眼積祝応の今朝のtweet-Vol-4

来店ご予約

眼石祝応のBLOG

眼積祝応の今朝のtweet-Vol-4

2023/05/02

眼積祝応の今朝のtweet-Vol-4

近視と乱視と老眼と:世の中には色々な目の人がいらっしゃる。それこそ同じ目の屈折異常の組み合わせを持つ人って、僕程度の顧客数で考慮すれば皆無ではないかな?

これが10万人単位になれば、多少話は変わってくるが、いずれにしても皆それぞれ多様な目の状態である事がとにかく言いたかった。

昨日いらした方も一見変わったお方だった。47歳男性で、そもそもレーシックの手術を経験されている。そしてそれから20年経過し、度が変化して、右目が近視、左目が遠視の状態に変化した。

変化はやむを得ないが、どうせなら右も左も同じ割合で変化して欲しいのだが、そうは問屋が卸さなかった。

そして47歳を迎える頃には首コリが酷くなり目かな?と疑い、うちの門を叩いた。

早速検査するがモノビジョンで近視の右目は近く用、遠視の左目は遠く用で使い分けだった。

遠くも近くも見えるから問題無。

視力「だけ」を基準にすれば確かに問題無い。でも僕は眼鏡で暮らしを支えたいと思っている。

だとするのなら何かしらお力になりたい、眼鏡でと考えるのだ。

先ずはモノビジョンを止めさせて両眼視を獲得させたい。

その為に左右の遠視近視乱視の屈折異常を完全矯正にした。すると裸眼視力は0.9だったが矯正視力は1.5へ改善した。

ご本人は老眼の自覚は無かったが、この状態で近くを見させる

すると僕からすると当たり前だが手元が見え難いと仰る。では遠くを見せなければ良いのだろうか?

それも選択肢の一つではある。

でもこのお方は全国を飛び回り、視察や訪問をしなくてはいけない人だった。そうなのであれば、わざわざ遠くを見えない状態にして焦点距離を近づけない方が良いと考えた。

結局相談し、遠くを見える状態を維持し、遠近両用レンズで手元もケアをする事を考えた。

デスクワークで長時間手元ばかり見ている訳でもないそうだが、それでもこの遠くが良く見える遠近両用レンズでは、近くの作業で悲鳴を挙げる可能性がある事を伝え、問題が生じたら手元用眼鏡を作る事を提案した。

これでお客様の首のコリが改善するのかどうかは不明だが、少なくとも両目で物を捉えるメリットが発生する。

それを感じて目の大切さ、眼鏡をきちんと調整する大切さに目覚めて頂ければ嬉しいと思った。

皆様も見えれば良いという考えはどうか一端捨ててご自分の目の状態を正しく知ってくださいね。

何しろ今の日本で目や眼鏡に関して正しい情報を手にするのは至難の業と言えます。

僕も含めて自称専門家が山ほどいますが、その方達が正しく情報発信をしているのかなんて誰にもジャッジ出来ません。

多くの方は、眼鏡なんてどこで作ったって一緒でしょと考え、

似合う似合わないと安い高い「だけ」で眼鏡選びをしています。

これは結果的に価格の安いお店にお客様は集中します。ですが安いからには理由がありますが、やはり専門的な教育を受けている訳でもなく、そして経験豊富な訳でもありません。

大手になればなるほど、価格が安くなればなるほどに

眼鏡を仕立てる手間を省き、人を育てる労力を削っていると理解してください。でも眼鏡は、本来は腰かけのアルバイトさんでどうにかなる商材ではありません。

でもそれを支持しているのも生活者の皆様です。そしてそれが常識になっています。

僕はその常識をひっくり返そうとしています。

眼鏡の素晴らしさも、そして安直に価格だけで選んだ眼鏡の怖さも伝えるべきです。更にいえば、業界の闇とも言うべき事実も僕は知っています。

それは消費者に正しい情報を伝えて来なかったという事実です。

これにより安直な接客で会社に利益を誘導しやすい店舗オペレーションになりますが、これは商業主義の弊害だとも言えます。

どうか皆様に僕の思いを伝えさせて下さいね。
僕はこんなコピーで業界改革を目指そうと決意しています。

「賢明なる顧客が健全な業界を育む。」

現状は不見識な消費者が不健全なマーケットを形成したのです。こんなマーケットは僕の知る限りでは日本だけです。海外からは笑われています。

僕の大好きな国、日本が嘲笑されて良い筈もないのです。

#眼鏡作製技能士
#両眼視機能検査
#プリズムメガネ
#斜視矯正
#像倍率補正レンズ
#姿勢矯正レンズ
#眩しさ対策レンズ

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。