スポーツ実況アナウンサーのメガネ事情

本日のblogの難易度【★★★★★】

今朝の体重は78.6キロ。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数は1170人。

 

いやしかし、体重、チャンネル登録者数共に

微妙に揺らいでいる。

今日は某局のスポーツ実況を担当しているアナウンサーさんの

視力測定とメガネの新調でご相談をうけました。

何でも遠くも近くも良く見えないから何とかしたい。

それがご相談内容でした。

早速今までの眼鏡で視力測定をしてみるとこんな感じ。

旧度	R	-3.00	-1.50	5		31.5	1.20	1.50
	L	-2.75	-1.25	155		31.5	1.50

え！？全然見えてますやん。

っと訝しく思うけど、もう少し突っ込んだ話を聞いてみると

どうやらデーゲームよりもナイターの方が辛い。

これが傾向としてあるようです。

ここで夜間視力と夜間近視を測定してみるとこんな感じ。

夜間矯正視力	BE1.0	夜間近視	追加加算	夜間最大視力
R0.9	L0.7		S-0.50加算	1.2

この様に1.5出ているメガネでも、夜間は両目で1.0まで視力が低下し、

近視を0.50加算すると1.2まで回復する事が分かりました。

 

そこでご相談です。

 

僕「昼間の近視に対して夜間近視は二段強めて最高視力が出ます。

でも老眼がそろそろというご年齢では、夜間近視に合わせると

手元が返って見え難くなることも予想がつきます。ですから一段強めるか

二段強めるかで僕が迷っています。お客様としては夜間の遠くバリバリに合わせて、

手元が多少難がある状態と、今より若干遠くが見えて、手元も見える状態。

この二択ならどちらが良いと思いますか？」

 

と聞いてみると

 

お客様「そこまで強めなくて良い。」

とお答えになり昼間近視より一段夜間近視よりに

強めた眼鏡で遠近両用レンズをお作りする事になりました。

実際に度数はこんな感じ。

両眼解放	R	-3.00	-1.50	8		62.0	1.5	1.5
	L	-2.75	-1.25	160			1.5

これに一段近視を強めたメガネで作製しました。

処方値	R	-3.25	-1.50	8	1.25			1.5
	L	-3.00	-1.25	160	1.25

夜間視力と夜間近視を調べるようになったのは、 ここ一年くらいでしょうか、

肌感覚で申し訳ありませんが、

100人に1一人くらいの感じで、夜間も昼間も視力が変わらない人がいます。

 

一方、

多くの人（大体7割くらい）の人が一段か、二段近視が強くなり、

残りの二、三割の人は三段、そして50人に一人くらいの感じで四段階強まる人がいます。

 

今の段階でこの近視量の変化が何故起こるか、

それを明確にご説明できません。

出来ないのですが、仮設でご説明すれば、

三点にその変動理由は集約されそうです。

 

①瞳孔径

②角膜の形状変化

③桿体細胞/錐体細胞の個体差

 

何しろ昼と夜での視力差には個人差がある。

そこまでは言い切っても良いでしょう。

 

ですから、長距離トラックの運転手さんなんかは、

昼と夜で眼鏡を変える必要があると僕は指摘しているのです。

 

ともかく夜の視力低下でお悩みの方は是非ご相談下さい。

ご予約はこのページをスクロールするとご予約リンクが出てきますので

宜しくお願い致します。弊店は平気で１時間くらい視力測定に時間を掛けてしまうので、

どうしてもご予約いただいた方がお店の運営がスムーズでお待たせせずに

ご案内出来ますので極力ご予約の上でご来店くださいませ。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。