化したスペシャリストの集団だとも言えます。どうか皆様の眼鏡屋選びの一助となる事を願い紹介します。

(以上Xより転載終わり)

ドクターショッピングという言葉があります。セカンドオピニオンという言葉もあります。セカンドオピニオンは大事、でもドクターショッピングはいかがなものか?とどちらかと言えば否定的な言葉でドクターショッピングは使われます。僕に言わせればコロコロとショッピングをするかの様にお医者様を変えても眼鏡によるお困り事は解決しないと考えます。何回も作り変えて、試行錯誤しながら最適解を探していくステップがどうしても必要だと思うからです。このやり方はダメだった、では次のステップは?と工夫しながら、駄目や方法を消しながら、残ったやり方を模索する方法を僕はお勧めしています。それをコロコロ変えてしまっては、また次の眼科医なり眼鏡店は一から模索するを繰り返すのです。こうして眼鏡屋難民が出来上がります。

人の体と心、そして、各臓器、器官の連携は見事ですが、そのメカニズムの全ては決して解明されていません。

つまりどんな凄腕のお医者様も結論めいた言葉を発する事が出来ない事実を僕は示唆しています。増してや一発で全ての事例に対して最適解を出せる人何て神様以外にはあり得ない事でしょう。

少なくとも僕は知っている事よりも知らない事の方が多く、僕は無知に等しい事を知っています。ですから今回の事例の様に見解の相違があって当たり前だとすら考えているのです。

では、どうやって皆様はお店や病院を決めて、お付き合いするのでしょう?ここに大きな問題があります。お医者のしている事は医療行為です。医療行為はお医者様の独占業務です。ですから僕らはお医者様の領域に飛び込めない事を僕らは知っています。

ではお医者様は眼鏡という道具に関して精通しているのでしょうか?言葉を選んで言えば、一部の眼科医の先生は懸命に勉強されています。ですが「多くの」眼科医は眼鏡に関しては素人に等しいと言えます。

ですから僕は、棲み分けを提案します。ただしその前提条件は眼鏡業界が健全である事が前提になります。

今の様に安価で、アルバイトさんが数日研修した程度で眼鏡を作っている状態を僕は不健全だと断じています。お医者様にしても、そんな眼鏡業界では、一部の眼鏡屋が頑張っていても、それは国民の支持が得られていないではないか、それでは君たちに任せても国民は君たちのお店では眼鏡は買わない、つまり君たちに任せても多くの国民の眼鏡環境は変化しないでしょ?と僕がお医者様の立場でもそう言います。

僕ら中小零細眼鏡店は国民の支持を得ていないのです。うちのお店はお蔭様で忙しくさせて貰っています。でもそれでも従業員と合わせて三人で運営出来る程度です。

これは僕が戦略的にニッチな層に向けてプロモーションし、たまたまそれが眼鏡でお困りの方に対して刺さっただけのお話で、僕は大衆や庶民、多くの国民に僕の存在は知られてはいないというのが冷静な分析です。

ですから僕は、現状一杯一杯ですが、それでも更に上を目指します。僕がいつもお店で言っている言葉が、多くの方に届けられる日が来る事を願って僕はステージを上げようと頑張っているのです。

既に多くのグラシアスの顧客が、まるで営業部長の様に僕の言葉を他のお方に伝える伝言ゲームをして下さっている事を僕は知っています。でもそれでもまだ足りないのです。

もう一つステージを上げる為に、僕は何が出来るか、それを考えハードルを乗り越えるステップを楽しみたいと思います。

今回の事例も含めて、今、眼鏡屋で起こっている事をどうやったら伝えられるのか、それが今の僕の一番の課題なのです。

それでは皆様、またこちらでお会いしましょう。

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