ためしてガッテン効果。
2018/03/03
ネリさんがどうやらペナルティーを受ける様です。昨日のお話しの続きなのですが、
どうやらファイトマネーも満額は貰えない様です。また無期限の資格停止の話も
出ているようですが、
いわばいんちきして勝った人に、引退の引導を渡されてしまうってどういう事でしょう?
そんな事が許せるのでしょうか?こんなの最早スポーツですら無いですよね?
と憤る僕ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今日いらした方はためしてガッテンを見て、ご自分で検索してご来店頂きました。
ご本人の主訴としては、肩こりと酷い頭痛に長年悩まされていると仰っています。
何でもその原因は先天的なもので、ピントの調節に生まれつき難があるという
お医者様の診断結果を早くも小学二年生の時にうけて、それ以来色々な方策を
試しましたが、これといった決定打は無かったそうです。
つまりこの方は40年近く頭痛と付き合ってきたことになります。
想像を絶する人生だとは思いませんか?微力ながらもこんなお方の力に
なれたらな~と心から願います。
勿論今回僕が検査をしてオールOKになるなんて事も無いと思うのですが、
1つだけ言えるのは、このお方はピントの調節力自体は年相応で、
最低限のピントの調節力は健在だったのですが、
実は右眼の寄り眼が酷く苦手でした。僕はここに着目し、プリズムという度を入れて
今回は、調節の力も助ける為に遠近両用で提案しました。
そうです。ピントの調節筋だけに着目してはいけないのです。
何故なら寄り眼の運動とピントの調節は連動しているからです。
鶏が先か卵が先かという世界ですが、どちらかに難があれば、
そのどちらも上手く行かなくなることが多いという事はご報告させていただきますね。
ですから、真っ先にピントの調節筋に注目するのは良いですが、
一方寄り眼は自分でちゃんと出来ているのだろうか?という観点も大切です。
この検査は二人居ればどなたでも検査出来ますので、
一度ご家族総出でやってみてください。
方法は簡単です。ボールペン等のキャップや先端等、筆記具のある部分を見てくださいと
検者は伝え、それを被検者の右眼と左眼の真ん中に向かってゆっくりと近づけてください。
それで鼻の頂点まで近づければエクセレントです。
そしてその鼻の頂点から3~4㎝まで近づければグッド。
それよりも近づけないとか、
片目だけ寄ってきて、片目だけ寄らなくなったり、
したら要注意、どちらかと言えば両方同時に寄るのを止める方が
左右差が存在する状態よりも望ましいと思って下さいね。
左右各差は左右の眼の筋肉量の格差や、神経の問題の可能性もありますから、
僕はそれを問題視する事が多いのです。
そう考えると今回テレビでも紹介された調節微動を測定出来るソフトは
検査理論を一歩推し進め、自身を持って遠近両用を推奨出来る根拠になりますから、
あのソフトを作って頂いたメーカーとテレビにでも出ていらした梶田先生には感謝で一杯です。
では皆さんお連れ様と、そしてご家族と今晩は寄り眼大会ですね。
ためしてガッテンの様に眼鏡や眼のストレスを取り上げて頂けるのは
本当に有難いですね。眼鏡学校の先生のお言葉を拝借すれば、
日本は視力偏重主義、視力が良ければ=それが良い眼だと結論づけがちです。
でもこのblogの読者様は、もうそうは思っていませんね。
視力は眼の機能の一部に過ぎないのですよ~。
それが良いから全体が良いとは当然言えませんよね~。
ではまた明日。
opteria Glassias
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